砂川啓介、死去後のトラブル。死因はがん。妻は大山のぶ代、子供がいない理由とは

若かりし日は体操のお兄さんとして活躍していた俳優、タレントの砂川啓介(さがわ けいすけ)さん。
大山のぶ代さんの夫としても知られていますよね。

砂川啓介の妻は大山のぶ代

はいだしょうこさんや佐藤弘道さん、横山だいすけさんなど子供番組に出演していたお兄さん、お姉さんが番組卒業後に民放で人気となる事が多々あります。
砂川啓介さんもそんな一人。


砂川啓介さんは1961年から「うたのえほん」で初代たいそうのお兄さんを担当。
1966年に「おかあさんといっしょ」に統合されてからも1969年までたいそうのお兄さんとして番組に出演していました。

そんな砂川啓介さんの妻は大山のぶ代さん。
ドラえもんやダンガンロンパシリーズの「モノクマ」声でお馴染みですね。

1963年の舞台「孫悟空」で共演したことがきっかけで1964年に砂川啓介さんと大山のぶ代さんは結婚。
大山のぶ代さんは、おかあさんといっしょの人形劇ブーフーウーで声優を務めており間接的に共演していた二人ですが面識は殆どなかったそうです。

結婚してからは芸能界きってのおしどり夫婦として知られた砂川啓介さんと大山のぶ代さん。
1988年に出版した料理本の「啓介・のぶ代のおもしろ惣菜170」は100万部を超えるベストセラーとなり、1991年に続編となる「啓介・のぶ代のおもしろ酒肴」を出版。
大山のぶ代さんはドラえもんの声で人気を博してからも常に一歩下がり砂川啓介さんを立てる良い奥さんだったそうです。

そんな素敵な夫婦に悲劇が訪れたのは2012年のこと。
大山のぶ代さんが認知症となり記憶力が低下したため、トイレに行くことも出来なくなってしまったそうです。

亭主関白だったという砂川啓介さん。
愛する大山のぶ代さんのために仕事を辞めて家政婦と共に妻の介護をすることに。

当初は妻のイメージを守るために認知症という事実を隠していた砂川啓介さん。
2015年5月にカミングアウトした時には世間に衝撃が走りました。

砂川啓介に子供がいない理由

1964年に大山のぶ代さんと結婚した砂川啓介さん。
大山のぶ代さんが32歳の頃に長女を出産するも死産。
38歳の時には二女を出産しますが先天性心臓疾患のため3か月で亡くなってしまいます。

その後、大山のぶ代さんは出産していないため砂川啓介さんに子供はいません。
砂川啓介さんは著書で

2度の不幸から、『また同じことが繰り返されるのではないか』という葛藤やトラウマに囚われ、セックスレス(恐怖症)となってしまった

と告白しています。
大山のぶ代さんは心身共に大きな傷を負っていたのですね。
自分が声優を務めるドラえもんを子供と一緒に見たかったことでしょう。

砂川啓介の死因はがん

2012年から痴呆を患った妻を介護していた砂川啓介さん。
妻のために健康でいなければなりませんでしたが2013年に胃癌が発見されました。

幸いにも初期の胃癌だったため手術で取り除けましたが砂川啓介さんは抗がん剤治療は行わず。
この時の癌が原因となったのかは不明ですが砂川啓介さんは2016年に尿管癌を発症。

尿管癌の治療に専念するため砂川啓介さんは大山のぶ代さんを老人ホームに入れています。
これまで介護を続けていた妻を老人ホームに入れるのは苦渋の決断だったことでしょう。

その後、砂川啓介さんは放射線治療や抗がん剤治療のために十数回の入退院を繰り返すことに。
砂川啓介さんは闘病中も大山のぶ代さんの心配をしていたそうです。


1日でも大山のぶ代さんよりも長生きしなければ、という決意のもと癌と闘っていた砂川啓介さん。
2017年6月13日に脳梗塞で入院すると同年7月11日に尿管癌のため亡くなっています。

砂川啓介の死去後に騒動

2017年7月11日に亡くなった砂川啓介さん。
喪主は大山のぶ代さんでしたが通夜と葬儀に姿を見せませんでした。

最後まで大山のぶ代さんの事を気にかけていた砂川啓介さん。
二人の間には子供がいないため砂川啓介さんが亡くなった後に大山のぶ代さんの面倒を見てくれる人がいなくなってしまいます。

そこで砂川啓介さんは30年以上も夫妻のマネージャーを務める小林明子さんに大山のぶ代さんの事を頼んでいました。

砂川啓介さんはお世話代として毎月一定金額を小林明子さんに渡していたそうです。
また、砂川啓介さんの兄弟を成年後見人として財産の管理を任せているようです。

砂川啓介さんのこの行動が今になって騒動を引き起こしていると噂されています。
マネージャーの小林明子さんに毎月一定の金額を払っていることに対して「その約束は本当か」と砂川啓介さんの親族が不信に思っているんだとか。
一方の小林明子さんは成年後見人が大山のぶ代さんの事を第一に考えてくれるのか不安なようです。
成年後見人は本人の意思とは関係なく大山のぶ代さんとマネージャーの契約を解除することが出来ますし、大山のぶ代さんを費用が安い他の介護施設に入所させることも可能です。


それだけの権力を持つ成年後見人なので砂川啓介さんは信頼できる人を成年後見人にしているはず。
でうが砂川啓介さんにはかなりの遺産があったと言われていますので、成年後見人が財産を自分の好きなように使おうとする可能性は捨てきれません。

大山のぶ代さんが穏やかにに余生を送れることを祈るばかりですね。

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