あいのり総理(横粂勝仁)、現在(2023)は弁護士でバイキング出演。小泉進次郎と握手拒否＆落選し政界引退

あいのり総理(横粂勝仁)さんは番組を経て国会議員になった驚くべき経歴を持っています。

番組ではちょっと癖のあるキャラクターだったので良くも悪くも評価が別れる存在でした。

今回は横粂勝仁さんの政治活動や小泉進次郎さんとの噂、現在(2023)の活動などに迫ってみました。

あいのり総理が落選して政界を去る
小泉進次郎との握手拒否騒動
横粂勝仁の現在や弁護士業について

あいのり総理が落選して政界を去る

まずはあいのり総理(横粂勝仁)さんの政治歴や引退した経緯を見て行きます。

横粂勝仁さんはあいのりに参加する前からの夢である”総理大臣”を目指して当時の民主党から立候補していますが、最初は政策的に違う自民党の公募に応募していました。

両党は政策の路線が結構違うので不思議な気もしますが、あいのり出演によるブレイク期間が終わらないうちに選挙に出ることが有利だと考えても不思議ではありません。

しかも、出身地である愛知ではなく小泉進次郎さんの地元から出馬させられる(？)など気の毒な面もありましたが、政権交代の波に乗って比例区で復活当選を果たしています。

当選後は持ち前の正義感から党内の大物に対して正論をぶつけて怒られる場面もありましたが、ある意味で”あいのり総理”らしい真っすぐな姿勢にファンも一目置いたでしょう。

また、東日本大震災における菅内閣の対応に不満を持って離党した事がニュースになりました。

当時は「大したことない」であるとか「パフォーマンスだ」と冷ややかな目で見られましたが、離党から3ヶ月後の2011年8月30日に菅内閣は総辞職に追い込まれています。

離党後は無所属として活動し、2012年12月16日投開票の「第46回衆議院議員総選挙」では菅直人さんと同じ東京18区から出馬して(44,828票)を獲得したものの落選しました。

また、2016年7月10日投開票の「第24回参議院議員通常選挙」では東京選挙区から立候補し、全候補者(31名)の中で8位に入る(310,133票)を獲得したものの再び落選しています。

落選から一夜明けた7月11日のブログで政界からの引退を表明しており、今まで政治活動を振り返って”悔いはない”とやり切った充実感に満ちていたのがせめてもの救いでしょうか。

小泉進次郎との握手拒否騒動

次は横粂勝仁さんと小泉進次郎さんの間に起こった”握手拒否騒動”を見て行きます。

2009年5月24日、Youtubeに「小泉進次郎 VS よこくめ勝仁対面 in 横須賀」という題名の動画が投稿され、内容は小泉進次郎さんが横粂勝仁さんの挨拶と握手を無視するものでした。

この様子は多くのメディアで取り上げられて対抗馬である小泉進次郎さんのイメージダウンに繋がる一方、横粂勝仁さんに対しては同情する声も寄せられていました。

最初の動画だと小泉進次郎さんは握手どころか挨拶や視線すら合わせない冷たい印象を与えていますが、公開された動画にはカットされている”前の部分”があったのです。

ふたりは最初に挨拶だけでなく「頑張りましょう」とエールを送りあっています。

公開された動画に対して小泉進次郎さんは”有権者との触れ合いたかった”と説明していますが、事前に挨拶をしていたことについては触れずに黙っていました。

小泉進次郎さんとの握手を放送してもらいたかったのか、それとも動画のようなネガティブキャンペーンをしたかったのかは不明ですが、あまり後味が良い物では無いですよね。

ひとつの動画でも切り取り次第では全く違う印象を与えるのは恐ろしいですが、それだけ政治の世界を生き抜いて行くのは難しいと言ったところでしょうか。

横粂勝仁の現在や弁護士業について

ここでは横粂勝仁さんの現在や活動について見て行きましょう。

政界から引退した横粂勝仁さんは弁護士や税理士として活動をしており、弁護士法人「レガロ」では自身が代表を務めるなど経営者としても活動をしています。

また、フジテレビの情報番組「バイキング」に弁護士のコメンテーターとして出演していました。

そういえば、#バイキングの法律解説してる、横粂弁護士は、#小泉進次郎の選挙区から出て負けて、弁護士稼業してるのよね？東大法学部出身。真面目そうだし、実は空っぽの小泉進次郎よりずっと国のためになる人だと思う。横須賀の人、見る目ないな。#横粂勝仁 #バイキング pic.twitter.com/0xn9TdT1LB
— やっぱり猫がすき (@club_phyz) April 3, 2020