野党に所属しながらも国政の場で存在感を発揮する玉木雄一郎(たまきゆういちろう)さん。
その活躍ぶりを見て自民党の議員もうかうかしてられないと思っている事でしょう。
玉木雄一郎のプロフィール
生年月日: 1969年5月1日
出身地: 香川県大川郡寒川町(現: さぬき市)
学歴: 東京大学法学部、ハーバード大学ケネディスクール
所属政党: 国民民主党
玉木雄一郎の妻は大平正芳の親戚ではない
玉木雄一郎さんを内助の功で支える妻・恵理さん。
玉木さんがハーバード大学留学中に結婚しました。
学割が使えた事からハーバード大学にある教会で挙式したそうです。
恐らく結婚した時は官僚の妻として生きていくと思っていたはず。
きっと政治家への転身は寝耳に水だったはず。
いくら親戚に元首相がいたとはいえ夫が出馬するとなれば話は全く別。
玉木雄一郎さんが政治家を志した時、妻には戸惑いがあったんだとか。
それでも夫の政治にかける熱い思いを聞き、共に戦う事を決意。
今では玉木雄一郎さんの日本を思う気持ちを「保障する」とまで断言するまでに。
きっとこれだけ自分を理解してくれる妻がいるから政治活動に尽力できるのでしょう。
玉木雄一郎さんの今の地位も妻のおかげと言っても過言ではないかもしれません。
大平正芳と親戚なのは玉木雄一郎本人
恵理さんは、かつて首相を務めた大平正芳さんと親戚関係にあるんだとか。
中には孫という噂もあるようです。
玉木雄一郎
↓妻・恵理(首相・自民党総裁大平正芳の親戚)
↓公設秘書 渡辺満子(大平の孫娘、元・日本テレビプロデューサー)
↓公設秘書の夫・渡辺弘(元日本テレビ取締役専務執行役員、日本テレビホールディングス専務取締役、日テレアックスオン取締役会長、日本テレビホールディングス顧問)— はやし (@910Hayashi) May 21, 2017
玉木雄一郎の妻は大平正芳の孫だと勘違いしてる奴多すぎで草抑えきれないwwww
大平の孫娘である渡辺満子は支持者であって妻じゃないからな。
ただ妻は大平の縁戚。孫娘ではない— 軍畑先輩 (@ixabata) April 11, 2019
こうした噂が本当ならすごいことですが、実際には間違いです。
雄一郎さんがきっぱりと噂を否定していました。
Wikipediaなんかで間違っているようですが、大平と遠戚なのは私で妻ではありません。
— 玉木雄一郎(国民民主党代表) (@tamakiyuichiro) October 6, 2019
ネット上でおかしな情報が拡散されていることを、雄一郎さんも知っていたんですね。
それにしても、Wikipediaにまで記載されたとなると、誤情報を信じている人はかなり多いのかもしれません。
本人による否定はあったものの、すっかり拡散されてしまった噂は、なかなか消えない可能性もありますね。
実際に親戚なのは雄一郎さんだというのに、なぜこんな噂が広まってしまったのでしょうか。
詳しい理由は不明ですが、情報が伝わるときの間違いから発生した可能性もあるかもしれません。
伝言ゲームなどではよく起こりますが、伝わる過程で最初の文章が変わってしまうことはありますよね。
雄一郎さんが親戚という情報だったはずが、何らかの間違いが起こり、どこかで恵理さんの話にすり替わったとも考えられます。
ネット上で見かけた情報を証拠もなしに信じたりしないよう、注意していていきたいものですね。
夫が演説をするときはゴミを拾う妻
Xでは、ときどき恵理さんのこともつぶやいている雄一郎さん。
とても仲の良い夫婦関係がうかがえますね。
今日は、久しぶりに早く帰ってきました。妻がつくるお好み焼きがおいしい。深夜、コンビニで買ったいなり寿司を、議員宿舎で食べるより100倍いい。
— 玉木雄一郎(国民民主党代表) (@tamakiyuichiro) March 20, 2010
3kmのジョギングから帰還。今夜は妻が付き合ってくれた。月のきれいな夜。吹き出る汗も気持ちいい。明日も朝一番機で上京。日帰り上京3日目。がんばろう。
— 玉木雄一郎(国民民主党代表) (@tamakiyuichiro) August 24, 2010
こうしたポストの中では、演説の際に恵理さんが周囲のゴミ拾いをしていることも語られています。
坂出駅での街頭終了。数人ではありましたが、頑張ってと声をかけられ感激。同行してくれる妻は、演説の間中、駅周辺のゴミ拾い。私より具体的に世の中の役に立っています。 http://twitpic.com/14mkvz
— 玉木雄一郎(国民民主党代表) (@tamakiyuichiro) February 21, 2010
ありがとうございます。今、朝の街頭演説が終わりました。妻はせっせとゴミ拾いをしてくれてます。RT @2323Ahide: @tamakiyuichiro おはようございます。朝街頭お疲れさまです。 http://plixi.com/p/47381318
— 玉木雄一郎(国民民主党代表) (@tamakiyuichiro) September 26, 2010
夫が大事な演説を駅で行うとなれば、そこに落ちているゴミが気になってしまうのでしょう。
少しでもきれいな場所で話していた方が、聞いている人の印象もよくなりそうです。
ときには雄一郎さんも手伝い、夫婦そろってゴミを拾うこともあるのかもしれませんね。
こうした行動には、夫を信じてサポートしたいという恵理さんの強い気持ちが影響しているのではないでしょうか。
雄一郎さんのブログに恵理さんのコメントが掲載された際も、熱い思いを綴っていたことがありました。
玉木は、約束は守る人間です。日本にとって必要な人間であり、役に立てる人間だと信じています。
2023年現在も、政治家として活動中の雄一郎さん。
その活動が続く限り、恵理さんはこれからも夫を支え続けていくのでしょうね。
息子の大学は東京大学?
妻との間に息子が1人いる玉木雄一郎さん。
唯一の子供という事で一緒にいて可愛がってあげたいという思いは強いはず。
ですが非常に多忙なため共に過ごす時間は殆どないんだとか。
父親と過ごす時間が短いと駄々をこねそうなもの。
ところが玉木雄一郎さんの息子は父親が日本の為に頑張っていると分かっているのでしょう。
一緒に遊んだ後は何度も感謝の気持ちを口にするそうです。
もちろん息子が尊敬する人は「お父さん」。
世界の偉人達の写真と一緒に父の写真も貼っていたそうです。
これだけ尊敬されていたらみっともない姿はとても見せられません。
きっと息子のためにも立派な父親でいたいという思いも原動力となっているのでしょう。
その息子がどの大学に進んだかは明かされていません。
ですが息子が進学した高校は公表していました。
息子は玉木雄一郎さんと同じく香川県立高松高校に通っていたようです。
きのう息子が高校に合格しました。選挙や国会でバタバタしていて、何もしてやれませんでしたが、よくがんばったと思います。私の後輩になります。
— 玉木雄一郎(国民民主党代表) (@tamakiyuichiro) March 20, 2015
きっと父親を尊敬しているから同じ高校に進学したのでしょう。
そう考えると大学も同じ東京大学に進学した可能性がありそうです。
いつか息子が玉木雄一郎さんの後を継いで政治家になる日も来るかもしれませんね。
家族が原因で疑惑の目が向けられた?
東大から大蔵省に進み、政治家となった玉木雄一郎さん。
家族も非常に優秀で父親と弟は獣医師。
また、父親は香川県の獣医師会副会長を務めていた事も。
党の代表を務めるほどの人望とリーダーシップはきっと父親譲りなのでしょう。
玉木雄一郎さんがかつて獣医師問題議員連盟の事務局長を務めていたのも家族が獣医師だから。
実情を分かっている人が問題に取り組む事で改善のスピード感も違ってきます。
獣医師の待遇改善や教育の拡充など数々の問題に取り組んできた玉木雄一郎さん。
その姿勢は獣医師界で高く評価され、2012年には日本獣医師会政治連盟から100万円を献金されています。
ところがこの献金が元で後に疑惑の目を向けられる事になってしまいます。
それは2017年に巻き起こった加計学園問題でのこと。
長年、獣医学部を新設する事を認めていなかった文部科学省。
ところが2017年になって加計学園グループの岡山理科大学に獣医学部が新設される事が決定。
しかも異常と言えるほどの急ピッチのスケジュール。
その裏には当時の首相、安倍晋三さんの意向があったと報じられ大きな話題に。
また、加計学園グループの理事長と安倍晋三さんが友人と言う事も大きな疑惑を生む要因となりました。
このように多くの疑惑が渦巻いた加計学園問題。
当然ながら玉木雄一郎さんも議会で獣医学部の設立撤回を求めています。
長年、獣医師問題に取り組んできた事から不透明さが残る獣医学部の設立は認められないという立場だったのでしょう。
ところがこの反対の質疑は日本獣医師会政治連盟からお金を貰ったためと報じられてしまったんです。
ですが玉木雄一郎さんが日本獣医師会から献金されたのは5年も前の事。
更にその後は一度も献金を受け取っていないそうです。
過去に1度だけ受けた献金が原因で疑惑の目を向けられる事になるなんて思いもしなかったはず。
父親と弟が獣医師という事もまた疑惑の原因になってしまったのかもしれません。
後援会からも分かる高い人気
政治家にとって強い味方となるのが後援会。
選挙が始まる前にはチラシの作成や事務所の準備。
そしていざ選挙が始まればポスター張りなどの事務仕事に加えて一緒に演説ルートを決めることも。
政治家が当選を勝ち取るには無くてはならない存在と言っても過言ではありません。
そのため政治家によって後援会の規模は様々。
大物議員ともなれば後援会もかなりの人数となります。
野党ながら存在感を示し続ける玉木雄一郎さんの後援会もかなりの規模。
毎年のように拡大し続け、総会を開くと相当な人数が集まるようです。
たまき雄一郎後援会総会を開催しました。本日は、原則、会費の納入をいただいている方のみを対象とした会としましたが、多数の方々にお集まりいただきました。昨年、一昨年よりも多い参加者数で、元気をいただきました。明日からまた国会。頑張ります! pic.twitter.com/8m9Y1eWiGP
— 玉木雄一郎(国民民主党代表) (@tamakiyuichiro) May 6, 2014
また、普通の議員は後援会があるのは地元や選挙区だけ。
ですが玉木雄一郎さんは地元でも選挙区でもない大阪にも後援会が立ち上がっています。
昨夜は大阪で支援者の皆さんにお集りいただき、大阪後援会が立ち上がることになりました。選挙区外の方々に応援いただけるのは、嬉しいことです。期待に応えていきたいと思います。
— 玉木雄一郎(国民民主党代表) (@tamakiyuichiro) April 10, 2010
それだけ多くの人が玉木雄一郎さんを応援しているということ。
その事実が政治家と活動する上で大変な力となっている事でしょう。
玉木雄一郎の経歴まとめ
希望の党や国民民主党で代表を務める玉木雄一郎さん。
香川県のトップ高校である高松高等学校を経て東京大学法学部に進学。
東大を卒業後は大蔵省に入省したというエリート中のエリート。
大蔵省に入省後もハーバード大学への留学や外務省に出向するなど自己研鑽の日々。
2002年からは内閣府へ出向し、内閣府特命担当大臣の秘書専門官に。
これが人生で最大の転機となりました。
内閣府特命担当大臣だった金子一義さんに「政治家にならないか」と誘われたんだとか。
大臣直々に政治家転身を勧められるなんてよっぽどのこと。
それだけ玉木さんの仕事ぶりは目を見張るものがあったのでしょうね。
そして当時、幹事長を務めていた安倍晋三さんと対談。
ところが地元とは別の場所からの立候補を提案された事から出馬を断念。
ですが、これで政治家への思いを強くした玉木雄一郎さん。
2005年に財務省を退省し、同年9月の衆議院議員選挙に民主党の公認を得て出馬。
退路を断っての出馬でしたが、前職で6期務めていた木村義男さんに敗れ落選してしまいます。
無職となってしまった事で浪人期間中は実家に戻って両親と同居。
ただ、時間だけは有り余っている事から地域の人々と積極的にふれあい関係を築いていたそうです。
地道な活動を行ったおかげで2009年の衆議院議員選挙で木村義雄さんを破り見事に初当選。
それ以降、1度も落選する事なく当選を続けています。
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コメント
玉木氏ご自身が大平氏の遠縁、だとご本人が話した記事を読んだことがあります。
また、大平氏の孫が玉木氏の秘書をなさっています。
香川では、「たまき党」という言い方をしますが、幅広く支持を集めています。
自民候補と玉木氏のポスターが並んで張られている、という珍しい光景が普通に見られます。
本来は、自民候補のポスターしかなかったところに、です。
自民支持者の中にも、玉木氏を応援する人が多いと言うことの表れです。
今の岸田派はもはや宏池会でなく、その理念を最も受け継いでいるのが玉木氏のように思います。