海外のオーケストラとの共演実績が豊富なベテランピアニストの仲道郁代(なかみち いくよ)さん。
華々しく活躍する中、私生活では離婚を経験し、シングルマザーとして育児に奔走した時期もありました。
今回は郁代さんの夫と離婚の詳細、再婚せず現在も独身で活動を続ける様子を見ていきます。
【"音楽の力"を信じて】
林田理沙です。
私の横にいるのは
憧れのピアニスト、仲道郁代さん🎹東日本大震災直後から
被災地に足を運び
音楽を届け続けています。まもなく震災から9年。
葛藤を乗り越え実感した
「音楽の力」について伺いました。放送は あす2日(月)7時~#仲道郁代 pic.twitter.com/wXnrEiY1F2
— NHK おはよう日本 公式 (@nhk_ohayou) March 1, 2020
仲道郁代のプロフィール
本名:仲道郁代
生年月日:1963年2月13日
身長:非公表
出身地:宮城県仙台市生まれ、浜松市育ち
最終学歴:桐朋学園大学
所属事務所:ジャパン・アーツ
仲道郁代の夫は音楽雑誌の記者
1993年8月、郁代さんは音楽雑誌の記者の男性と結婚しました。
1996年11月に長女が生まれましたが、お互いに仕事が忙しく、すれ違いが生じていったようです。
娘さんが3歳のときに離婚し、郁代さんはシングルマザーとして演奏活動と育児を両立する必要に迫られました。
ベビーシッターを利用しながら、演奏活動の合間を縫って授乳するというハードな日々を送っていたそうです。
2023年現在、娘さんは26歳を迎え、フルート演奏の道に進んでいます。
立派に育ててくれた母に感謝しながら、母のように実力ある音楽家を目指して精進しているのでしょう。
仲道郁代は離婚後に育児に奔走
郁代さんの夫については、音楽雑誌の記者だったということ以外に、詳しい情報はありません。
そのため離婚時の様子は推測するしかありませんが、音楽関係者への取材などで多忙な日々を送っていたのではないでしょうか。
家庭を大切にする余裕がなく、やむを得ず離婚を決意した可能性がありますね。
一般人のため正確な情報は見当たらないものの、もしかすると音楽ファンは雑誌で彼の文章を読んだことがあるかもしれませんね。
「 #仲道郁代 ピアノ・リサイタル~オール・ベートーヴェン・ソナタ~」が終演いたしました!
仲道郁代さんには12月のアナリーゼワークショップと本日のリサイタルにご出演いただきました。
多くの皆様のご来場、誠にありがとうございました。 pic.twitter.com/7Jdj9pFWYX— 【公式】希望ホール(酒田市民会館) (@kibou_hall) February 19, 2022
郁代さんは離婚前、実母の芳子さんに育児をサポートしてもらおうと考えていました。
しかし娘さんが生後3か月のとき、芳子さんはかつて患ったがんが再発して治療を受けることになります。
仕方なく演奏活動に娘さんを連れて行き、ときにはおんぶしたまま練習に励むこともありました。
残念ながら芳子さんは回復することなく、娘さんが10か月のときに亡くなってしまいます。
忙しい郁代さんにとって、頼みの綱だった母の死は大きな打撃だったはずです。
さらに娘さんが3歳のときに夫と別れたのですから、いよいよ頼れる人はベビーシッターしかいなくなってしまいました。
海外の演奏活動にもベビーシッターを同伴し、コンサートホールの楽屋や舞台袖、舞台裏で育児をする日々を送ったのです。
仲道郁代は再婚していない様子
親族に頼らず育児をしながら、演奏活動も行うという、あまりにも過酷な日々を送っていた郁代さん。
「再婚したら楽になるかな」と考えたことは、一度くらいはあったのかもしれません。
終演後の仲道郁代さんサイン会。
観客とアーティストが気軽に交流できるのも #近江の春 ならでは。 pic.twitter.com/QKY299pyQz— (非公式)近江の春 びわ湖クラシック音楽祭 サポーターズ (@omi_supporters) April 28, 2019
ただ郁代さんは再婚せずに娘さんを育て上げ、大学も卒業させています。
娘さんは立派に成長し、今では母と協力し合いながら、一緒に音楽活動を行っている様子です。
2人の様子を見る限り、郁代さんは再婚せずに過酷な育児の日々を乗り越えたことがうかがえます。
もちろん公表していないだけで、恋人や再婚相手がいる可能性もゼロではありません。
ただシングルマザーとして育児に奔走した経験で、1人でも生きていく自信が付いたのではないでしょうか。
音楽活動も充実させている様子から判断すると、2023年現在も独身である可能性が高そうですね。
仲道郁代は現在も演奏活動やメディア出演で多忙
郁代さんは2023年現在も、国内外のコンサートやテレビ番組などに出演し、多忙な日々を送っています。
育児をしていた頃は「頼れる人がいない」ことによる焦燥感を抱いた日もあったはず。
その点、今では娘さんが「頼れる人」になってくれているため安心ですね。
音楽活動に集中しながら、忙しくても楽しく充実した日々を過ごしているのではないでしょうか。
静岡グランシップ音楽の広場コンサート。2020.2021の中止を経ての今年の実現でした。多くの方が関わる大規模なコンサート。音楽への想い溢れる時間でした。 pic.twitter.com/kcyelto9D3
— 仲道郁代/Ikuyo Nakamichiオフィシャル (@Ikuyo_nakamichi) August 7, 2022
白寿ホールでのベートーヴェンとシェークスピア公演
浦久俊彦さんナビゲート
私はベートーヴェン作品の中の演劇性についてお話しました
演奏は10番、テンペスト、31番 pic.twitter.com/Cpol1ek552— 仲道郁代/Ikuyo Nakamichiオフィシャル (@Ikuyo_nakamichi) July 9, 2022
郁代さんはオリジナル楽曲をリリースして話題性を呼ぶピアニストではありません。
クラシック界の巨匠の曲を演奏し、古典を後世に伝え続けるピアニストとして活動を続けています。
2027年には、ベートーヴェンが没後200年を迎えるため、記念のための特別プロジェクトが始動しています。
郁代さんはトップレベルの演奏家としてプロジェクトに参加し、2027年に向けて準備を進めている最中です。
仲道郁代さん
ベートーヴェンの…2027年そっかあ没後200年。
ピアノ入る曲全部ですか!
壮大ですねー。— 沓屋南実🍺915l🌊 (@nami0758) August 5, 2022
仲道郁代は独身でも楽しく過ごしている様子
子育てが一段落した郁代さんは、今も独身で過ごしている可能性が高いものの、大好きな音楽活動に邁進しています。
音楽に情熱を注ぎながら、愛する娘さんとの幸せな日々を過ごしているのでしょう。
かつて離婚や母の死によって苦労した分、今はご褒美として幸福度の高い日々を送っているに違いありませんね。
関連記事
仲道郁代の娘は慶應大学に在籍していた。フルート&ピアノを演奏
コメント