林家正蔵(9代目)の家系図。一門を統率&海老名香葉子が襲名反対。師匠3人?落語家としての評価

林家一門の最高位である「林家正蔵」を名乗る九代目 林家正蔵(はやしや しょうぞう)さん。

人気だけでなく落語家として高く評価されている何よりの証明と言えるでしょう。

今回は、正蔵さんの家系図や家族について調べてみました。

林家正蔵のプロフィール

本名: 海老名泰孝(えびな やすたか)

生年月日: 1962年12月1日

身長: 168cm

血液型: A型

出身地: 東京都台東区根岸

最終学歴: 東京都立竹台高等学校

所属: 落語協会、ねぎし事務所(マネージメント)

林家正蔵の家系図が凄すぎる

落語家やタレント、声優など多彩な活躍を見せる九代目 林家正蔵さん。

落語協会副会長や城西国際大学の客員教授など落語の普及と後進の育成にも多大なる貢献をしています。

「林家こぶ平」を名乗っていた頃は落語家よりもタレント活動の方が多忙。


明るいキャラクターといじられキャラでお茶の間の人気者でした。

かつては高座よりもテレビが活動の中心だった正蔵さん。

ですが「九代目 林家正蔵」を襲名した事を機に落語メインにシフトチェンジ。

真摯に落語の修行に取り組む事で日に日に評価を高めています。

そんな正蔵さんと言えば落語界きっての芸能一家として知られています。

父は初代 林家三平さんで母はエッセイスト、作家の海老名香葉子さん。

長姉が元女優の海老名美どりさんでその夫が俳優の峰竜太さん。

次姉はシンガーソングライターの泰葉さんでその元夫が春風亭小朝さん。

更に弟が二代目の林家三平さんでその妻は女優の国分佐智子さん。

世襲制度ではない落語界でこれほど豪華な家系図にはそうお目にかかれません。

また、長姉・美どりさんの息子である下嶋兄さんもタレントとして活躍中。

自身の長男である林家たま平さんもドラマの出演をきっかけに大ブレイク。

一躍注目を集める若手落語家となりました。

家系図がまだまだ豪華なものになっていくことは間違いなさそうです。

子供は3人いるが孫はまだ

正蔵さんの子供は、たま平さんだけではありません。

たま平さんより前、1991年に長女の海老名あづきさんが誕生。


1996年には、第3子となる次男が誕生しています。

次男も正蔵さんの下で修業を積み、見習いを経て「林家ぽん平」として活動中。

つまり、子供は全部で3人いるということです。

そこで気になるのは、孫の存在ですね。

3人とも成人しているので、結婚して子供がいる可能性はあります。

ですが、子供たちの結婚情報は出てこないので、まだ全員が独身ではないでしょうか。

となると、家系図の中に孫が含まれることもないわけです。

いつかは3人のうちの誰かが結婚するとしても、まだ先のことになるのでしょう。

2023年で61歳の正蔵さんは、その日を密かに待ち望んでいるのかもしれませんね。

長男は家系図に名前があるだけで実際は絶縁?

正蔵さんの家族の話題では、「実は親子の縁を切っているらしい」という話も出てきます。

長男が入門する際、譲れない条件として絶縁を突きつけたのだとか。

息子を一人前の落語家にするためとはいえ、これはかなり厳しいですね。

噂が本当なら、家系図には組み込まれているものの、それは形だけのこと。


実際の生活の中では、親子としての交流がまったくないということになります。

お互いが納得しているとしても、なんだか悲しい関係ですね。

ですが、よくよく調べてみると、完全に家族でなくなったわけではないようです。

絶縁したという衝撃的な話は新聞などでも報道されましたが、そこでの正蔵さんの発言によると、勘当はあくまでも修行中限定。

しっかり鍛える間だけは、親子の関係を取り払って厳しくやるということなのでしょう。

弟子入りしたら修行中はとにかく親子の縁を切りますよと。

これには、妻である海老名有希子さんの助言もあったのかもしれません。

たま平さんは、ヨネスケさんとの対談動画で入門時のことを振り返り、母親が絶縁に反対していたことを語っています。

正蔵さんに完全な絶縁の意思はなかったと思われますが、まさかの発言に驚いた有希子さんが、慌てて止めに入ったのでしょうか。

詳しいことは不明ですが、正蔵さんとたま平さんがまだ親子であることは間違いなさそうです。

林家正蔵が一門を統率している

落語界の名門の一つとして知られる「林家一門」。

正蔵さんに弟の三平さん、こん平さんにたい平さんなど多くの人気落語家が在籍しています。

かつては父である初代 林家三平が率いていた林家一門。


1980年に初代三平さんが亡くなってからは一門の中心となったのは当時、林家一門で唯一の真打であったこん平さん。

その後、多くの真打を誕生させました。

初代三平さんの息子が「林家正蔵」と「林家三平」を襲名出来たのも、こん平さんの指導のおかげと言えるでしょう。

ところが、こん平さんは多発性硬化症を発症し落語家として活動する事が困難に。

そのため林家一門は正蔵さんが統率する事になりました。

正蔵さんが林家一門を統率するようになったのは「九代目 林家正蔵」を襲名した直後。

林家の留名「林家正蔵」加えて林家一門も背負って立つ事となりました。

普通の人であればプレッシャーに押しつぶされていたかもしれません。

ですが正蔵さんは見事に託された責務を全うしています。

数多くある一門の中でも結束が強い事で知られる林家一門。

正蔵さんの頑張りがその結束をより強固としている事は間違いないでしょう。

林家正蔵(9代目)襲名に海老名香葉子が反対

「昭和の爆笑王」と呼ばれた初代 林家三平を支え続けた海老名香葉子さん。

三平さんが亡くなってからも大女将として大きな影響力を発揮していました。

そんな香葉子さんは「九代目 林家正蔵」の襲名を渋っていたそうです。


正蔵さん自身も当初は「林家正蔵」を名乗るという目標は持っておらず、30年近くも名乗っていた「林家こぶ平」の名前を大きくしていくと思っていたそうです。

そんな正蔵さんに襲名の話を持ち掛けたのは上野にある鈴本演芸場の席亭。

ですが香葉子さんは「器ではない」と何度も断ってしまったんだとか。

それでも席亭は諦めることなく何度も足を運んだそうです。

席亭の熱意に押されるように林家正蔵さんは関係各所に襲名を相談。

春風亭小朝さんをはじめとする先輩達に強く襲名を勧められたことで「九代目 林家正蔵」を襲名する事を決意したそうです。

林家の留名である「林家正蔵」。

この名を襲名するという話が出ることは落語家として名誉な事といえるでしょう。

ましてや息子にそのような話が出れば二つ返事で賛同してしまいそうなもの。

ですが香葉子さんは襲名の話を何度も断っています。

林家一門の大女将として名前に相応しい実力が無いものが「林家正蔵」を名乗る事が許せなかったのかもしれません。

実の子供だから、と甘やかすのではなくきっちりと一線は引く。

香葉子さんのような大女将がいるから林家一門は安泰して繁栄出来ているのかもしれません。

林家正蔵の師匠はだれ?

林家正蔵さんは1978年4月に父である初代 林家三平さんに弟子入り。

ですが三平さんが亡くなってからは、こん平さん門下となっています。


つまり正蔵さんの師匠は三平さん、こん平さんの2人。

ですがこれはあくまでも落語界での話。

実は正蔵さんには「親」と慕う人がもう一人いるんです。

その人はタレントのヒロミさん。

「モグモグGOMBO」という番組で役10年に渡って共演していました。

正蔵さんの「いじられキャラ」もこの番組で確立されたもの。

ヒロミさんのおかげでお茶の間の人気者となれたといっても過言ではないでしょう。

そのためヒロミさんの事は「育ての親」と思っているそうです。

林家正蔵の落語家としての評価

「いじられキャラ」で人気を博した林家正蔵さん。

タレントとして活動する事が多かったこともあり落語家として正当に評価をされない事が良くあります。

ですが正蔵さんは史上最年少で真打に昇進するなど落語家としての腕前は確か。

「林家正蔵」を襲名してからは寄席や独演会など高座に積極的に出演。

父である初代三平さんは漫談風の落語で人気を博しましたが、正蔵さんが得意とするのは人情味溢れる古典落語。


2015年には文化庁芸術祭優秀賞も受賞するなど著しい成長を見せています。

姿を現すだけで場内の雰囲気が明るくなると人柄も高く評価されている正蔵さん。

名実ともに落語界のトップとなる日はそう遠くないかもしれません。

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コメント

  1. でも落語は下手だけどな。