これから先も落語界に名を残す事間違いなしの春風亭一之輔(しゅんぷうていいちのすけ)さん。
リアルタイムで春風亭一之輔さんの落語を見られるのは本当に幸運な事なんです。
春風亭一之輔が結婚した妻は?
日本を代表する古典芸能の一つである落語。
そのため落語界にはまだ年功序列が色濃く残ると言われています。
そんな落語の世界で異例ともいえるスピード出世を果たしたのが春風亭一之輔さん。
二ツ目になってから約15年はかかると言われる真打昇進。
ところが春風亭一之輔さんは僅か7年で真打に昇進しているんです。
人間国宝の柳家小三治さんも「本物」と絶賛する春風亭一之輔さん。
これまでにNHK新人演芸大賞を始め、国立演芸場花形演芸大賞や浅草芸能大賞など数多くの賞を受賞。
受賞歴からも春風亭一之輔さんが稀有な存在である事が分かりますよね。
これほどまでに春風亭一之輔さんが高く評価されるのは持って生まれた才能もあるでしょう。
ですが、才能だけではなく人一倍の努力をしている事も要因の一つ。
春風亭一之輔さんは落語界最多と言われる年間900席もの高座に出演。
多くの高座を経験する事で落語の技術を磨き、今の地位を築き上げたんです。
その努力が実を結び「チケットが取れない落語家」と呼ばれるように。
今では高座に立たないと逆に不安に感じる事もあるんだとか。
そんな春風亭一之輔さんの活躍を陰ながら支えるのが妻。
ともに日本大学の芸術学部に通っていた二人。
ただ、二人は同級生ではなく、妻の方が学年は一つ上。
ですが春風亭一之輔さんは一年浪人して大学に進学しているため年齢は同じなのかもしれません。
大学で落語研究会に所属していた春風亭一之輔さん。
一方の妻は歌舞伎舞踏研究会に所属。
学年も所属するサークルも違いますが、同じ伝統芸能だった事から部室があったのは同じ建物。
そのため、自然と親しくなり、一緒に寄席や歌舞伎を見に行くようになったそうです。
そして友人関係から交際に発展し結婚した二人。
今も仲睦まじいようで春風亭一之輔さんがインタビューで妻の話題に触れる事も少なくありません。
またSNSでも妻とのやり取りを公開。
妻は落語家の春風亭一之輔さんを言いくるめるほど、頭の回転が速く口も達者な事が分かります。
「なんであの裏通りが急に賑やかになったか」問題については、「近くに電車が通って駅が出来たから!」と自分の中で補完すればいい、という結論!、と家内が言う。「行間は自分で埋める」という、朝から脳トレ。
— 春風亭 一之輔 (@ichinosuke111) November 21, 2017
春風亭一之輔さんが落語に専念できるのも妻の内助の功があってこそ。
きっと最高の伴侶を得た、と春風亭一之輔さんも常々感じている事でしょう。
春風亭一之輔のおかげで自宅寄席が新たなムーブメントに
落語と言えば寄席や独演会に足を運んで鑑賞するもの。
ですが新型コロナにより緊急事態宣言が出されるとほぼ全ての寄席が休業。
そのため決まっていた仕事がキャンセルとなり、活躍の場を無くした落語家も少なくありません。
当然ながら春風亭一之輔さんもそんな落語家の一人。
10日間に渡ってトリを務めるはずだった2つの寄席が中止となってしまったそうです。
ここで普通の落語家であれば、「この先どうしよう」と頭を悩ますところ。
ですが、落語界の風雲児である春風亭一之輔さんは違います。
新しい事を始めるチャンスと捉え、ユーチューブによる高座の生配信を行う事を決意。
それも1度や2度ではありません。
トリを務めるはずだった日時に合わせて合計、20席もの高座を披露。
しかも全て違う演目を披露しているんです。
これが大評判となり視聴者数は毎回、1万人前後。
さらにはリアルタイムで視聴出来なかった人のために動画として公開。
その多くが再生回数が10万回を超える人気となっています。
春風亭一之輔さんの生配信が大好評だった事で、自宅で落語が楽しめる「自宅寄席」が落語界で新たなムーブメントに。
実際、今では多くの寄席が配信されるようになってきています。
これまでは興味があっても独特な雰囲気に敷居の高さを感じ、寄席に足を運ぶことが出来なかった人も多かったはず。
そのような「ライト」なファン層に自宅寄席は好評のようです。
もちろん、コアなファン層からも自宅寄席は大歓迎されている事でしょう。
このように落語界に新たな流れを生み出した春風亭一之輔さん。
その一挙手一投足に多くの人々が注目するのも納得ですね。
春風亭一之輔は家族も切れ者ばかり?
妻と2人の息子、1人の娘と5人家族の春風亭一之輔さん。
2023年時点で長男は高校3年で次男が中学3年、娘は中学1年生。
息子は共に空手を習い、妻と娘は日本舞踊を習うなど「和」と関わりが深い一家のようです。
春風亭一之輔さんの妻が面白い人というのは上述の通り。
夫婦揃って面白いだけにその子供達も只者ではありません。
その様子は春風亭一之輔さんのTwitterからも明らか。
朝食時、ジャムおじさんとバタ子さんの間柄を家族で考察。妻「親戚の子」、長男6才「アルバイト」、次男4才「おくさん」、長女2才「じょーふー!」……、情婦?情婦に店を手伝わせている!?芸人がやってるスナックみたいに!?
— 春風亭 一之輔 (@ichinosuke111) July 3, 2012
きっとこんな会話が春風亭一之輔さんの一家では日常茶飯事なのでしょう。
まるで家族で大喜利をしているみたいですよね。
ただ、春風亭一之輔さんの家族は面白いだけではありません。
長男に中学受験をさせるなど勉強にも学業にも力を入れているようです。
雪のなか長男の受験。付添人の控え室で原稿を書く。
— 春風亭 一之輔 (@ichinosuke111) February 2, 2018
東大や京大、慶応、早稲田など実は高学歴な人も多い落語家。
そのため春風亭一之輔さんも勉強の大切さを感じているのかもしれません。
出来る限り子供に良い環境を与えたいと親心もあるのでしょう。
ただ、春風亭一之輔さんほどの落語家であれば小学校から私立に通わせることも出来たはず。
ですが、自分の力で合否が決まる中学校から私立に行かせるのは流石、春風亭一之輔さん。
親の職業や収入が影響する小学校から私立に通わせるのは本人のためにならない、という思いがあるのでしょうね。
芸能界のように二世、三世も少なくない落語界。
もしかすると春風亭一之輔さんの子供も落語家になる日が来るかもしれません。
もし、そんな日が来たら大きな話題となる事は間違いないでしょう。
春風亭一之輔の才能はあの泰葉も絶賛
最近ではトラブルメーカーという印象が強くなってしまった泰葉さん。
ですが、元々は三平一門を率いた初代、林家三平さんの次女という由緒正しき生まれ。
1988年には新進気鋭の落語家、春風亭小朝さんと結婚。
名門の娘、そして落語家の妻として落語界に貢献する事が期待されていました。
ところが、2007年に離婚を発表したあたりから泰葉さんに変化が。
金屏風の前で夫、兄弟も出席するという風変わりな離婚会見。
そして会見で春風亭小朝さんを「金髪豚野郎」と罵った事は大きな話題となりました。
その後、SNSを通じて知り合ったイラン人との婚約や婚約解消。
自己破産や書類送検に略式起訴など、すっかりお騒がせタレントに。
ただ、父と兄弟に加えて元夫まで落語家だった事から泰葉さんの落語を見る目は確か。
これまでに数えきれないほどの落語家、寄席を見てきたはず。
そんな泰葉さんも春風亭一之輔さんの事を絶賛。
泰葉さんは自身のブログで「出世する事を予見していた」、「今では名人街道まっしぐら」と手放しで賞賛しています。
春風亭一之輔さんが春風亭一門に入門したのが2001年。
まだ泰葉さんが春風亭小朝さんと結婚していた頃なので前々から面識があったのでしょう。
時代に名を残す名落語家と長い年月を過ごしてきた泰葉さん。
きっと春風亭一之輔さんと出会った時も同じような雰囲気を感じていたのかも知れませんね。
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