女優・タレント出身の参議院議員・山東昭子(さんとうあきこ)さん。
1974年の初当選以降、長年にわたり国民の健康や食に関する政策に携わりながら、科学技術庁長官や参議院副議長を歴任してきました。
2019年8月には扇千景さんに続いて二人目となる女性の参議院議長に就任。
まさにスーパーウーマンの山東昭子さんですが、不思議と夫や結婚についてメディアに取り上げられることがありませんね。
そこで今回は結婚事情や子供は何人いるのかを調査。
また、山東昭子さんの生い立ちも合わせてお送りします。
山東昭子の夫と結婚を調査!
1974年、当時の田中角栄首相に勧められて参院選全国区から自由民主党候補として出馬した山東昭子さん。
なんと最年少の32歳で初当選を果たしました。
田中首相は、山東昭子さんがNHKの政治討論会で自民党を支持する姿を見ていたそうです。
しかし大学で政治学を学んだわけでもない山東昭子さんは、最初はこれを辞退。
すると田中首相は「功名を挙げてからでは遅い」と説得を続けました。
その後、48歳で科学技術庁長官として初入閣、65歳で女性初の参院副議長に就任するなど、順調に政治家としてのキャリアを重ねていきます。
1942年5月11日生まれの山東昭子さんは、2023年は81歳を迎えます。
気になる結婚や夫の情報については、公式プロフィールを含めて一切出ておらず、不明でした。
政治家という職業柄、既婚者であることをあえて秘する必要性はないと考えられるので、おそらく未婚なのでしょう。
山東昭子さんには恋愛スキャンダルも聞かれませんね。
ひたすら仕事に邁進してきた結果とも解釈できますが、このまま生涯独身を貫く可能性が高いと思われます。
山東昭子の子供は何人?
子供についても全く情報はありませんでした。
山東昭子さんは独身で子供もいないと考えてよさそうです。
子供といえば、女性の出産に関する発言で炎上騒ぎを起こした過去がありましたね。
2017年11月の自民党の役員連絡会で「子供を4人以上産んだ女性を厚生労働省で表彰する」という発言です。
女性に対して出産を義務のように押しつけたり、また過剰に奨励したりするような政治家の発言は、一人ひとりの選択の自由を奪うものとして、これまでもたびたび非難を浴びてきました。
山東昭子さんにはこのほかにもGPS埋め込み発言など、不用意な発言がちらほら。
悪気のない天然の発言なのかもしれませんが、政治家としては、もう少し時代の変化に敏感になってほしいと思います。
山東昭子の生い立ち
東京・世田谷区生まれの山東昭子さん。
兄がコロムビアの童謡歌手だったこともあり、歌ったり話したりするのが好きな子供だったそうです。
母親と知り合いだった作曲家の團伊玖磨さんの紹介で、11歳でラジオの子供番組の司会として芸能界入り。
その後、ラジオドラマ『赤胴鈴之助』のナレーターを務め、これが大ヒットします。
当時はまだ、子供は学校が終わるとラジオにかじりついていた時代でした。
ラジオ収録が深夜2時過ぎまでかかり、翌朝そのまま登校したこともあったそうです。
16歳で東映から映画デビュー。
演技の経験を通じて感性を磨けたことは、政治家になったあとも役に立ったと語っています。
例えば官僚出身の政治家などは、優秀でも感性に欠けると感じることが多いのだとか。
やがてテレビにも進出し、ドラマだけでなく、司会業にも力を入れていきました。
早くから芸能界入りをして、さまざまな世代のさまざまな人々に出会ったことはすばらしい経験だったと振り返る山東昭子さん。
母親に「何でも経験」と育てられ、好奇心いっぱいに生きてきたことが、政治家としての血や肉になっているそうです。
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