国内外を問わず、これまで数多くの旅を続けてきたエッセイスト・国井律子(くにいりつこ)さん。
オートバイのほか、車、サーフィン、アウトドアなど多趣味を生かした著作を発表しています。
私生活では2011年に結婚。
夫はどんな男性なのか気になりますね。
妊娠・出産を経て2児の母親になった今、アウトドアの楽しみ方も変わってきたとのこと。
旅先で事故に遭わないコツもあるようですよ。
ツーリング番組で共演した清水国明さんについても取り上げます。
国井律子が結婚した夫は?
玉川大学卒業後、就職という形で社会人にならなかった国井律子さん。
当時のことを「何も考えてなかった」と振り返ります。
言葉尻だけをとらえれば、いかにも若者の気楽さ、のん気さが漂いますが、おそらくまだ自分の居場所を探している最中で、とりあえず就職する気にはなれなかったのでしょう。
そんな時、知人が乗っていたハーレーダビッドソン・スポーツスターに心を奪われます。
2009年、34歳の時に意を決して、オートバイで世界一周の旅に出発した国井律子さん。
旅人としての挑戦であり、またプロの物書きとして旅行記を出版する目的もありました。
しかし何より国井律子さんの背中を押したのは、次のステージに進むため大きな目標をクリアすることだったそうです。
その頃、友人たちはみな結婚し、母親になっていました。
国井律子さんは女性として自分もそこに到達したかったと話しています。
自分でたてた目標を達成することで気持ちにけじめをつけたかったのかもしれませんね。
その後、自身の36歳の誕生日である2011年8月25日に、趣味を通じて知り合った男性と結婚。
バリ島で家族だけでお祝いをしました。
夫は3歳年下で、ブログでは「エグさん」と呼んでいます。
独身時代はすべて外食で、1ヶ月の食費が軽く10万円を超えていたという国井律子さん。
結婚後は自炊に努め、月3万円におさえることを夫と決めたそうです。
国井律子、妊娠・出産でアウトドアにも変化が!
2013年5月3日には2200gの長男を帝王切開で出産。
つわりはなく、臨月の妊婦さんにありがちな骨盤や脚の付け根の痛み、脚のむくみ、食欲不振などの症状もみられず、気持ちも安定していたようです。
マタニティヨガのレッスンにも週に一度通っていたのだそう。
2018年5月には次男が誕生。
次男出産にあたって選んだのは杉山産婦人科という産院でした。
国井律子さんによると、帝王切開で二人目以降を出産する予定の妊婦さんには自信を持っておすすめできる産院なのだとか。
3食おやつ付きの豪華な食事、アロマエステ、ヘッドマッサージ、フットマッサージなど、至れり尽くせりの対応だったようです。
2人の男子を授かり母親となってからは、アウトドアの楽しみ方にも変化が表れたそうです。
以前のようなソロツーリングはもちろん、二夜連続で家を空けることもできなくなりました。
今はキャンピングカーで家族で旅するのが楽しいと語っています。
もう少し息子が大きくなったら、ご自慢のハーレーダビッドソンにタンデムで乗れるかもしれませんね。
女性ライダーはめったに事故を起こさない?
北アメリカ、オーストラリア、ヨーロッパ、アジアをバイクで走破した国井律子さん。
旅先で事故や危険な目に遭うことはなかったといいます。
その理由は、臆病な性格のため無理はしないからだそう。
臆病というのは、言い換えれば慎重ということでもありますね。
「これはマズイぞ」というのは肌で感じるそうです。
国井律子さんは、いつも女性ライダーに言っていることがあるのだとか。
それは、女性がバイクに乗っても大きい事故はそうそう起こさないということ。
女性は男性のように仲間たちとバトルをしたり、無謀にコーナーを攻めたりしないからだそうです。
事故を起こさないように気をつけてさえいれば、女性でも楽しく乗ることができるのがバイクというわけですね。
国井律子と清水国明がツーリング番組で共演!
2007年にNHKのBSで放送がスタートし、シリーズ化されていた『気ままに寄り道バイク旅』。
清水国明さんと国井律子さんのバイク好きコンビが、風の向くまま気の向くまま、バイクに乗って日本各地を旅する人気ドキュメンタリー番組でした。
初夏の北海道横断編、みちのく編、鹿児島編などが放送されましたが、清水国明さんは2008年の東北編のあとに十二指腸潰瘍を克服し復活するなどのハプニングも。
この番組を観て国井律子さんのファンになったという視聴者も多いことでしょう。
バイク乗りにとっては伝説のドキュメンタリー番組です。
今でこそ太陽の下が似合いますが、学生時代はかなり不健康な生活を送っており、毎日のように朝までクラブで遊んでいたという国井律子さん。
ハーレーと出会ったことで人生が変わったのでしょう。
多くのライダーが憧れる存在として、これからもバイク三昧な日々を楽しんでほしいものです。
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