児玉清(こだま きよし)さんは俳優としても活躍していましたが、人気クイズ番組「パネルクイズ アタック25」の司会でも有名でしたよね。
多くのファンに親しまれてきましたが、病気によってこの世を去ってしまいました。
今回は児玉清さんの死因や葬儀の様子、アタック25などでの名言について見て行こうと思います!
児玉清のプロフィール
本名:北川 清
生年月日:1933年12月26日
没年月日:2011年5月16日(77歳没)
身長:179cm
血液型:O
出身地:東京都北区
最終学歴:学習院大学文学部ドイツ文学科卒業
児玉清が77歳で死去!死因は何?
児玉清さんは2011年5月16日に東京都中央区の聖路加国際病院で死去しました。
亡くなった年の2月下旬頃から体調不良が続いたため、都内の病院で検査をした結果「胃ガン」が発見されました。
さらに検査入院(3月下旬)では肝臓にもガンが転移していた事が発覚し、もはや末期症状で手術も不可能な状態だったそうです。
以後は聖路加国際病院で療養を続ける一方で、レギュラー出演していた「パネルクイズ アタック25」サイドはアナウンサーを代役として立てて、児玉清さんの復帰を待つ状態が続いていました。
事務所サイドは休養の病名として「肝機能障害」と説明していました。
5月に入ると体調が一気に悪化し、14日にはベッドから起きる事が出来なくなり、翌日に意識がなくなったそうです。
そして運命の16日、児玉清さんの最期を看取ったのは47年近く連れ添った妻で元・女優の好子さんと息子の大祐さんでした。
心よりご冥福をお祈り致します。 *「俳優の児玉清さん死去 77歳」 http://yj.pn/IfT1xn #yjfc_obituary (おくやみ)
— 宍戸 開 (@quai44) 2011年5月17日
病気を公開してからわずか2ヶ月余りでの旅立ちにファンや関係者は驚き、悲しみに暮れていました。
クイズ番組「アタック25」を通じて知ったファンも多く、老若男女を問わず親しまれている人柄が惜しまれるばかりです。
児玉清の葬儀は行われた?
児玉清さんの葬儀(告別式)は2011年5月21日に東京都文京区にある護国寺で執り行われました。
告別式には芸能人やメディア放送関係者だけでなく、一般のファンも数多く弔問に訪れていました。
法名は「修讀院釋清優(しゅうとくいんしゃくしょうゆう)」に決まりましたが、読書が好きだった事から「讀」の文字が入っています。
読書好きのエピソードについては、息子の大祐さんがインタビューで次の様に答えていました。
父はオールジャンルで本を読んでいました。晩年「週刊ブックレビュー」を担当し始めてからは、本当に仕事が楽しそうでした。どんなに忙しくても書評や帯の推薦文の依頼が来ると、ほぼすべて受けていましたから
児玉清さんは一浪して学習院大学文学部ドイツ文学科に入学するなど、当時の芸能人としては珍しいインテリ派だった一面もありました。
その事が結果として書評や「アタック25」の司会に繋がったのかもしれませんね。
児玉清のアタック25でのフレーズや名言とは?
児玉清さんと言えば番組内での名フレーズ「アタックチャンス」が有名ですよね。
名フレーズ「アタックチャンス」の前にその場の状況や参加者にまつわるコメントを入れたりしています。
参加者の回答やパネル選択についても様々な名言が生まれていました。
正解の場合:その通り! よくご存知! お見事!
お手つきだった場合でも自然な形でフォローしてくれていました。
〇〇さん、2問の間ご辛抱!
勝負どころが近づくと丁寧に教えてくれる優しさもあります。
あと2問でアタックチャンスに入ります。ここからは慎重かつ大胆に。
番組の終盤になると、いよいよあの名ゼリフが聞けます。
大事な大事な、アタックチャ~ンス!
失敗しても正解しても紳士的な対応をしてくれるのが印象的でした。
クイズ番組だけでなく、人生にも通じている名言を最後に紹介したいと思います。
美しく負けると。きれいに負けていけばいいんじゃないかと。
古くからの日本人的気質と文学的要素が混ざった深い言葉だと思いました。
世界中でも「負けるが勝ち」ということわざがある国はほとんどありません。
最近は児玉清さんのような綺麗な日本語を使う芸能人が少なくなったのは悲しいですよね。
コメント
姉の嫁ぎ先が児玉清さんのお店の反対側にあり、奥さんのお母さんがお店の右端の一角でタバコを販売していました。その日幼稚園児の姪に園服、鞄を下げる台を買いに行ったら兒玉さんが、こちらなら帽子もかけられますよ、と選んでくれ、運びますよ、とも。学生だった私は大丈夫‼️と抱えて反対側に渡ったのですが、姉や義母が、なぜ売れないのだろう?と言っていたのを思い出し、引き返して、必ず児玉清の時代がくるから頑張ってね🎵と言って、再び走って。その後の活躍には姉と一所に大拍手でした。大好きな俳優さんでした。