レコード大賞の歴代司会まとめ。ジャニーズが出演しない理由とは

毎年どんなアーティストがノミネートされるか楽しみの「日本レコード大賞」。

気になるのはアーティストだけではなく「司会者」も。

2022年の男性司会者は、2012年から11年連続で安住紳一郎さん、女性は2020年・2021年の吉岡里帆さんから有村架純さんに変わりました。

そして人気アイドルグループの嵐をはじめジャニーズのグループがなぜ毎年ノミネートされないのか?

とネット上でファンが嘆いているようですね。

歴代司会者のエピソードなどまとめています。

また、2020年には嵐が出演し、レコ大10年ぶりの出場となりましたが、基本的にジャニーズタレントがレコ大に出ない理由についても迫ります。

日本レコード大賞の歴代司会者は?

1959年に始まった日本で最も古い音楽賞である「輝く!日本レコード大賞」。

音楽に注目が集まる中、司会者にも注目が集まっているようですね。

歴代の司会者はこちら。


第1回-第6回(1959年-1964年) 
 芥川隆行

第7回-第10回(1965年-1968年) 
三木鮎郎

第11回、第12回(1969年、1970年) 
高橋圭三

第13回(1971年)
 高橋圭三・山本陽子

第14回-第18回(1972年-1976年) 
高橋圭三・森光子

第19回、第20回(1977年、1978年) 
高橋圭三・久米宏・黒柳徹子

第21回(1979年) 
高橋圭三・檀ふみ

第22回(1980年) 
高橋圭三・渡辺謙太郎・中田喜子

第23回(1981年)
高橋圭三・渡辺謙太郎・竹下景子

第24回(1982年)
高橋圭三・児玉清・竹下景子

第25回(1983年)
高橋圭三・竹下景子

第26回(1984年)
森本毅郎・竹下景子

第27回(1985年)
森本毅郎・倍賞美津子

第28回(1986年)
森本毅郎・竹下景子

第29回-第30回(1987年-1988年)
関口宏・三雲孝江

第31回(1989年)
板東英二・楠田枝里子

第32回(1990年)
板東英二・和田アキ子

第33回(1991年)
石田純一・布施明・黒柳徹子


第34回(1992年)
神田正輝・黒柳徹子

第35回-第36回(1993年-1994年)
宮本亜門・牧瀬里穂

第37回(1995年)
西田敏行・中山秀征・渡辺真理

第38回(1996年)
堺正章・飯島直子

第39回(1997年)
堺正章・草野満代

第40回(1998年)
堺正章・江角マキコ

第41回-第42回(1999年-2000年)
堺正章・黒木瞳

第43回(2001年)
堺正章・米倉涼子

第44回(2002年)
堺正章・菊川怜

第45回(2003年)
堺正章

第46回(2004年)
堺正章・伊東美咲

第47回(2005年)
堺正章・綾瀬はるか

第48回-第49回(2006年-2007年)
堺正章・押切もえ・蛯原友里

第50回(2008年)
堺正章・上戸彩・松下奈緒

第51回-第53回(2009年-2011年)
堺正章・藤原紀香

第54回(2012年)
安住紳一郎・新垣結衣

第55回(2013年)
安住紳一郎・上戸彩

第56回(2014年)
安住紳一郎・仲間由紀恵

第57回(2015年)
安住紳一郎・仲間由紀恵

第58回(2016年)
安住紳一郎・天海祐希

第59回(2017年)
安住紳一郎・天海祐希

第60回(2018年)
安住紳一郎・土屋太鳳

第61回(2019年)
安住紳一郎・土屋太鳳

第62回-第63回(2020年-2021年)
安住紳一郎・吉岡里帆

第64回(2022年)
安住紳一郎・有村架純

有村架純 コメント
今回初めて『日本レコード大賞』の総合司会を務めさせていただきます。『レコード大賞』を一つの目標として頑張られているアーティストの方々とご一緒できるのはすごく幸せだなと感じております。

上記が過去の司会者の方々です。

2012年から2020年で9年連続、男性司会者は安住紳一郎さんで固定されていますね。

女性のほうは、好感度が高く間違いなさそうな女優さんが選ばれている印象です。

47回目まで大晦日に開催されていたレコード大賞ですが、視聴率が振るわなくなったこともあり、48回目から12月30日に開催されるようになりました。

まだ大晦日に開催されていた第32回(1990年)の和田アキ子さんは、同じ大晦日の裏番組の紅白にも出場歌手として出演し、史上初の出場・司会のダブル出演となりました。

第55回(2013年)は当時EXILEのリーダーHIROさんがパフォーマー引退もあり、妻である上戸彩さんとの共演が印象に残っている方が多いのではないでしょうか。

第60回・61回では、フレッシュな土屋太鳳さんの司会を無難にこなしました。

コロナ禍で無観客での開催となった第62回・63回では再び安住アナと吉岡里帆さんとなりました。

安住アナは第54回(2012年)から第64回(2022年)まで、実に11年連続となります。

歴代のレコード大賞になんで嵐やジャニーズグループがノミネートされないの?

その年を代表するアーティストが集まる「輝く!日本レコード大賞」ですがジャニーズがノミネートされていない事に疑問を抱くファンが多いようです。

ここ30年ほど、ジャニーズは事務所として、基本的にレコード大賞と関わっていないのです。

1987年の近藤真彦さんの「愚か者」を最後にジャニーズの受賞がありません。

1990年にアイドルグループ「忍者」がロック・ポップス部門にノミネートされましたが、演歌・歌謡部門を期待していた為、ノミネートを辞退したそうです。

以降SMAPが「世界に一つだけの花」をリリースしノミネートされたものの、「歌詞にあるようにナンバーワンよりオンリーワンを大切に歌ってきた」とこちらもノミネートを辞退しました。


また、ジャニーズ事務所の方針として、所属タレントに優劣をつけるような賞レースには参加しないと発表しました。

ジャニーズ事務所は他アーティストとの勝ち負けには関与させず、その圧倒的なブランドを守る方針が強いのでしょう。

ただ、売り上げランキングでは常に勝敗がついているわけで、賞レースで大賞を取れなくてもブランドが大きく傷つくとは思えません。

賞レースに参加しないというのは表面上の理由で、事務所と過去のレコ大関係者の間に裏事情があるのでは、という噂もあります。

2010年に近藤真彦さんが「最優秀歌唱賞を受賞をしたのは特別だそうで、「賞レースへの参加は一切ない」とジャニーズ事務所が発表している為、今後もジャニーズグループのノミネートは無いと言われています。

その代わり、紅白歌合戦には例年多くのジャニーズグループが出場しています。

ジャニーズ事務所、俳優の賞レースは解禁

ちなみに、歌の賞レースだけでなく、ジャニーズは日本アカデミー賞など、俳優でも辞退をしていました。

しかし2015年に突然の解禁、そしてその年、岡田准一さんが「永遠の0」で最優秀主演男優賞、「蜩ノ記」で最優秀助演男優賞をいきなり受賞したのです。

そのことに関して、映画関係者からは疑問の声が上がっていると言います。

ノミネートされながら最優秀賞を撮り逃すことを、避けていたのではないかということです。

2022年の特別賞には男闘呼組がノミネートされ、雪解けも感じられます。

レコード大賞も含めて、今後のジャニーズ事務所の動きが気になるところです。

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