ドラマや映画、舞台にCMと多忙な日々を送る中村梅雀(なかむら ばいじゃく)さん。
歌舞伎役者という枠組みにとらわれることなく積極的に活躍の場を広げています。
中村梅雀の父はだれ?
1965年に初舞台を踏み歌舞伎役者となった中村梅雀さん。
当初は「中村まなぶ」を名乗っており中村梅雀を襲名したのは1980年になってから。
中村勘九郎さんや市川海老蔵さん、中村獅童さんなど歌舞伎以外の舞台でも活躍する役者が増えていますが中村梅雀さんもそんな一人。
大河ドラマや時代劇の他、現代劇にも多く出演。
2時間ドラマでは主演を務めた作品がシリーズ化されるなど大変な人気となっています。
世襲制が多い歌舞伎界だけあって中村梅雀さんの父も歌舞伎役者。
中村梅雀さんの父は4代目 中村梅之助さん。
9歳で「4代目 中村梅之助」として初舞台を踏むと子役として映画や舞台でも活躍。
1945年にはテレビドラマ「遠山の金さん捕物帳」で初代「遠山の金さん」を演じお茶の間の人気者になりました。
大河ドラマ「真田太平記」では中村梅之助さんが徳川家康、中村梅雀さんが徳川秀忠を演じ親子が親子役で出演という事で大きな話題となりました。
かつて中村梅雀さんも所属していた劇団前進座の代表も務めるなど後進の育成にも力を入れていた中村梅之助さん。
2016年1月18日に肺炎のため85歳で亡くなっています。
中村梅之助さんが「伝七捕物帳」で使用していた十手セットを譲り受けたという中村梅雀さん。
きっと十手だけでなく俳優としての心構えも受け継がれている事でしょう。
中村梅雀に兄弟はいる?
中村勘九郎さんと中村七之助さんのように兄弟で歌舞伎役者として活躍している方がいます。
松本幸四郎さんと松たか子さんのように姉か妹の場合は芸能人になるケースも多々ありますね。
では中村梅雀さんに兄弟はいるのでしょうか。
調べてみましたが中村梅雀さんの兄弟に関する情報はありませんでした。
兄弟の存在を公表していませんので兄弟がいるのかどうかも分かりません。
ただ、中村梅雀さんがこれまでに兄弟について語ったことが無いのであれば兄弟はいないのかもしれません。
中村梅雀の家系図は?
意外な繋がりがある事がわかる家系図。
世襲制が取られることが多い歌舞伎界では著名な役者同士が縁戚関係にあると言う事も珍しくありません。
中村梅雀さんの家系図を辿ってみると父は4代目 中村梅之助さん。
その父が3代目 中村翫右衛門さんで、その父が2代目 中村翫右衛門さんと代々歌舞伎役者の家系である事が分かります。。
また、3代目 中村翫右衛門さんの妻の父、つまり中村梅雀さんの曽祖父に落語家の2代目 談洲楼燕枝さんもいます。
ですので中村梅雀さんは歌舞伎役者と落語家の血を受け継いでいることに。
中村梅雀さんが多くの人を惹きつける秘密はその血筋にあったのかも。
なお、中村梅雀さんの妻、瀬川寿子さんも元役者。
もしかすると中村梅雀さんの娘も芸能界に入り、家系図がより一層豪華なものになるかもしれません。
中村梅雀の自宅はどこ?
自宅が稽古場を兼ねている歌舞伎役者は少なくありません。
その豪邸ぶりが話題になる事も多いですよね。
東京都武蔵野市で生まれた中村梅雀さんですが自宅の場所は明らかになっていません。
2015年には舞台「三匹のおっさん」の会見で、公演場所の明治座が自宅から遠いため公演中はホテル暮らしをしていることを明かしています。
東京の日本橋にある明治座に通えないという事は、中村梅雀さんの自宅があるのは都内ではない事は確か。
2008年1月24日のブログには
雪の心配が無くなった今日、自宅の仕事部屋から久々に『夕日に燃える富士山』が見えた。
と書かれています。
ブログにはアップされた写真を見るとくっきりと富士山が写っています。
これだけ富士山がハッキリ見えるという事は静岡県か山梨県に自宅があるのかもしれません。
静岡県か山梨県であれば明治座に通えないのも納得できます。
中村梅雀さんには守るべき家族がいますので自宅の場所を公表することはないでしょう。
今後もブログなどから推察するしかなさそうですね。
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