岩佐まりの結婚は？母を介護中＆父と弟、家族まとめ！なぜ大学に通い始めた？

母をシングル介護中であることを明かして話題となった岩佐まり(いわさまり)さん。
高齢化社会を迎える日本ではこれから更に介護が大きな問題となっていくことでしょう。

岩佐まりは母の介護で話題に？

母親が芸能事が好きだったこと、10歳年上の従妹が女優として活動していたことから高校2年生の時に芸能事務所のオーディションに参加した岩佐まりさん。
オーディションに合格したことで上京したいと思ったそうですが、

せめて高校だけは卒業しなさい

と説得されたため高校卒業後に女優を目指して上京。
アイドルグループ「i-chips」や「恋のから騒ぎ」の16期生として活動していましたがリポーターやキャスターとしての仕事が増えたことからフリーアナウンサーに一本化。
現在もリポーターとして様々な番組で活躍しています。

そんな岩佐まりさんは母親をシングル介護していることが大きな話題となりました。

2003年に物忘れが始まったという岩佐まりさんの母。
徐々に物忘れがひどくなり家事も出来なくなったそうです。

2006年にアルツハイマー型軽度認知障害と診断され、治療薬がなく進行していくことも告げられたそうです。
それから2年後の2008年にはアルツハイマーと診断が下されました。

母を引き取りシングル介護を続ける岩佐まりさん。
仕事をしなくては生活が出来ないためフリーアナウンサーの仕事は継続しています。

岩佐まりさんが母の介護が出来ない間はデイサービスを利用。
そのため月収の殆どが介護に消えてしまうそうです。

同居してから10日後に母が行方不明になるなど早々にして介護の大変さを体感した岩佐まりさん。
途方に暮れた事もあったそうですが、

私は母の介護士よ！

と開き直れたことで今も介護を続けていられるようです。

辛いことばかりが報じられる介護ですが、岩佐まりさんは介護をするようになって年上の友達が増えたそうです。
また、頑張り過ぎて共倒れとならないように友人との時間も確保しているんだとか。
岩佐まりさんのような介護が理想的な介護の在り方かもしれません。

なお、岩佐まりさんは日々の介護の様子を「若年性アルツハイマーの母と生きる」というブログで発信しています。
明るく前向きに介護に取り組んでいる事が分かりますので一度覗いてみてはいかがでしょうか。

母を引き取りシングル介護をしている岩佐まりさん。
働きながらの介護が大変なのは想像に難くありませんよね。

では他の家族は何をしているのでしょうか。

調べてみると当初は岩佐まりさんの父が母の介護をしていたようです。
ですが岩佐まりさんの父親はいわゆる「昭和の父親」で家事と介護の両立は相当厳しいものがあったそうです。
父の愚痴が徐々に増えてきたこともあり母親を引き取ることを決意したんだとか。

また、岩佐まりさんには弟がいるようです。
弟が介護にどのように携わっているかは分かりませんでした。

ですが何かしらの援助はしてくれていることでしょう。
金銭的な補助をしてくれているのかもしれません。

母を引き取りシングル介護している岩佐まりさん。
プライベートの時間も大切にして介護だけの生活にならないようにしています。

プライベートと言えば気になるのが岩佐まりさんが結婚しているかどうか。
1983年生まれということで年齢的には結婚していてもおかしくはありません。

ですが、岩佐まりさんは

これで恋愛相手がみつかれば、最高なんですけどね

と語っており結婚はしていないようです。
結婚相手については

お母さんも受け入れてくれる人じゃないと選ばない

と母を大事にしてくれる人でなければ結婚しないとも語っています。
自分の幸せを後回しにする程の覚悟を持って介護に臨んでいるなんて凄いこと。

そこまで大事にしてもらえるなんて岩佐まりさんの母は幸せですね。

高校卒業と同時に上京して芸能活動を始めた岩佐まりさん。
ですが2018年に大学に進学したことを明かしています。

私、この4月から
日本福祉大学通信教育部に入学しました。

岩佐まりさんが大学に進学した理由は社会福祉士の資格を取るため。

働きながら介護もしている岩佐まりさん。
大学に通う時間がないことから通信制の大学を選んだそうです。

岩佐まりさんは将来の夢について次のように語っています。

私、いつかケアマネージャーになりたいです。

介護で苦しむ方を減らしていきたいです。

母の介護を通して介護業界の大変さを常々感じているはず。
また、介護施設での痛ましい事件・事故を報道で見聞きして胸を痛めることも多いでしょう。

そんな人達の助けになればとケアマネージャーを目指している岩佐まりさん。
働いて母の介護もして勉強もするという非常に多忙な生活も夢があるから頑張れるのだと思います。

岩佐まりさんのように前向きに介護と向き合う人が増えることを願わずにはいられません。