石倉三郎の相方、レオナルド熊とは不仲。門前仲町の花菱との関係&料理の腕前がプロ並み

任侠ものから人情ものにコメディまで幅広く演じられる石倉三郎(いしくら さぶろう)さん。
キャスティングをする上で石倉三郎さんほど使い勝手の良い俳優はそう多くない事でしょう。

石倉三郎の相方はレオナルド熊

強面の名バイプレーヤーとして色々な作品で味のある演技を見せる石倉三郎さん。
今では俳優としてのイメージが強いですが以前はコメディアンとしても活躍していたんです。


中学校を卒業すると高校には進まずに就職した石倉三郎さん。
その後、上京しアルバイト生活をしていた時に偶然、喫茶店で出会った高倉健さんに声をかけられたそうです。

大スターの高倉健さんに声をかけられるなんて、そうある事ではありませんよね。
「芸能界最強」という噂される石倉三郎さんを見て高倉健さんは只者ではない雰囲気を感じたのかもしれません。

高倉健さんの紹介により石倉三郎さんは21歳の時に東映の大部屋俳優に。
東映は26歳で辞めてしまいますがその後は舞台に出演するなど俳優業は継続。

ちなみに「石倉三郎」というのは芸名で本名は「石原三郎」。
役者の世界に入るきっかけを作ってくれた高倉健さんの「倉」の字を貰って「石倉三郎」という芸名にしたそうです。

舞台出演を続ける石倉三郎さんは29歳の頃にチャップリンズを結成し演芸界に転身。
それから4年後にコメディアンのレオナルド熊さんとラッキーパンチを結成するもすぐに解散。

なかなか芽が出ない事で芸能界に見切りをつけたのか石倉三郎さんは芸能界を引退。
その後、マザー牧場で働いていたそうです。

ところがそれから2年後に再びレオナルド熊さんとコント・レオナルドを結成。
当時の漫才ブームもあって大人気となりますが喧嘩別れにより1985年にコント・レオナルドは解散。

二人の仲は険悪で1994年のレオナルド熊さんの葬儀に参列するまで顔を合わせる事が無かったそうです。

コント・レオナルドを解散後、石倉三郎さんは俳優業に復帰し多くの作品に出演。
2016年には映画「つむぐもの」で初めて主演を務めるなど演劇界では欠かす事が出来ない名優となりました。

もし石倉三郎さんとレオナルド熊さんがお笑いを続けていたら一体どうなっていたのでしょうか。
そんな未来も見てみたい気もしてしまいます。

石倉三郎の妻は門前仲町で花菱を経営

長い下積みを経て俳優として大成した石倉三郎さん。
コメディアン時代に培ったトーク力でバラエティ番組でも活躍しています。

仕事が順調な石倉三郎さんは私生活も順風満帆。
時期は分かりませんでしたが、割烹・小料理屋の美人女将と結婚しています。

女将に惚れこんだ石倉三郎さんがお店に通いつめたことで結婚に至ったそうです。
すぐに連絡先の交換をするのではなく何度も来店して結婚なんて何とも石倉三郎さんらしい感じがします。

石倉三郎さんの妻が経営するお店は門前仲町にある割烹・小料理屋「花菱」。
平日でも予約推奨の人気店で芸能人の妻という事を知らずに来店する人も多いようです。

また、石倉三郎さんと親しい長渕剛さんが志穂美悦子さんと再婚する際に「花菱」に集まり4人で祝杯。
長渕剛さんはその時の様子を「花菱にて」という楽曲にしています。


自分が経営するお店での出来事を歌にして貰えるなんて石倉三郎さんの妻はきっと喜んだはず。
そんな妻の姿をみて石倉三郎さんも嬉しく思った事でしょうね。

石倉三郎は料理の腕前がプロ並み

昔ながらの男という印象の石倉三郎さん。
「男子厨房に入らず」という考えを持っていそうですが意外にも料理が得意なんです。

テレビ番組で手際の良さを披露し料理本を出版するなどその腕前はプロ級。
料理をする際のコツも熟知しており、お酒のつまみに家庭料理、鍋などバリエーションも豊富。

何でも石倉三郎さんの父親が板前だったそうでその姿を見て料理を覚えたそうです。
直接、手ほどきを受けたわけでもないのに覚えるなんて凄いですよね。

その観察眼の鋭さがあるから石倉三郎さんはどんな役柄でも演じられてしまうのかもしれません。


また、妻も小料理屋の女将という事で新たな知識も得ている事でしょう。
もしかすると石倉三郎さんが妻に教えた料理が「花菱」で出されているかもしれません。

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