2005年に亡くなっている韓国の女優、イウンジュさん。
自宅のドレスルームにて首を吊っていとされ、自殺で亡くなったことが明らかにされています。
イウンジュの死因はスカーレットレター?遺書の内容とは…
イウンジュさんの遺書とされるものの内容には、脚本に関する困惑と悲しさがつづられていたとのこと。
「やらなかったらこんなことにはならなかった」「どうして私にあんな本(脚本)を渡したのか」などの記載もあったのだとか。
これらの記載は、映画「スカーレットレター」の脚本のことであるとされています。
映画「スカーレットレター」は、刑事と妻、愛人の愛憎劇が描かれる激しい描写のある作品として知られています。
この映画でイウンジュさんは刑事の愛人役を演じていました。
劇中にはトランク内での壮絶なシーンが20分ほど続くとされ、また悲鳴や血まみれの映像などが組み込まれているとのこと。
遺書とされる文章には「どうして強要したのか」という部分もあり、それがこの映画を連想させている部分があるようです。
さらに、精神状態が安定しない状況も綴っていたというイウンジュさん。
「自分の感情がコントロール出来ない人間になってしまいました」との記載があったのだとか。
生前には不眠症とうつ病の治療も行っていたことが明らかとなっています。
イウンジュに恋人の存在も…
亡くなる2年ほど前には、交際していた恋人がいたというイウンジュさん。
その恋人は、俳優のキムジョンヒョンさんだったことが明らかとなっています。
イウンジュさんは、別れてからもキムジョンヒョンさんの事を忘れられなかったと言われているのだとか。
また、キムジョンヒョンさん自身もイウンジュさんの周囲からそういった話を聞いていたとのこと。
さらにイウンジュさんの母親から「(キムジョンヒョンさんと結婚していたら)こんなことにはならなかったのでは」とする発言を受けたこともあったのだとか。
俳優業を続けるかどうか悩んだというキムジョンヒョンさん。
しかしイウンジュさんが亡くなり1年半ほど経ったころ、復帰を果たしたのだとか。
イウンジュの葬儀については…
イウンジュさんの葬儀は、京畿道城南市にあるソウル大学病院で行われたとのこと。
葬儀には「スカーレットレター」で共演した俳優のハンソッキュさんも参列しました。
また、「バンジージャンプする」での共演経験のあるイビョンホンさん、親交があったとされるロック歌手のチョンイングォンさんも参列。
現在も女優として活躍するムングニョンさんも葬儀に出席し、泣きながら追悼の辞を読んだことが明らかとなっています。
葬儀に参列した俳優陣はとても多かったようで、イウンジュさんと人望を感じるとの声も上がっていました。
出棺式には、両親や親族が10人出席したとされています。
さらに、葬儀に参列していた女優のキムソヨンさんは、イウンジュさんの命日には追慕式を行っているとのこと。
12年経っても追慕式は続けており、命日にイウンジュさんの母親や所属事務所の関係者と食事をしているのだとか。
所属事務所の代表は、キムソヨンさんを見るとイウンジュさんを思い出すと語っています。
キムソヨンさんとイウンジュさんの親交の深さを感じますね。
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