『みんなあげちゃう』や『甘い生活』などの漫画を描いてきた弓月光(ゆづき ひかる)さん。
作品が発売禁止にされたことがありますが、どのような理由によるものだったのでしょうか。
また2023年現在は活動しているのか、あるいは発売禁止を受けて休載中なのか確認します。
併せて、気になる若い頃の画像、高額な印税額を告白したというエピソードを紹介します。
弓月光のプロフィール
本名:西村司
生年月日:1949年12月5日
身長:不明
出身地:高知県吾川郡伊野町(現在のいの町)
最終学歴:淳心学院高等学校
弓月光の『シンデレラエクスプレス』が発売禁止になる
弓月さんの作品が発売禁止になったという情報を見ていきます。
弓月光先生原画展いてきた!昔に少女漫画作品全て読んだけど電書でまた読み返してて、今読んでも面白いってすごい!甘い生活も読み始めてみたら面白くて止まらない!原画すごく綺麗で、特にカラーが昔のは色合いがPOPでオシャレ、現代のものは柔らかい雰囲気で素敵!グッズはポスカを購入!#弓月光 pic.twitter.com/I2iS2oJM8d
— ゆーきゃん (@yukyan_1101) May 27, 2019
かつて『シンデレラエクスプレス』が、セクシーな描写が問題視され、有害図書指定を受けて発売禁止となりました。
1巻を買った人の中には、2巻を買いに行ったところ、発売中止で落胆したという人もいるようですね。
ストーリーの続きが気になる作品が発売禁止となってしまうのは、非常につらく悲しい気持ちになるはずです。
弓月さんも続きを楽しみにしていたファンに、申し訳ない気持ちになったのではないでしょうか。
結果的に、規制を受けないレベルのセクシーな描写を取り入れた作品を「腹いせのつもりで」書いたそうです。
その作品こそ、大ヒット作『甘い生活』でした。
大手下着メーカーを舞台にしたラブコメディーで、きわどい描写に夢中になる読者が続出しました。
弓月光は現在、休載を経て作品連載中
弓月さんは作品を発売禁止にされたものの、2023年現在まで漫画家活動を継続しています。
1990年から『甘い生活』の連載を「ビジネスジャンプ」で開始。
しかし同誌が休載したことで、2011年からは後継誌「グランドジャンプ」で連載を再開しています。
2023年現在も『甘い生活 2nd season』を継続的に描いており、連載33年目を迎えました。
弓月作品の最長連載記録を更新し、2021年12月には最新14巻が発売となります。
弓月光『甘い生活 2nd season』14巻が12月に出る! 速攻で予約しておこう。おもえば20世紀から読み続けている作品は、たらさわみちさんの動物病院シリーズと甘い生活だけになった。
— ESHITA Masayuki (@massa27) October 25, 2021
発売中止という憂き目に遭った作品のファンたちも、今では思う存分弓月ワールドに浸っているのでしょう。
集英社での漫画家生活を50年以上続けて、ファンの声援に応えてきた弓月さんのバイタリティには頭が下がりますね。
2023年現在は毎月第1および第3水曜日に発売される「グランドジャンプ」で『甘い生活』『瞬きのソーニャ』を連載しています。
またツイッターでは、ファンの投稿に対して反応を示し、SNS上での交流を楽しんでいる様子です。
あまり食い込まず、胸やお尻を綺麗に包み込むシンプルデザインなら何処のメーカーでも好きですね(レースやフリルが多いのは描きにくくて) https://t.co/jCLPYPOe5C
— 弓月 光 (@h_yuzuki) November 30, 2021
ファンへのサービス精神が高い漫画家であることがうかがえますね。
2023年現在、72歳を迎えてもなお、旺盛な創作意欲と優しい心遣いで読者を魅了していることが分かりました。
弓月光の若い頃画像
弓月さんの若い頃の顔が気になる人は多いようですね。
女性らしい名前の持ち主で、少女漫画を描いてきたからこそ、勘違いしている人もいるかもしれませんが弓月さんは男性です。
若い頃はどんな風貌の男性だったのか気になりますが、画像は見当たりませんでした。
(´◉◞ω◟◉)若い頃の弓月光せんせいは見つからなかった
が、別の人の若い頃の写真が見つかった pic.twitter.com/cIzEvvtegy
— ぶぅ〠〠来世こそは草刈正雄 (@mrbuu) March 6, 2015
今では白髪のすてきな紳士になっているため、若い頃も魅力的な男性だったのではないでしょうか。
漫画家50年・弓月光氏、“都合のいい女”描かず 原動力は…「性欲なくなったら終わり」(写真 全14枚)https://t.co/UCzJM41Wkg
— ORICON NEWS(オリコンニュース) (@oricon) May 23, 2019
若い頃の姿については、今の紳士的な雰囲気から想像してみるのも良いかもしれませんね。
弓月光が高額な印税額を告白
2019年、弓月さんはテレビ東京系の番組『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~』に出演しました。
有名人が近況について語る同番組内で、弓月さんは自身の原稿料と印税額を赤裸々に告白。
やはり約30年も続いてきた『甘い生活』での収入が最も高額のようです。
『甘い生活』の原稿料だけでも、少なく見積もって2億円以上にもなると明かしていました。
1作品だけで億単位の収入を得ているなんて、驚愕の事実ですね。
『甘い生活』が多くの人々に愛され続けていることが、金額を見ただけでも実感できます。
少女漫画雑誌に作品を連載していたデビュー当時から、セクシー路線に転換した30歳頃までで、単行本を4,000万部ほど出してきました。
単行本の平均価格が350円とすれば、50年の活動の中で稼いだ印税は、総額14億円にも上ることになります。
弓月さんは莫大な収入を、すべて奥さんに渡してきたそうです。
これだけ巨額の財産を得たのですから、家族はきっと豪邸で暮らしているのではないでしょうか。
一生分以上のお金を稼ぎながらも、ファンの期待に応えるべく活動を続けていく弓月さんの姿勢はすばらしいですね。
作品が発売禁止となった時代から応援しているファンたちのためにも、引き続き長く活躍を続けて欲しいです。
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