佐々木 主浩(ささき かづひろ)さんは”大魔神”の愛称で日本やメジャーリーグで活躍しました。
現役を引退後は野球解説だけでなく、なんと競馬の馬主になって数多くの名馬を所有しました。
今回は佐々木主浩さんの所有馬や馬主の成績、武豊さんや競馬系の仕事について見て行きます!
佐々木主浩の所有馬や馬主としての成績は?
まずは佐々木主浩さんの所有馬や馬主としての成績について見て行こうと思います!
佐々木主浩さんは2006年5月16日にNAR(地方競馬)の馬主登録を、2006年11月にはJRA(中央競馬)の馬主登録を済ませて念願の「馬主(うまぬし)生活」をスタートさせています。
ちなみに、馬主になるには一定の条件があるので”一種のステータス”と言われています!
・今後も継続的に得られる見込みのある所得が、過去2年いずれも1,700万円以上あること。
・継続的に保有する資産の額が7,500万円以上あること。
つまり、宝くじなどの一時的な所得だけでは馬主登録をすることが出来ず、安定的な社会的地位と所得が入り続ける人しか審査に合格出来ない仕組みになっています。
中央競馬の馬主として最初に所有したのはアドマイヤマジン号で、大きなレースを勝つ事は無かったものの「約7,500万円」もの賞金を稼いで引退しました。
それからしばらくは活躍馬に恵まれませんでしたが、2010年7月にデビューしたマジンプロスパー号で2012年2月に阪急杯(G3)を制覇して初の重賞タイトルを獲得しました!
その後、2011年8月にデビューしたヴィルシーナ号で2013年5月のヴィクトリアマイル(GI)を制してG1オーナーとなり、翌年の同レースも連覇しています。
2014年9月にデビューしたシュヴァルグラン号で2017年11月にジャパンC(GI)を制し、2019年3月にドバイで開催されたドバイシーマC(G1)で2着に入りました。
また、2015年10月にデビューしたヴィブロス号(シュヴァルグラン号の半弟)で2017年3月にドバイターフ(G1)を制覇し、約4億円の賞金と国際G1オーナーという名誉を手に入れました。
佐々木主浩さんは中央競馬で所有した20頭で約24億円の賞金(※馬主の取り分は80%)を獲得し、国際G1のドバイターフを含めて2019年末現在で5勝を挙げています。
まとめて書くと簡単に思ってしまうかも知れませんが、多くの馬主はG1を勝つことが出来ませんし、佐々木主浩さんのように馬主生活が黒字になる例は極めてレアケースです。
佐々木主浩と武豊の微妙な関係
【競馬ネタ】佐々木「豊くんやっぱり似合うねこの勝負服w」武豊「ありがとうございますw」友道「ガハハハハ」 https://t.co/EMOzERaesT pic.twitter.com/zwHmHtewcE
— 競馬ニュース.com (@keibanewscom) 2018年7月10日
次は佐々木主浩さんと武豊さんの微妙な関係について見て行きます。
ふたりは元々アスリート同士だった共通点もあって親しい関係なのですが、佐々木主浩さんが馬主になってから最近まで一度も武豊さんが騎乗した事がありませんでした。
その原因について調べてみると、佐々木主浩さんの競馬の師匠でもある馬主の近藤利一さんが武豊さんと絶縁関係になった事が大きな理由としてあったようです。
近藤利一さんが武豊さんを騎乗させない方針だったので佐々木主浩さんも気を使って乗せなかったそうですが、2018年7月にデビューしたブラヴァス号に武豊さんが騎乗しました。
この事から”近藤利一さんと武豊さんの和解も近い”と競馬界で話題になりましたが、2019年11月17日に近藤利一さんが亡くなったので和解できないまま終わってしまいました。
近藤利一さんが亡くなる前に武豊さんとの今後について何を言ったか分かりませんが、佐々木主浩さんの馬に騎乗することが解禁されたと言っても過言ではないと思います。
また、前述のブラヴァス号に騎乗した武豊さんは2019年8月に同馬の初勝利を挙げています。
佐々木主浩は競馬番組やイベントにもひっぱりだこ!
最後に佐々木主浩さんの競馬関連の活動について見て行くことにします。
佐々木主浩さんは馬主として活動する一方、競馬の普及活動にも積極的に参加していました!
おっ!ウインズ札幌!山本愛子さんと田中歩さん! pic.twitter.com/NaCG5xIqgS
— 山崎 啓介 (@yuma_zakiyama) 2019年7月27日
みんなのKEIBAに佐々木さまが!馬主で有名なのよね。 pic.twitter.com/B2p46MPk3m
— 佐久間真理子🌘 (@sakumariko) 2018年7月15日
佐々木主浩さんはプロ野球の解説者を本業にしていますが、他にも馬主だけでなく熱心な競馬ファンの立場として様々なイベントやテレビ番組に出演しています。
馬主としてかなり成功をした部類に入る佐々木主浩さんですが、セリで良い馬を見分ける才能は無いので調教師や牧場関係者の意見をよく聞いて購入を検討するそうです。
知識を付けて知ったかぶりをする馬主も多いのですが、専門家の意見を素直に聞いて様々な判断を下してきた佐々木主浩さんが成功したのは”ある意味で当然”かもしれませんね。
その背景には自分が抑えという立場で分業制を生き抜いてきた経験があったのかも知れません。
佐々木主浩の妻(榎本加奈子)の馴れ初めは?離婚した元嫁(清水香織)はどうなった?
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