おネエタレントとして人気を博した山咲トオル(やまざき とおる)さん。
最近はテレビで見かけなくなりましたが一体どうしているのでしょうか。
しくじりを告白し話題となった山咲トオル
おどろおどろしいホラー漫画の作者とは思えない端正なルックスが話題となった山咲トオルさん。
「おネエ」という当時はまだ珍しかったキャラクターもあって一躍ブレイク。
あっという間にお茶の間の人気者になりました。
高校卒業後、アイドルを夢見て沖縄から上京した山咲トオルさん。
24歳になるまでに200以上ものオーディションに参加するも上手くいかず。
アイドルを諦めて目指したのが漫画家でした。
高校でデザイン学科に通っていたこともあってか、あっという間にホラー漫画家としてデビューが決定。
ちなみに「山咲トオル」はホラー漫画家としてデビューする時につけたペンネーム。
本名は「中沢惣八郎」と言います。
「山咲トオル」の「山咲」は大ファンだったという山咲千里さんから取ったもの。
「トオル」は姉の元夫の名前なんだとか。
ホラー漫画の第一人者と言われる楳図かずおさんの影響を強く受けた絵柄と本人のギャップが評判に。
その後は漫画家と並行してタレントとしても活動を開始しました。
多い時には1年間で255本の番組に出演し、6500万円もの貯金があったという山咲トオルさん。
ところが突如、その姿を見かける機会が激減。
その理由について山咲トオルさんがテレビ朝日系のバラエティ番組「しくじり先生 俺みたいになるな!!」で告白。
山咲トオルさんは自意識過剰だったためにテレビから干されてしまったそうです。
キャラクターが話題となった時に太田プロダクションから誘いが来たという山咲トオルさん。
太田プロダクションに所属する際に、
体力系、お涙ちょうだいはNG。ヘアメイク・スタイリストは自分のセンスでやりたいので不要。身体がガリガリでみすぼらしいので、肌の露出はNG。乳首が写るのはNG
という条件を付けたそうです。
ここまでの条件をつけるのは新人としては異例の事でしょう。
それだけ山咲トオルさんを所属タレントにしたかったという事でもありますが。
おネエタレントとして一躍、時の人となった山咲トオルさん。
ただ、芸能界では特定のキャラクターが受けると二番煎じ、三番煎じが出てくるもの。
新しいおネエタレントが次々と増えていくなかで山咲トオルさんは
ただテレビの画面でチラッと映ってニコって笑ってるだけの自分が、つらい、というか(スタッフやプロダクションに)迷惑をかけてるな
と感じたことで3年間のタレント活動の休業を決意。
6500万円もの貯金があった山咲トオルさんは休業中に遊びまくっていたそうです。
休業前の人気を過信していた山咲トオルさん。
貯金の底が見えてきたためタレント活動を再開しようとマネージャーに相談すると、
今の芸能界にあなたの居場所はないよ
と言われてしまったそうです。
大勢のタレントが限られた出演枠を争うことから芸能界はよく椅子取りゲームに例えられます。
自分からゲームを降りてしまった山咲トオルさん。
3年も休んでしまったために、おネエタレントの席は埋まってしまっていたんです。
山咲トオルが個展を開催していた?
特徴的なタッチのホラー漫画の印象が非常に強い山咲トオルさん。
ですが高校時代に学んだデッサン力と画力は本物。
その証拠と言えるのが個展の開催。
山咲トオルさんはかつて都内で「初めての個展〜山咲トオル〜」という個展を開催しているんです。
個展では漫画の原画だけでなくオードリーヘップバーンさんや美空ひばりさんと言った往年のスターの絵に自作のコサージュなども展示されていたそうです。
特別な画材などは使用せずに鉛筆などの手に入れやすい道具を使用。
多くの人に絵を見てもらう漫画家が本業の山咲トオルさんですが
きのうから緊張で寝ていない。片付けた後に実感が湧く
と個展の開催は漫画家の活動とは全く心境が違ったようです。
山咲トオルさんの個展の最初のお客さんとなったのが歌手の美川憲一さん。
美川憲一さんはバリ島で描いたというマリリンモンローさんの絵を購入しています。
山咲トオルさんが「師匠」と呼び慕っている美川憲一さん。
師匠に絵を購入して貰えて山咲トオルさんの自信につながったことでしょう。
山咲トオルは病気だった?
テレビで活躍していたタレントが姿を見せなくなると病気説や死亡説が出ることが良くあります。
山咲トオルさんもそんなタレントの一人。
テレビに出演しなくなったのは病気が原因では?と言われていました。
ですが、前述の通り山咲トオルさんがテレビに出演しなくなったのは自分の意思による休業によるもの。
病気が原因ではありません。
なお、山咲トオルさんも自分が病気と言われていることに気付いており
山咲トオル。
を、数年ぶりに検索してみると。
※山咲トオル病気。
とかが。
ワードで、出てきたわけよ〜(汗)
とブログに書いています。
病気説を一蹴するために上半身裸の写真も掲載し
今や、48歳ですけれども。
30年前、高校3年生のまんま。
スリーサイズも、体重も変わりません。
と至って健康であるとコメントしています。
50歳を前にして高校3年生と同じ体つきというのは凄いですよね。
不規則な生活というイメージの漫画家やタレント。
山咲トオルさんはよっぽど節制した生活を送っているのでしょう。
現在の山咲トオルはナレーションで活躍?
3年間もタレント活動を休んだためにテレビへの露出が極端に減ってしまった山咲トオルさん。
その姿を見かける機会は現在もあまり多くはありません。
ただ、姿は目にしませんが声は耳にしているはず。
というのも山咲トオルさんは2013年から日本テレビ系のバラエティ番組「幸せ!ボンビーガール」でナレーションを担当しているんです。
小さい頃は
変声前でもあり、更に甲高く。
それでいて、声が、軽く糸を引き、クネクネしていたから
と声にコンプレックスがあったという山咲トオルさん。
ですがスタッフからは
トオルちゃんの声って、なぜか、なつかしいと言うか、安心するんだよね
と好評のようです。
スタッフだけでなく視聴者からの評判も良いからこれだけ長くナレーションを務められているのでしょう。
コンプレックスに感じるということは、それがその人の個性とも言えます。
自分では嫌だと思っていても人には好意的にとられた経験がある人も多いはず。
また、山咲トオルさんは千葉テレビの料理番組「ごちそうライフ」にも2012年からレギュラー出演中。
ちなみに「ごちそうライフ」は実の姉でタレントの中沢初絵さんも出演しています。
かつて活躍していたタレントが再ブレイクして大活躍している昨今の芸能界。
穏やかな癒し系のおネエタレントとして山咲トオルさんも再ブレイクする日が近いかもしれません。
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