武田日向の病気と死因。イラストと作風。桜庭一樹作品での活躍

パリの下町を舞台にした漫画『異国迷路のクロワーゼ』で知られた武田日向(たけだ ひなた)さん。

かわいらしいキャラクターデザインが魅力的な作品を発表していましたが、2017年にわずか38歳で亡くなりました。

今回は武田さんについて、病気と死因を確認します。

またイラストの作風の魅力を見ていき、桜庭一樹さんの小説『GOSICK -ゴシック-』のイラスト及びアニメ化作品もご紹介します。

武田日向のプロフィール

本名:非公表

生年月日:1978年8月11日

死没:2017年1月

身長:不明

出身地:非公表

最終学歴:非公表

武田日向の病気、死因について

まず武田さんの病気、死因を確認します。

武田さんについては、経歴や出身地などの詳細が公表されておらず、わかっていない点が多いです。

今では彼女の生年は1978年とされていますが、亡くなった当時は1988年と公表されており、「享年29歳」説が浸透していました。

病気や死因も正確な情報は出ていないため、あくまでファンの間でささやかれている噂を辿るしかない状況でした。

ファンたちの口コミによると、武田さんの死因は、「肺胞出血」だったそうです。

肺胞出血は多くの場合、自己免疫疾患により、毛細血管や肺動静脈などに異常が生じる病気です。

最悪の場合、重度の呼吸不全に陥り、死に至るとされています。

武田さんがいつ頃から闘病していたか不明ですが、免疫力が低下しているタイミングで罹患し、亡くなったのかもしれません。


人気漫画家として活躍している最中の訃報に、多くのファンは悲しみに暮れました。

ただ多忙だったため、ストレスによって心身が疲れ、結果的に寿命を縮めてしまった可能性も高そうです。

筆者も武田さんの描く人物と衣装の絵柄が好きでした。

ドレスの細密描写が見事ですが、レトロな色合いの着物も魅力的。

ジャポニズムを感じさせるかわいいイラストを、目にする度に楽しんだものです。

二度と武田さんのすてきなイラストを見ることができないと思うと、非常に寂しい気持ちになります。

ストレスや過労によって病気を患ったのであれば、せめて天国ではゆっくり休んで欲しいですね。

武田日向のイラスト、作風の魅力

武田さんのイラストは、少女漫画に近い作風でした。

特徴は中性的で童顔のキャラクターと、細部の緻密な描写。

キャラクターの顔はかわいらしく、眺めていると心安らぐような、柔らかい雰囲気をまとっています。

同時に衣装のレースや柄、小物や建物などは驚くほど緻密に描かれているため、視覚的に見飽きることがありません。

実は武田さんの妹・千野えながさんも、イラストレーターとして活躍しています。

千野さんのイラストも、かわいらしさと繊細さを封じ込めた魅力的な作品ばかりです。

柔らかい線や色遣いは、姉の武田さんに通じる画風といえますね。

『異国迷路のクロワーゼ』は、武田さんの代表作で、2011年にアニメ化もされた作品。

病気休載を経て、コミックは全2巻で絶筆となってしまいましたが、彼女の作風を楽しむには最適な漫画です。

本作は、長崎からパリへ奉公にやってきた少女・湯音(ゆね)の成長を描いた物語。

イラストについては、主人公の和装と、周囲の人々の洋装のいずれも楽しめる点が魅力です。

ほのぼのしたストーリーも、日々の疲れを癒すために効果的かもしれません。

漫画、アニメ共に良作といえるため、ぜひ作品世界に足を踏み入れてみることをおすすめします。

桜庭一樹の『GOSICK -ゴシック-』での活躍

人気作家・桜庭一樹さんによるミステリー小説『GOSICK -ゴシック-』。

武田さんは本作の富士見ミステリー文庫版において、挿絵イラストを担当しました。

2011年にアニメ化された際は、彼女のイラストがキャラクターデザインの原案となりましたね。

ヒロインのヴィクトリカは、金髪碧眼の美少女探偵。

日本の少女たちが抱く西洋人への憧れを、具現化したかのようなキャラクターといえますね。

桜庭さんは、初めて武田さんのイラストを受け取った際、あまりに緻密で大胆なイラストに驚いたそうです。

以降は、「作品には武田さんの絵がある」という前提で、原稿を書くようになります。

内容がイラストに負けないよう、必死に作品を書き進めていたそうですが、「イラストは小説を軽々超えて届いた」とのこと。

上質なイラストがあったからこそ、作品もどんどん面白味を増していったのでしょう。

桜庭さんによると武田さんは、『異国迷路のクロワーゼ』の湯音とよく似た、小柄で黒髪のボブヘアの女性だったそうです。

線が細く見えるものの、しっかりした意志を感じさせる雰囲気があったといいます。


桜庭さんは武田さんの訃報に触れ、「感謝と尊敬の気持ちしかない」とコメントしました。

きっと2人は、同じ表現のプロ同士、刺激し合いながら作品の質を高めていたのでしょう。

彼女たちが創り上げた作品は、今後も新たなファンを獲得していくに違いありませんね。

桜庭一樹の大学。夫と結婚、家族について。家、犬との生活

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執筆・編集者
アスネタ編集部

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