広瀬隆は病気で引退?娘や息子について。経歴&左翼の活動家

80年代から一貫して原発の危険性を訴えてきた作家の広瀬隆(ひろせたかし)さん。

国内外の膨大な資料にあたって真実に迫る作風が特徴で、『危険な話』『ジョン・ウェインはなぜ死んだか』などベストセラーも多いです。

講演活動にも積極的に取り組んできましたが、2023年は80歳ということもあり、病気や引退が囁かれているようです。

この記事では私生活にも目を向けて、娘や息子はいるのかを調査。

また、経歴のほか左翼の活動家としての広瀬隆さんについてまとめます。

広瀬隆が病気で引退?

広瀬隆さんが『危険な話』を発表したのは1987年でした。

原子力発電のしくみから原発事故が日本で起きる可能性、原子力産業の裏話までをまとめた同著はベストセラーになり、「広瀬隆現象」を巻き起こします。


2010年に刊行した『原子炉時限爆弾』では、大地震で原子力発電所が被害を受けることにより自然災害と放射能汚染の二重苦が生まれると警告。

その約半年後に東日本大震災と福島原発事故が起こり、またもや注目を集めることになりました。

ノンフィクション作家として長く原子力撤廃を訴え続けてきた広瀬隆さん。

ところが近年は当初と違い、さめた眼差しを向ける人々もいるようです。

広瀬さんの原発関係者への暴言は聞くにたえず、知性を疑うという声や、センセーショナリズムを狙ったトンデモ論だという声も。

広瀬隆さんは早稲田大学の理工学部を卒業していますが、本来は原子力の専門家ではありません。

これまでは反原発派の旗手として講演会で全国を飛び回ってきましたが、2018年の春頃からは講演の情報も出回っていないようで、病気や引退説も浮上。

調べてみると、2018年4月20日に脳出血で倒れていたことがわかりました。

その後回復したようで、翌年にオンラインメディアのAERA dot.ほか複数のサイトに寄稿しているのが確認できます。

2021年にも、福島原発の危険性を訴えた記事を寄稿しています。

いつどこで大地震による大事故が起こってもおかしくない。なぜ、即刻、全原発を廃炉にして、完全な対策を講じないのだ。

国民が忘れている、忘れたがっている問題に警鐘を鳴らし続けることは活動家としてあるべき姿とも言えます。

ただ、今後の講演スケジュールは出ていないようなので、講演活動ができるまでには回復していないのかもしれません。

何らかの後遺症が残った可能性もありますね。

広瀬隆に娘や息子はいる?

広瀬隆さんには少なくとも娘が一人いることがわかりましたが、息子については不明でした。

娘夫婦は東京・荻窪で自然食品の店「ころ」を経営しています。

講演では被曝対策として「ころ」の商品をPRしたこともあった広瀬隆さん。

聴講者としては一瞬ネタかと思ってしまいますが、放射性物質には酵母菌が入った生味噌が有効という論を展開し、娘の店の名前と電話番号をプロジェクターに映したといいます。

反原発の講演を家族のビジネスに利用しているという批判が殺到しても無理はないでしょう。

このようなことがあると、原子力撤廃運動そのものがうさん臭く思われるおそれもありますね。

ちなみに娘さんによると、データこそないものの、酵母菌の自家製味噌が被曝に効くという話は自然食品業界では常識なのだとか。

まさに科学的根拠のないトンデモ説といえるでしょう。

2015年に発売された「東京が壊滅する日」という書籍では、「あと1年で東京は放射能によるガンで壊滅する」という内容を記しています。

広瀬隆の経歴

広瀬隆さんは1943年1月24日、東京都生まれ。

早稲田大学理工学部を卒業後、大手メーカーの技術者を経て執筆活動に入り、医学書の翻訳を手がけながら反原発運動に取り組んできました。

1979年に「由木匡(ゆきただす)」名義で初の著作『魔術の花』を刊行していますが、これは小説です。


まもなくノンフィクション作家となり、1981年に『原子力発電とはなにか』『東京に原発を!』を発表。

続いて、がんに倒れたハリウッドスターとネバダ州で繰り返された核実験の関係性に切り込んだ『ジョン・ウェインはなぜ死んだか』を出版。

著作には歴史や経済関連の作品もありますが、広瀬隆さんはノンフィクション作家に転身した当初から原発問題をテーマにしていました。

広瀬隆は左翼の活動家?

広瀬隆さんがインタビューで「人間以下、サルにも劣る」と声を荒らげた一件が反響を呼んだようです。

ののしられた相手は安倍首相。

長きにわたる宿願の脱原発が認められないことへの苛立ちだったのでしょうか。

ネット上には「独善的」「サルはどっちだ」というあきれた声も。

広瀬隆さんの反原発運動は初期はすばらしかったのに、徐々におかしな方向へ向かってしまい、今では左翼の活動家にすぎないという見方も多いようです。

またその一方で、長年原発推進政策と闘ってきたことを重い事実ととらえて称賛する人もいます。

一般の人々にとって怖いのは、原発事故が健康に及ぼす影響についてのデマや風説が拡散すること。

これによって社会が混乱するおそれもありますね。

一人ひとりが情報の取捨選択を心がけたいところですが、専門的な知識のない一般人は権威ある人物の言葉を信じがちです。


書籍になっているのだから正しいと思う人もいるでしょう。

仮にビジネスとして活動に取り組んでいる人間がいるとしたら、その人の言葉はとても罪深いと思います。

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コメント

  1. 広瀬さんをデマ扱いするなんて酷いですね!

  2. ひどい記事だ!

  3. 明白な意図が隠されている、ひどい記事だ!

  4. 広瀬隆さんの講演を聞きたい。日本の歴史の裏側を知りたい。右翼だとか左翼だとか?好きですね(笑)。広瀬隆さんはとっても頭の切れる人。今の政治や過去の政治がおかしいと気づきを与えてくれる人。まだまだ著書も期待しています。

  5. このオッサンも戦後の揺り戻しの風にのって上手く飯を食ったタイプ
    最初は思想もなくただ批判するだけの軽薄なオッサンが、周りに担ぎ上げられて無駄に自信持って暴走しちゃったんだよなぁ…
    まさに何とかは密の味、もう一生目が覚めない方がいい人も多いだろうね

  6. もう一度 原発が暴発しても この人は 笑って死ぬだろうね
     原発が60年持つわけがない 30年故障しない車を知りません
    川内原発があと10年は持ちません 笑えます 日本はくるっています
    世界の実験場ですね

  7. 広瀬隆氏は左翼ではありませんよ、日本人のよりよき将来を考え憂いている人です、図らずも原発事故を半年前に予言してしまったそのために何百兆円もの損失を被ったんですから。

  8. 広瀬隆さんが、ウクライナ問題で沈黙しているのは残念です。
    真実を言い続けると、批判されます。
    たとえば、JR東海のリニアの開発推進の意義を議論する人は
    広瀬さん以外にいないとおもいます。