1982年の結婚・引退後は一度も女優業に復帰することがなかった元女優の紀比呂子(きのひろこ)さん。
突然のバラエティ番組への登場に往年のファンは驚いたことでしょう。
今回はまず、結婚した旦那さんや現役時代に交際が報じられた火野正平さんについてみていきたます。
あわせて「金沢店」という検索ワード、両親、人気ドラマ『アテンションプリーズ』についてもお送りします。
紀比呂子のプロフィール
本名: 福田博子(旧姓: 佐藤)
生年月日: 1950年4月11日
血液型: B型
出身地: 東京都世田谷区
最終学歴: 成城大学 短期大学部 生活文化コース(中退)
紀比呂子が結婚した旦那は?
紀比呂子さんは女優の三條美紀さんを母にもち、10代でドラマ『風の中を行く』に初出演。
以降、『アテンションプリーズ』『時間ですよ』『コートにかける青春』などのドラマで人気を集めました。
『コートにかける青春』では母娘共演していますね。
#レコード 屋グリグリ新入荷 #歌謡曲 #シティポップ #ニューミュージック #紀比呂子 #仲宗根美樹 #浅川マキ #大宮 レコードショップ https://t.co/fhMxtNgBCS pic.twitter.com/29kecvr0FE
— SOUND FINDER (@soundfinder) 2018年7月22日
2018年11月放送の『行列のできる法律相談所』で、IKKOさんの会いたい人として登場したことも話題になりました。
昭和のアイドル女優の久々のお目見えとあって反響は大きかったようです。
IKKOさんに感謝した紀比呂子ファンは多かったことでしょう。
引退から約35年経っていた頃ですが、当時の面影が残っているところはさすが元女優です。
出会いは中学時代
結婚を機に引退したのは1982年、32歳の時でした。
旦那さんとなった男性は2歳年上の中学の先輩で、富山テレビの会長の御曹司。
大学卒業後は故郷にUターンして金沢市のホテルに勤務し、のちに副社長に就任したそうです。
長いことお互いに結婚相手として意識しないまま良好な関係が続いていたようで、男性がお見合いで結婚した際には紀比呂子さんも友人として式に出席。
ほどなく男性が離婚すると、二人は頻繁に会うように。
やがて紀比呂子さんはプロポーズを受けます。
結婚にあたって紀比呂子さんは、遠回りしたけれど、いちばんいい人と結婚できたとコメント。
家庭を優先するために芸能界を引退し、金沢で新婚生活をスタートしました。
妻の意思を尊重する優しい夫
前述のとおり、結婚後は芸能界を引退し、一般人として生活している紀比呂子さん。
旦那さんは辞めることを望んでいたわけではなく、「続けても辞めてもどちらでもいいよ」という考えだったのだとか。
これは無関心ということではなく、紀さんの気持ちを尊重したい気持ちだったものと思われます。
人気女優として活躍していれば、今後の活動への意欲が強い可能性はありますよね。
そんな妻の気持ちを想像し、決断を任せたのだとすると、とても優しい旦那さんのようです。
ですが、紀さんは最終的に引退を選択しました。
当時の紀さんに「まだやりたい」という気持ちがあったかどうかは不明ですが、理由は子育てという噂があります。
仕事と子育てを両立できるか考えた結果、難しいことがわかったため、仕事を辞めて育児に専念したというのです。
芸能人が出産した場合、子育てをしつつ仕事を減らして続ける人と、辞めて子育てに専念する人の2タイプがいますよね。
紀さんの場合は、家庭を優先したかったのでしょう。
こうした決断ができたのも、相手の気持ちを尊重する夫のおかげなのかもしれません。
離婚しない理由はプライドを守るため?
詳しくは後述しますが、2023年現在、紀さん夫妻には別居中との噂があります。
ですが、離婚の発表はいまだになく、別々の家で暮らす生活を続けているようです。
一緒に暮らせないなら離婚も時間の問題のように思えますが、実際は別れるつもりはないのでしょうか。
離婚しない理由について紀さんが語ったことはないようですが、一部では「夫のプライドのためでは?」という噂もあります。
旦那さんを傷つけたくないため、離婚せずに踏みとどまっているというのです。
中学時代に知り合い、長い時間を過ごしてきたことも影響し、そう簡単には離婚を選択できないのかもしれませんね。
噂の中には「別居していても仲は良い」という説もあり、今後も離婚発表が出る可能性は低そうです。
火野正平と交際の噂
旦那さんが前妻と結婚式を挙げた頃、紀比呂子さんはというと、火野正平さんとの交際が報じられるなど恋多き女性としてメディアを賑わせていました。
現役時代に交際を報じられた火野さんは、多くの女性芸能人と浮名を流した元祖プレイボーイ。
華々しい女性遍歴を持つ男性芸能人を、よく「平成の火野正平」と形容しますね。
紀比呂子さんとの恋愛報道があった年にはホーン・ユキさんやりりィさんとも親密な関係にあったようです。
この人のすごいところは、別れた女性たちに悪口を言われないところ。
おそらく別れ方がスマートなのでしょう。
これもひとつの才能といえそうです。
紀比呂子の検索ワード「金沢店」とは
結婚後は金沢に移り住み、2児に恵まれた紀比呂子さん。
夫婦仲も良好で、旦那さんは紀比呂子さんの誕生日には欠かさずバラの花束を贈っていました。
ところが2000年に旦那さんのホテルが倒産。
この時に紀さんは金沢から東京に生活拠点を移し、前述のとおり別居状態となったようです。
その後は女優業復帰のオファーを断り、調理師免許を取得して、2002年には金沢家庭料理の店「はく」をオープン。
検索ワードの「金沢店」はおそらくこのお店のことでしょう。
2023年現在、紀比呂子さんは世田谷区砧にある「はく」の女将として店を切り盛りする毎日。
お店の評判もいいようですね。
最寄り駅は小田急線の祖師ヶ谷大蔵駅、駅からは徒歩約5分。
往年のファンにとってはぜひとも訪れてみたいお店でしょう。
紀比呂子の両親について
母親は2015年に86歳で他界した女優の三條美紀さんです。
以前の芸名は三条美紀さん。
大映入社後に撮影所の職員を経て、1946年に『君かと思ひて』でスクリーンデビュー。
若尾文子さんや山本富士子さんが現れるまでの大映を支えた女優です。
黒澤明監督の『静かなる決闘』や大河ドラマ『おんな太閤記』など多くの名作に出演しましたが、若い世代には今ひとつピンとこないかもしれませんね。
大ヒットした1976年版『犬神家の一族』で、高峰三枝子さん、草笛光子さんとともに犬神家の三姉妹を演じた人です。
犬神松子:#高峰三枝子 右
犬神梅子:#草笛光子 左
犬神竹子:#三条美紀 中この三人が夜中に押し入って来て父親の愛人をしばきまくり、家宝をふんだくって行った。#犬神家の一族 pic.twitter.com/dQ1RNyum2L
— 必殺必転しごき屋稼業 (@jidaigekhissatu) 2018年5月15日
父親については情報が出ていません。
紀比呂子さんが引退して40年以上たっていることや、三條美紀さんもあまりプライベートを語らなかったことも情報がない一因なのでしょう。
『アテンションプリーズ』でお茶の間の人気者に!
紀比呂子さんは本名を福田博子さんといい、1950年4月11日、東京都世田谷区に生まれました。
『アテンションプリーズ』は紀比呂子さんを一躍人気スターに押し上げた高視聴率ドラマ。
同じく人気ドラマだった『サインはV』の後を受けて1970年にスタートしました。
佐賀県出身の少女が訓練を経て国際線のCAになるまでを描く、スポ根ならぬ職業根性ものでした。
同作で紀比呂子さんはヒロイン・美咲洋子役をみずみずしく好演。
『サインはV』の笵文雀さんも出演していました。
【70年代のテレビドラマ】
「空」をテーマにしたドラマでこれに勝るものはない。
主題歌もとても綺麗だった。
(私的感想)#アテンションプリーズ
1970年
昭和45年#紀比呂子 pic.twitter.com/d5PZdzS4Fa— のり (@biz_blaso) 2019年10月23日
2006年には上戸彩さん主演でリメイクされていますね。
女優業復帰の要望があったにもかかわらず、小料理屋の女将に転身した紀比呂子さん。
固い決意の芸能界引退だったことがうかがえます。
紆余曲折を経た今は、メディアへ露出することで常連客に迷惑がかかることだけは避けたいのではないでしょうか。
関連記事
小鹿みき、現在(2023)は名古屋でママ。火野正平との醜聞、結婚した夫は?
望月真理子の病気、死因は脳腫瘍。火野正平との関係。結婚や子供について
川口晶の現在(2023)。兄弟、家族も俳優、結婚した2人の夫。女優の経歴まとめ
新藤恵美の裁判問題。ボウリングの美しきチャレンジャー。現在と経歴まとめ
岡田可愛、病気や脳梗塞はデマ。結婚し子どもを出産&洋服ファッションをプロデュース
コメント
テレビから急に姿をみすことがなくなり心配してましたが元気そうでよかったです!
金沢の家庭料理のお店「はく」は2019年に閉業し、跡地はハンバーグレストランです。
紀比呂子様(福田博子さん)にはお世話になっている者です。この前お会いしましたよ!70過ぎても年相応に美しく&かわいらしい方です。芯もブレないし、言っていることは人間的に正しいことばかりで、チャランポランで刹那的に生きている私としては何時も頭が上がりません。
ところで、ここにもまた、触れらていますが、また、火野正平かよって言いたのです。事実は、御本人はやさしい人徳者だからさらっと受け流していますが、今でも内心ムッとしてますよ(この前もその話が出ました)。もともと日野正平氏とは何にもないのに、恋多き女とか(本当はあまりにも生真面目すぎる)、糞芸能マスコミ等が面白しくおかしく興味本位に書き立てた結果のインチキゴシップです。経緯を聞かせてもらった者としては、ご本人は今でも(と言っても、博子さん全盛時代を知る者は少なくても50代半ば以上で、それ以下は殆ど知名度すらない)一々反論するのもバカらしいとおもっていますので、この場をかりて私が言います。ゴシップは無し!1980年代にかけて女優等のゴシップが色々興味本位に書き立てられましたが、今よくよく考えると、事実としても、そんなにセンセーショナルなことではないことも多かったんじゃないか(勿論、個別の案件であったことも事実でしょうが)、後は興味本位のでっち上げが結構あったと思います(コメットさんの九重さん件もそうだと思いますよ。そうじゃないという人もいるが籾山さんの詳細なHP読むと)。
最近は、戸田恵梨香と水川あさみが男女交際じゃないけれども不仲報道に関して事実無根として糞芸能マスゴミに対して大反論していますが(上野樹里も加勢)、女優等のマスゴミ対する人権意識が高まってきた証だと思います(事実無根に対しては、凄く良いことだと思います)。ということで、私が思うこととしては、火野正平氏の件は博子さんから聞いたことを総合すると、再度、当時の芸能糞マスコミの捏造ということ(要するに取材対象の人権等はどうでもよく売れればよい、確かにそんな時代でしたが)でご理解願います(僕も、当時未成年ながら凄い人だといました。マスゴミの洗脳!)。あ、「はく」がまだやってようなことをろくすっぽ調べず、拡散している輩がまだおりますが、2年以上前に閉店しましたよ(食べログが閉店未確定と言っていますが、閉店に関しては僕が投稿したんですが、却下!理由はわかりませんが、食べログに嫌われていますな)。今は、「雪見」というハンバーグ屋(食べログに記載されていて、住所が同じならは閉店ということが証明される)でそこも休店ということです。