今もなお語りつがれる不朽の名作「スクールウォーズ」。
山下真司(やました しんじ)さんも同ドラマに主演したことで一躍スターダムにのし上がりました。
スクールウォーズでブレイクした山下真司の経歴
山下真司さんは1975年に入所した文学座附属研究所を卒業後、劇団NLTに入団。
1979年にドラマ「太陽にほえろ!」でスニーカーという愛称の五代潤役で出演し注目を集めました。
山下さんの俳優としての地位を確固たるものにしたのが「スクールウォーズ」。
スクールウォーズは今ではラグビーの名門となった京都市立伏見工業高等学校ラグビー部をモデルに製作されたドラマで、放送初回の視聴率は6.9%でしたが徐々に人気を上げ、最高視聴率は21.8%を記録。
ラグビー部の入部希望者が増加するなど社会現象となりました。
その後も数々のドラマや映画に出演する山下真司さん。
料理番組「くいしん坊!万才」では歴代最多年数となる4年に渡り出演。
また、戦隊ヒーローの「獣電戦隊キョウリュウジャー」ではヒーローに変身した最年長記録を更新しています。
これらの記録は山下真司さんが幅広い世代に支持されていることの証と言えるでしょう。
なお、「くいしん坊!万才」の最多年数は松岡修造さんに、戦隊ヒーローに変身した最年長記録は笹野高史さんに更新されています。
山下真司はバレーボール経験者でラグビーは未経験
「スクールウォーズ」に主演していたこともありラグビーのイメージが強い山下真司さん。
山下真司さんが演じた滝沢賢治はラグビーの元日本代表という役柄。
ですが、山下真司さんはバレーボールの経験しかなかったそうです。
山下真司さんにラグビーの経験がなかったことでプロデューサーの春日千春さんは主演にすることを決断できずにいたそうです。
そんな春日千春さんの背中を押したのが妻の
あの人の唇の厚さに意志の強さを感じる
という言葉だったそうです。
プロデューサーの妻の一言があり主演が決まった山下真司さん。
ラグビーボールを蹴ることもタックルも初体験だったことからタイトルバックに流れるボールキックのシーンについては
必死になってやって、10数回のうち2〜3回は成功した
と語り、外国人にタックルするのシーンでは首を痛めてしまったそうです。
首を痛めるほどのタックルをしたことから山下真司さんが如何にドラマに真剣に向き合っていたかが良く分かります。
プロデューサーの奥さんが見抜いた山下真司さんの「意志の強さ」の表れでもありますね。
怪我を重ねながらも無事に主演を務めた山下さん。
その頑張りが視聴者にも伝わったためにドラマは社会現象となったのかもしれません。
山下真司が大女優の行動をカミングアウト?
数々の作品に出演している山下真司さん。
それだけ多くの俳優と共演する機会も多く印象に残る出来事も多数あるようです。
中でも大物女優の小川眞由美さんとの出来事は忘れられないようで
アドリブのシーンで本当に置物を投げつけてきて額から出血した
腕をつかまれ離そうとせず、あとで見たら黒いアザになって1カ月残った
彼女のひじが僕の股間をぐりぐりされて・・
と様々なエピソードを語っています。
以前は役になりきるあまり加減を忘れてしまう俳優が少なくありませんでした。
小川眞由美さんもそんな一人だったのでしょう。
当時の山下真司さんは恐怖を覚えたかもしれませんが、今ではその経験がきっと役に立っているはず。
山下真司さんがこれほど芸能界で活躍し続けられるのも小川眞由美さんとの共演があったからかも。
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