黄金期に入る前の週刊少年ジャンプを支えた漫画家の一人である原哲夫(はらてつお)さん。
年収や嫁が起こした事件、現在の状況を調べてみました。
原哲夫の年収は?
1980年代の「北斗の拳」で一躍人気漫画家の仲間入りをした原哲夫さん。
その後も「花の慶次 —雲のかなたに—」や「蒼天の拳」などヒット作を次々に生み出しています。
原哲夫さんの劇画タッチの絵は「魁!!男塾」や「ろくでなしBLUES」など、後の漫画界に大きな影響を与えました。
漫画界に偉大な足跡を残した原哲夫さんですが、その年収はどれほどなのでしょうか。
週刊少年ジャンプに「北斗の拳」を連載していた当時の原哲夫さんの原稿料は原稿1枚当たり3000円だったそうです。
原稿を月間で80枚を仕上げるのが精いっぱいだったそうなので月収にして24万円ほど。
原稿料だけでは年収が300万円弱にしかなりません。
ちなみに原稿料は徐々に上がっていくようですが上限は10万円と決まっているそうです。
その理由は手塚治虫さんの原稿料が最大で10万円だったから。
漫画の神様の原稿料は超えてはいけないという暗黙のルールのようなものがあるんだとか。
なお、週刊少年ジャンプには専属契約というものがあるそうです。
他の雑誌で漫画を描かないようにという契約でしょうがその額は年額で50〜80万円。
原稿料に専属契約の金額を合わせても年収は350万円前後。
原哲夫さんの収入源はもちろんこれだけではありません。
漫画家の収入で大半を占めるのが単行本の印税です。
単行本の印税について原哲夫さんが
ビックリしましたけどね、何百万も自分の口座に振り込まれて
と驚くほどの金額が入ってきています。
原哲夫さんの場合は武論尊さんが原作をしていますので印税も二人で分けています。
ただ作画の方が大変であるため取り分は原哲夫さんが6で武論尊さんが4となっていたようです。
「北斗の拳」はアニメ化やグッズが発売されるほどの人気がありましたので当時の原哲夫さんの年収は数億円は下らないのではないでしょうか。
現在は原哲夫さんの作品の多くがパチンコやスロットの機種となっています。
パチンコ等のキャラクター使用料は非常に高額と言われますので原哲夫さんは現在も数億円近い収入があると思われます。
原哲夫の嫁が起こした大騒動
既婚者である原哲夫さんですが2013年に原哲夫さんの嫁が起こした大騒動が非常に話題となりました。
それは吉永龍樹さんというクリエーターが原哲夫さんの嫁と事実婚宣言をしたのです。
これに対して原哲夫さんの代理人を務める弁護士が完全否定。
その後、吉永龍樹さんが
今回の件では大変お騒がせして申し訳ありませんでした。事実婚という言葉は誤用になります。
と事実婚であるという発言を取り消しました。
これ以降、新情報等も出てきていませんので騒動は何だったのかいまだに不明です。。
ただ吉永龍樹さんの独断で事実婚の発表をしたとは非常に考えにくいため原哲夫さんの嫁が関与していることは間違いないでしょう。
にもかかわらず原哲夫さんと嫁が離婚したという情報もありません。
謎ばかりが残る大騒動となりました。
原哲夫の現在は?失明してるって本当?
ヒット作を残すと制作意欲がなくなる漫画家の方もいますが原哲夫さんは未だに現役。
そんな原哲夫さんが失明しているという噂があります。
原哲夫さんが失明しているというのは誤りですが相当見えにくくなっていることは事実のようです。
原哲夫さんは長年の執筆活動により円錐角膜という病気になりました。
そのせいで視力がかなり落ちたようです。
現在は病気となった方の目を閉じて漫画を描いており、原哲夫さんが
根性で描いている
と語っています。
既に働かなくても生活できるだけの蓄えはあるはずです。
一体何が原哲夫さんをここまで掻き立てるのでしょう。
真相は原哲夫さん本人にしか分かりません。
いつか原哲夫さんが亡くなるときに「わが生涯に一片の悔いなし」と思えるように頑張っているのかもしれません。
コメント