栗原はるみ、夫・栗原玲児の死去で喪失感。二人の出会いとは

結婚後、家族が気持ちよく暮らせるように日々の生活に工夫を重ねてきた栗原はるみ(くりはらはるみ)さん。

料理の腕を生かし、専業主婦から料理研究家に転身したのは夫・栗原玲児さんに背中を押されたからでした。

この記事では栗原玲児さんの死去や二人の出会いを取り上げます。

栗原はるみのプロフィール

本名:栗原はるみ

生年月日:1947年3月5日

血液型:AB型

出身地:静岡県下田市

最終学歴:成城大学短期大学部卒業

所属企業:株式会社ゆとりの空間 代表取締役

栗原はるみの夫は元キャスターの栗原玲児

もともと専業主婦だったこともあり、料理はもとより家事全般が大好きという栗原はるみさん。

好きなことが丸ごと職業になっているのは幸せなことと述べています。

テレビや雑誌での活躍のほか著作も多く、累計発行部数は2400万部を突破。


2005年には『Harumi’s Japanese Cooking』が料理本のアカデミー賞といわれるグルマン世界料理本賞のグランプリを受賞。

世界67か国、5000作品の料理書から選出されたもので、日本人初の快挙でした。

同著は世界十数か国で刊行されています。

栗原はるみさんは1947年3月5日、静岡県下田市生まれ。

2023年に76歳を迎えました。

1967年に成城短期大学部を卒業し、1973年、26歳の時に栗原玲児さんと結婚しています。

栗原玲児さんは慶應義塾大学出身の元キャスター。

NHKから民放に移り、ワイドショーの草分け的番組『木島則夫モーニングショー』や『スター千一夜』などに出演していました。

はるみさんより14歳年上であり、これが二度目の結婚になります。

前妻は歌手・女優の坂本スミ子さん。

カンヌ映画祭でパルム・ドールに輝いた『楢山節考』で老婆・おりん役を演じた女優です。

ちなみに坂本スミ子さんは主演女優の降板による代役主演でした。

栗原はるみさんは結婚当初から料理家だったわけではなく、結婚後10年は専業主婦。

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みなさんおはようございます。昨日は沢山の方にあさイチを見ていただいてありがとうございました。とても嬉しかったです。夕方、一息着きたくて庭のミントでスタッフにモヒートを作りました。ミントときび砂糖に小さく切ったライムを入れ木の棒でクラッシュしその中にクラッシュアイス、ラムに炭酸を入れてかき混ぜると出来上がり。ミントの香りがなんとも言えないほど爽やか。つい飲み過ぎました。私は今から収録。今日はもう金曜日早いですね〜楽しく元気にね〜。#栗原はるみ #kuriharaharumi #モヒート#玲児さんもカクテルを

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夫の帰りをかいがいしく待つ家庭的な妻だったと振り返っています。

仕事経験がなかったはるみさんは、玲児さんからの「僕を待つだけの女性にならないでほしい」「一度は社会にでてみなさい」という後押しを受けて料理家の道へ。

玲児さんが芸能界を退いたあとは夫婦で会社をつくり、公私ともに欠かせないパートナーになっていきます。

栗原はるみの夫・栗原玲児は肺がんで死去

肺がんの玲児さんを半年間看病し、自宅で看取ったのは2019年8月3日のことでした。

人はいつか亡くなることは理解していたはずなのに、いざ夫の不在に直面した時の喪失感は絶大だったと明かしています。

玲児さんは前年の6月、ペースメーカーの定期的な検査で肺がんが発覚。

通院で放射線治療を受けて寛解状態を迎えた時は、現代医療の恩恵に感謝したそうです。

けれどもがんは半年後に再発。

医師から告知を受けた玲児さんは、余命について冷静に訊ねたといいます。

余命が半年から1年とわかると、延命治療をしないこと、入院せずに最期まで自宅で過ごすことを決めました。

最後の1か月は食事はおろか水も摂れなくなっていたという玲児さん。

はるみさんは毎晩ベッドに横になるたびに、明日の朝目を覚ましたらもうこの世にはいないかもしれないと思い、恐怖で眠ることができなかったそうです。


専業主婦時代から、料理については玲児さんの評価をもとに試行錯誤を繰り返してきたといいますから、料理家・栗原はるみが誕生した背景には玲児さんの大きな存在があったといえるでしょう。

栗原はるみと栗原玲児の出会い

静岡県下田市出身の栗原はるみさん。

古風で厳格な家庭で育ち、料理といえば母親のつくるものしか知りませんでした。

そんな彼女が新しい料理の世界を知ることになったのは兄とその友人たちのおかげ。

彼らの仕事はデザイナーやカメラマン。

スポーツカーに乗るおしゃれでグルメな彼らは毎週末にパーティーを開いていました。

和食しか知らなかったはるみさんにはボーンステーキやマッシュポテトが新鮮に映ったのでしょう。

のちに「まるで人生が変わるような体験だった」と語っています。

栗原玲児さんは兄の友人の一人だったようです。

21歳で出会い、26歳で結婚。

二人は14歳の年齢差があり、玲児さんは離婚歴があったことから、はるみさんの母親に大反対されました。


当時は今ほど年の差婚に寛容ではない時代でした。

主婦ならではの身近な食材を使ったアイデアが幅広い年齢層に人気の栗原はるみさん。

そのレシピが多くの主婦に支持されている理由のひとつは、家族に食べさせたいという思いが根底にあるからかもしれません。

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コメント

  1. はるみさんもご主人も幸せだったんだなぁとつくづく思います。
    料理番組のはるみさんが大好きです❤️
    少しずつ笑顔がふえるよう応援してます。

  2. はるみさんがお料理を作られてる姿から
    喜んで食べて貰いたい感が溢れてます。
    食材を優しく扱われたり、お鍋を混ぜられてる動作に時間の余裕と優しさを感じます。作った料理を相手が食べられる前に「どうかな〜」って声掛けられたり
    褒められると笑顔で「あ〜良かった〜」や「有難うございます〜」の会話が
    ほのぼのしていて好きです。
    美味しいお料理を食べながら愚痴や悪口や喧嘩してたら駄目ですもんね。
    こんな素敵な会話をしながら我が家でも食べたいと思います。

  3. えっ?昔の方が年齢差がある夫婦には寛容だったでしょう