野末陳平(のずえ ちんぺい)さんは放送作家やタレントを経て国会議員にまでなりましたが、2020年には88歳にして再び国会を目指す意向を表明しました。
過去に発売された本で家族や老後について触れた内容に加え、霊感やプロレスとの関りについて見て行きます。
野末陳平が参議院選挙出馬するも落選
今年最後の野末陳平先生とのランチ。陳平先生、星組「ベルリン」観劇後、「ブロマイドを買った」と。
どなたのものをお買い上げかと見せて頂くと、なんと、瀬戸かずやさん。何故だ(笑) !? pic.twitter.com/lmP13R98m4— 立川らく次 (@rakuji_tatekawa) 2017年12月26日
2020年7月21日投開票の第25回参議院選挙には”元モーニング娘。”の市井紗耶香さんや、元格闘家の須藤元気さんなどが出馬しました。
そんな中、6月28日に野末 陳平(のずえ ちんぺい)さんが無所属候補として東京選挙区で立候補すると報道されました。
最近大きな話題になっていた「老後2000万円問題」などを巡る与野党の討論に怒り心頭だったそうです。
野末陳平さんは過去に参議院議員を4期務めたベテラン議員であり、サラリーマンへの税金の公平化を目指す「税金党」の党首でもありました。
ちなみに、民主党代表や大臣を歴任した海江田万里さんは野末陳平さんの秘書を務めていました。
「高齢者の生の声を反映させたい」との思いがあったそうですが、87歳という年齢や梅雨時期で体調を崩しやすい時期なので医師からも心配されていたそうです。
年齢や健康に不安を抱えていますが、ある意味でそんな野末陳平さんが出馬を決意するほど今の政治は劣化しているのかもしれませんね。
野末陳平さんは自ら「税金関連のエキスパート」を名乗るほど税制に詳しいので、複雑化した税制や税率に対する意見が注目を集めました。
選挙の結果、得票数91,000で落選。
とにもかくにも、出馬は税制について政界へ一石を投じることとなりました。
野末陳平の家族や老後生活を取り上げて話題に
大阪は2466フィットの周りでは 85歳・野末陳平氏 老後を楽しむ「男のヘソクリ500万円」術(マネーポストWEB) https://t.co/MdTDfOVMpc だから嫌がらせ傷が増えるのか pic.twitter.com/Yo04uqKf8N
— フィット大阪は2466 (@fit_ha2466) 2017年4月21日
野末陳平さんは老後を楽しむために「男のヘソクリ500万円術」を披露していました。
定年後に月4万程度を自由に使うと前提した場合、10年で約500万円が必要になると語っていました。
500万円と聞けば大きな金額に思えますが、50代の頃から少しずつ貯めて行けばそこまで難しくないですよね。
話を聞いて気になるのは”なぜ10年なんだろう?”という点ですが、これには野末陳平さん流の理由が隠されていました。
「10年後にへそくりがなくなったらどうするのか。。」
確かに70代半ばになれば遊ぶ体力も落ちてきますし、交際費なども少しずつ減って行くと思います。
かなり砕けた表現でしたが、結局のところは”少しずつで良いからお金をためておこう”の気持ちが大事だという事ですね。
次は野末陳平さんの家族についてですが、本人の発言によって意外な事実が判明。
家族について触れることがほとんど無かったのは”家族自体が居なかった”からでした。
2012年春頃には滋賀県の琵琶湖近くにある老人ホームに隠居するとも報じられていましたが、現在も東京で精力的に活動をしています。
年齢的に”孤独死”などのリスクも考えられますが、これは野末陳平さんに限らない大きな課題だと言えます。
野末陳平は霊感やプロレスへの関わり
霊感・・と聞けばどこか怪しげな気もしますが、野末陳平さんの霊感は「霊感ヤマカン第六感」の繋がりでした。
この「霊感ヤマカン第六感」は今でも数多く存在する芸能人対抗のクイズ番組です。
野末陳平さんは番組開始時から2年半ほど司会者を務めましたが、後任のフランキー堺さんが7年半も司会を務めたので印象が薄めでした。
プロレスについては相当な愛好家だったらしく、自身が選曲したオムニバスレコード「プロレス・スーパー・ファイターのテーマ」はプロレスファンの間で有名です。
このベスト盤は新日本プロレス、全日本プロレス、国際プロレスの枠を超えた奇跡的な作品と言われています。
ベスト盤の収録曲(入場テーマ曲)は2019年2月19日に両国国技館で開催された「ジャイアント馬場没20年追善興行~王者の魂~・アブドーラ・ザ・ブッチャー引退記念~さらば呪術師~」でも5曲を本人使用していました。
その点からも、野末陳平さんの選曲眼(耳)は確かなものと言えます。
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