芸名をめぐって話題になった芸能人というと、坂本一生(さかもといっせい)さんが思い浮かびますね。
若い頃に新加勢大周(しんかせたいしゅう)という名前で1991年にデビュー。
事務所と芸能人の騒動に巻き込まれてしまいましたね。
筋肉がムキムキで、水泳も得意だったと言われています。
また、元いいとも青年隊で人気だった工藤兄弟(くどうきょうだい)との確執についても話題になりました。
それでは坂本一生さんについて見ていきましょう。
坂本一生のプロフィール
本名:伊藤文夫(いとうふみお)
生年月日:1971年(昭和46年)4月20日
身長:180cm
出身地:千葉県八千代市
最終学歴:千葉商科大学付属高等学校卒業
所属事務所:個人
坂本一生は若い頃留学帰りにスカウトされて新加勢大周になった
坂本一生さんと言えば、「加勢大周」という名前をめぐる騒動に巻き込まれた不運な人。
見た目もかっこ良かったので、デビューの仕方が違っていたらもっと違う芸能生活を送れたかもしれませんね。
坂本一生さんは、千葉商科大学付属高等学校を卒業するとすぐにオーストラリアへ。
2年間オーストラリアで英語の勉強をしていました。
そして日本に戻ってきたところ、空港で突然スカウトされたのです。
名刺を渡されて、連絡先を交換すると自宅にも電話がかかってきたといいます。
坂本一生さんも興味を示し、芸能事務所に行きました。
すると加勢大周さんが活躍しているビデオを見せられたのです。
実は坂本一生さんは日本にいなかったので、加勢大周さんという存在を全く知らなかったのだとか。
わけもわからずビデオを見ていると、社長が「お前を新加勢大周としてデビューさせる」と一言。
坂本一生さんはびっくりしたと同時に違和感もあったそうです。
しかし若かったので何も言えなかったと後に語っています。
加勢大周さんは白いTシャツで爽やかに売り出していました。
対抗するために、新加勢大周になる坂本一生さんはいつも「黒いタンクトップでマッチョ」に。
体を鍛えていたので、筋肉があって引き締まった体を見て事務所が売り出し方を考えたのでしょう。
1993年7月にデビューすると、熱狂的な加勢大周さんのファンから攻撃をされたことも。
缶ジュースを投げつけられ、「バーカ!」と捨て台詞を吐かれたことがあったといいます。
結局「新加勢大周」としてデビュー後、たったの20日で騒動は収束。
森繁久彌(もりしげひさや)さんや二谷英明(にたにひであき)さんが、事務所の社長を説得したのです。
新加勢大周から坂本一生に改名後も、新人なのに知名度は抜群にありました。
仕事もしばらくは数多く舞い込んできました。
しかし事務所が弱小だったので、バラエティ番組に出演しても先輩の助けなどもありません。
かなり厳しい立ち位置で、ただ仕事をこなす日々。
しかも事務所は加勢大周さんとの裁判で費用がかかり、坂本一生さんはろくに給料をもらえていなかったそうです。
結局芸能界を4年で引退した後は、十数回も転職を繰り返しました。
途中で芸能界に復帰したこともありましたが、うまくいかなかったようです。
坂本一生の筋肉はムキムキで、現在はジムを運営
千葉県八千代市出身の、坂本一生さん。
2023年現在は、地元でプライベート型の「坂本一生(SIS)パーソナルジム」を運営していることがわかりました。
開設したのは2017年6月。
コロナ禍で、スポーツジムは痛手を受けているはずですよね。
しかし坂本一生さんが経営しているのは「プライベートジム」なので、あまり影響を受けていないそうです。
このジムでは3つのコースがあり、「痩身」「体力」「筋力」に分かれています。
きめ細やかな指導が魅力なのだとか。
週1回30分で月会費が22,000円。
週に通う回数や1回の時間も細かく設定されており、その人に合った通い方ができるようです。
坂本一生さんは留学時代に筋トレを始めて、欠かさず続けているといいます。
身体作りについて、知識が豊富だそうですよ。
「体を鍛えれば、精神も鍛えられるので逆境にも耐えられる」と坂本一生さんはコメントしています。
2023年現在の姿は、筋肉の付き方が若い頃の何倍もありそうなほど。
私の知ってる新加勢大周(坂本一生)じゃない。#クイズ脳ベルSHOW pic.twitter.com/m0LuipoTil
— 歯科医師ぴーやま (@kSRqDiWv5wbi15P) January 5, 2022
かなりガタイが大きくなっているようです。
坂本一生は高校で水泳部に所属して専門は背泳
坂本一生さんは、千葉商科大学付属高等学校に進学。
水泳部に所属して、背泳が専門だったそうです。
得意の水泳を生かして、芸能界でもスポーツ番組で泳ぎを披露したことがありましたね。
オリンピックで金メダルをとった海外の女子水泳選手と、競泳したことも。
50メートルをクロールで泳ぎましたが、坂本一生さんのタイムは24秒台だったとか。
これは、相当速いタイムなのではないでしょうか。
専門ではないクロールでこのタイムなので、背泳ではかなり活躍していた可能性がありますね。
坂本一生は犬猿の仲だった工藤兄弟と番組内で大ゲンカ
「笑っていいとも!」で人気を博した、双子の工藤兄弟を覚えているでしょうか。
実は坂本一生さんとは犬猿の仲だったとか。
TBS放送の「スポーツマンNo.1決定戦」に両者が出演した時のこと。
棒倒しの競技で、工藤兄弟の兄・工藤順一郎(くどうじゅんいちろう)さんと坂本一生が喧嘩に。
事の発端は、「坂本一生さんが先に死角から殴ってきた」と工藤順一郎さんは語っています。
殴られたら殴り返せ、という流れで取っ組み合いの大ケンカに発展。
とてもテレビで放送できない状態になったそうです。
30年近く前、たまたま通り掛かったサンシャインシティ噴水広場でイジリー岡田が司会をやっているところを見かけたことがある。坂本一生との抗争でお馴染み、工藤兄弟のリリイベ pic.twitter.com/RvQrqwhp0m
— newmochitaro (@newmochitaro) May 8, 2021
一旦収束したかに見えましたが、番組を変えて再びガチバトルが起こります。
テレビ東京系バラエティ番組「浅草橋ヤング洋品店」でも火花を散らした坂本一生さんと工藤兄弟。
ジャンケン対決やボクシングなどをして争いが繰り広げられていました。
最終対決では坂本一生さんが勝利し、工藤兄弟がパンツを脱がされて終了。
この内容の全てが本気のバトルだったかは、不明です。
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