山本アーセン(やまもと あーせん)さんは、母親は元世界チャンピオンの山本美憂、
祖父はミュンヘンオリンピックのグレコローマンレスリング57kg級7位の山本郁榮、
叔父は総合格闘家の山本”KID”徳郁、
叔母は元世界チャンピオンの山本聖子、
というレスリング一家の下に生まれたことは有名は話ですよね。
小学生の時は全国少年少女レスリング選手権大会で何度も優勝を飾り、中学1年の時には全国中学生選手権66kg級で3位を記録したそうです。
その後、グレコローマンレスリングが盛んで、近隣諸国にもアクセスしやすいという理由からハンガリーにレスリング留学しました。
ハンガリーではインターナショナルスクールのバビロン高校に通うとともに、スポーツ養成学校で練習を積んでいます。
ハンガリーナショナルチームの合宿などにも参加して力を付けて、年に2度開催されるハンガリーの国内選手権では7連覇を達成するまでになっていきます。
2013年にはジュニアオリンピックカデットの部に参加するために4年ぶりに国内大会に参戦すると、グレコローマンの69kg級で優勝を飾って世界カデット選手権代表に選出され、決勝でヨーロッパカデット選手権を3連覇しているトルコのセルカン・アッコユンを破り優勝をも果たした山本アーセンさん。
もちろん、日本人としてリオデジャネイロオリンピックを目指しましたが、ケガのため断念し、現在は東京オリンピックに向けて強化対象ターゲット選手に選ばれているのだそうです。
山本アーセンの父親は元Jリーガー
レスリング一家に生まれ、幼い頃からレスリングの英才教育を受けてきた山本アーセンさんですが、実の父親は元プロサッカー選手の池田伸康であり、出生名も池田怜だが、あまりにも優秀なレスリング一家に生まれたため、レスリングは4歳の時に始めたのも、きっと自然なことだったのでしょう。
母親の再婚を機に”アーセン”に改名
前述した通り、山本アーセンさんは元々は『池田怜(父親は池田伸康)』という出生名だったそうですが、母親である山本美憂が、エンセン井上結婚し、エンセン井上の故郷であるハワイに移住した際、“アーセン”に改名したそうです。
“アーセン”というのは、「athene=アテネ」という意味が込められているのだとか…。
若くして結婚。新妻のサポートのもと東京オリンピックへ挑む…!
若干20歳の山本アーセンですが、2016年の10月に一般女性と結婚したそうです。
お相手は一般女性とだけで国籍さえ明かされていませんが、ハンガリー生活も長く、ハンガリーを拠点としているだけに、ハンガリーで知り合ったのではないか、という憶測が広がっています。
山本アーセンさんの叔父である山本”KID”徳郁のインスタグラムによって明かされた情報によると、彼の結婚式は沖縄で行われたと思われます。
子供がいるという情報はありませんので、まだいないようです。
山本一家が集結し、大盛況のうちに行われた結婚式を終え、山本アーセンさんは妻のサポートのもと、東京オリンピックに向け、トレーニングに励んでいることでしょう。
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