今回は俳優の志村喬(しむらたかし)さんのご紹介です。
志村喬さんは、1905年3月12に日生まれ、1982年2月11日にお亡くなりになっています。
享年76歳でした。
志村喬主演「生きる」に再注目!
兵庫県出身で、舞台俳優を経て、映画俳優となり、時代劇などでご活躍されていました。
1952年には映画「生きる」に出演されています。
「生きる」は黒澤明監督で、主演として志村喬さんが出演されました。
モノクロ、スタンダードで143分の作品です。
東宝創立20周年記念作品です。
黒澤監督の作品の中でも、ヒューマニズムが頂点に達していると評価されています。
「生きる」というタイトル通り、その普遍的なテーマが描かれています。
第4回ベルリン国際映画祭にて、ベルリン市政府特別賞を受賞されてます。
また第26回キネマ旬報ベストテンで第1位を獲得しています。
よく黒澤映画の志村喬がいなければ、モーガンフリーマンはいなかったと言われています。
それくらい偉大な方だったのですね。
志村喬は日本のモーガンフリーマンとも言われています。
志村喬の記念館に是非、足を運んでみて!
志村喬さんの記念館が、朝来市にあります。
志村喬さんの出身地である、朝来市に記念館があるのですね。
様々な資料が展示されているので、興味のある方は是非、足を運んでみてください。
開館は9時からで、午後5時までとなっています。
入場は無料です。
休刊日は月曜日となっているので、注意してください。
もし月曜日が祝日の場合は、その翌日が休みとなっています。
海外からのファンも訪れることがあるようですよ。
志村喬さんの代表作「生きる」も海外の反応はすごかったようです。
黒澤映画には、海外のファンもとても多いですよね。
時代を経てもなお、人気のある作品です。
まだ見たことがない方は是非、ご覧になってみてくださいね。
志村喬の「生きる」の名言紹介!
最後に「生きる」の名言を振り返ってみましょう。
人生を楽しむことは義務ですよ
こういった名言は、映画を見終わった後も、心に残りますよね。
人生を楽しめていない人は、ぎくっとしたかもしれません。
人生を楽しむことは義務、そう思えば、一度しかない人生をもっと楽しまなくてはと、前向きに思えますね。
また
覚えているのは、ただ忙しくて退屈だった
という名言もあります。
サラリーマンとして30年間という長い時間を過ごしてきたことが、無駄だったと思ったシーンですね。
確かに、サラリーマンの仕事は忙しく、退屈な日々かもしれません。
そこに気付いた時に、どうするか、ということが大切なのかもしれませんね。
最後に紹介するのが
わしは人を憎んでなんかいられない。わしにはそんな暇はない
という名言です。
こういった名言が「生きる」には盛り込まれています。
映画での台詞は、胸にぐっと刺さるものがあります。
志村喬さんが主演した「生きる」を観て、気づかされることがきっと多いでしょう。
今一度、ご覧になってみてくださいね。
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