2015年の夏は、2人のハーフのスーパー高校生が世間の話題をかっさらい、今でも話題の中心となっています。
陸上短距離界に彗星のごとく現れたサニブラウンアブデルハキームさん、その俊足がすでにプロの一流選手のレベルと言わしめた野球のオコエ瑠偉さんです。
ふたりの名前がネット上でもよく検索されている一方で、昨年までハキームさん同様世間の注目を一心に浴びた陸上短距離の桐生祥秀の名前もまた併せて検索されています。
それぞれのすごさ、調べてまとめてきました。
プロフィール
◆桐生祥秀(きりゅう よしひで)
生年月日 1995年12月15日
出身 滋賀県彦根市
身長・体重 175cm/68kg
学校 彦根市立南中学⇒洛南高校(京都)⇒東洋大学
◆サニブラウン・アブデル・ハキーム
生年月日 1999年3月6日
出身 福岡県
身長・体重 187cm/74kg
学校 城西大学附属城西中学校⇒同高等学校(東京都豊島区)
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◆オコエ瑠偉(オコエ・ルイ)
生年月日 1997年7月21日
出身 東京都東村山市
身長・体重 183cm/88kg
学校 東村山第六中学(野球は東村山シニア)⇒関東第一高校
こうしてみると、ハーフのふたりが、体格的には一回り大きく恵まれていると言えそうです。
オコエ瑠偉とサニブラウン・アブデル・ハキーム
では、まずそのハーフのふたりをもう少し見ていきましょう。
家族構成は、
オコエ瑠偉は、お父さんがナイジェリア人でお母さんが日本人とのことです。
これに対して、サニブラウンさんはお父さんがガーナ人、お母さんが日本人です。
ふたりとも父親から黒人のDNAを受け継いでおり、天性の身体能力の高さを持って生まれたのは間違いないでしょう。
オコエさんのお父さんがサッカー大好きで、「瑠偉」という名前はあの伝説のサッカー選手「ラモス瑠偉」から取ったそうです。
また、サニブラウンさんのお父さんも若い頃にはサッカーをやっていたそうで、その影響で、サニブラウンさんは昔サッカーをしていたんだそうです。
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闘うフィールドは違うふたりですが、その最も大きな特徴は、「ふたりともメチャクチャ足が速い」ということです。
サニブラウンさんは、100mが10秒28、200mは20秒34の自己ベストを持っており、この200mの記録は、ユース時代のウサイン・ボルトさんが作った同じ大会の大会記録を塗り替えたことで一気に脚光を浴びました。
一方のオコエさんは、2015年夏の甲子園での活躍を観ていたプロのスカウトが、その走りはプロのなかでも一流の域でやっていけると太鼓判を押しました。
ちなみに50m走の記録は5秒96です。めちゃくちゃ速いです。
桐生祥秀とサニブラウン・アブデル・ハキーム
では次に、ともに陸上短距離の舞台で闘う桐生祥秀さんとサニブラウン・アブデル・ハキームさんを見てみましょう。
まず桐生祥秀さんですが、2013年、高校3年生のときに驚異の100m 10秒01という日本歴代2位の記録を叩きだしたことで、一躍時の人となりました。
高校生でこのタイムですから、世間は「日本人初の9秒台」と大きく期待を膨らませましたが、故障に悩まされるなどして、今のところ、まだそれはかなっていません。
自己ベスト記録は100m 10秒01で、200mが20秒41となっており、いずれも彼が高校生のときに出した記録です。
200mの記録はサニブラウンさんに破られてしまいましたが、100mに関してはまだ結構アドバンテージがありそうです。
桐生祥秀さんもサニブラウン・アブデル・ハキームさんも、世界での活躍が期待される選手。
あと数年もすれば、ふたりが同じレースでライバルとして、リレーのチームメイトとして、互いに輝きを放っている姿が見れることと思います。
個人の成績もそうですが、こんなふたりがいると、100m×4 のリレーなどにも世界大会でのメダル獲得を期待してしまいますよね!
将来が本当に期待される若き3人をこれからもますます応援していきます!
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