春風亭一之輔の評判と師匠・弟子まとめ。神田松之丞はライバル?東出昌大をフォロー

古典落語を守りながらも、現代風にアレンジしたなじみやすい高座で知られる春風亭 一之輔(しゅんぷうていいちのすけ)さん。

コロナによる休演の代わりに生配信した無観客高座が評判を呼んだのは記憶に新しいところです。

この記事では師匠である春風亭一朝さんや弟子たちを紹介しながら、よく引き合いに出される講談師の神田松之丞さん、テレビ番組でコンビを組む東出昌大さんについてお送りします。

春風亭一之輔のプロフィール

本名:川上隼一

生年月日:1978年1月28日

出身地:千葉県野田市

最終学歴:日本大学芸術学部放送学科卒業

所属事務所:落語協会、ワタナベエンターテインメント

春風亭一之輔の無料配信落語が大評判!

今や落語界を牽引する人気者の一人であり、年間およそ900席の高座に上がるという春風亭 一之輔さん。

この高座数は、もしかしたら落語界トップかもしれません。


本名を川上隼一(かわかみとしかず)さんといい、1978年1月28日に千葉県野田市に生まれました。

日本大学芸術学部落語研究会を経て、卒業の2か月後に春風亭一朝師匠に入門。

200席の持ちネタがあり、得意の古典落語に今風のギャグを盛り込むなど、創意工夫を凝らした落語が特徴です。

常日頃、家族をはじめ電車の中で見かけた人やテレビで見る芸能人など、あらゆる人々を観察しているという春風亭 一之輔さん。

そこで感じたことを取り込み、話芸としてアウトプットした時に、今の時代にあった落語となっていくのでしょう。

2012年3月には、人間国宝・柳家小三治師匠が「久々の本物」と称賛し、 21人抜きの大抜擢で真打に昇進しています。

ここ最近で評判を呼んだのは、2020年4月21日から10日間行われた無料配信落語でした。

21日から30日にかけては鈴本演芸場の夜の部でトリを務める予定でしたが、緊急事態宣言を受けて会場は休館。

そのため、高座に上がる予定だった時間帯にYouTube「春風亭一之輔チャンネル」で無観客高座を生配信。

リアルタイム視聴者が連日1万人を超えたほか、アーカイブも含めると視聴回数100万回という快挙となりました。

一之輔さんはまた、ネタに入る前の旬な話題をテーマにした枕が面白いと評判。

枕だけをまとめた『いちのすけのまくら』を出版しています。

師匠・春風亭 一朝と自らの弟子たち

入門した春風亭 一朝師匠は『龍馬伝』の江戸ことば指導も行なった江戸前の落語家です。

一之輔さんは春風亭柳朝さんに次ぐ二番弟子にあたりますが、一之輔さん自身もすでに4人の弟子を持つ立場。

二ツ目の春風亭㐂いち(しゅんぷうていきいち)さんは2014年に入門するまでは「小林ユウキチ」名義で俳優業をしていました。

映画は『ステキな金縛り』ほか20本以上、ドラマは『あまちゃん』『軍師官兵衛』などに出演しています。

㐂いちさんの活動で注目したいのが独演会「月いち㐂いち」と「でりばり~落語」。

「でりばり~落語」では、依頼があった一般家庭に手拭いと扇子と座布団を持って訪問。

3密への配慮を忘れず一席を披露しているそうです。

春風亭与いちさん、春風亭いっ休さん、春風亭貫いちさんはまだ前座。

師匠の一之輔さんは、選挙の際に投票しないと破門すると弟子たちに告げているそうです。

コメンテーターとして期待が寄せられる春風亭一之輔と神田松之丞

2023年現在、『グッド!モーニング』にコメンテーターとして不定期出演中の春風亭一之輔さん。

情報バラエティ番組に欠かせないのがコメンテーターの存在ですが、近年は専門家より芸能人の起用が増えつつあるようです。

とりわけ辛口でシャレの効いたコメントが期待できる落語家には熱い視線が集まっているのだそう。

立川志らくさんの成功例もあり、コメンテーターとしての一之輔さんに注目が集まる中、同じく人気を呼びそうな人物として引き合いに出されるのが講談師の神田松之丞(現・神田伯山)さんです。

ラジオ番組『問わず語りの神田伯山』は業界の評判が高く、バラエティ番組でも弁の立つところを見せている神田松之丞さん。

コメンテーターとして出演することになれば、強烈なインパクトを残すかもしれませんね。

春風亭一之輔が東出昌大への不倫イジリを一喝!

かなりマニアックな落語ファンで知られる東出昌大さん。

レギュラーを務めるEテレ『落語ディーパー!』は、不定期に放送されているトークバラエティです。

不倫報道後、同番組の出演者に変更がないことが発表されると、ネット上には「『紙入れ』やろうぜ」「『包丁』もやってくれないかな」といった心ない声が続出。

『紙入れ』とは、ある男が出入り先の女将に迫られる話。

その後女将の夫が帰宅したため、紙入れ(財布)を忘れて裏口から逃げだすというものです。

『包丁』は若い女性に夢中になった男が妻に対して悪だくみを働こうとする話。

どちらも不貞行為、不倫行為を扱った演目です。

番組で東出さんとコンビを組んでいる春風亭一之輔さんはツイッターを更新し、こうした不倫イジリを一蹴しました。

演じるネタは当日その場で決めるという春風亭一之輔さん。


例えば客席に中高生の姿が多ければ、親子のやりとりが面白い演目をいくつかセレクトし、枕をしゃべりながら客の反応を見て演目を決めるそうです。

当日の観客によって出し物が変わる舞台というのはそうそうないと思いますが、恐れ入りましたという感じです。

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