東てる美、肺腺癌で抗がん剤中止の理由。娘と孫は?結婚した夫は元マネージャー

テレビ番組で受けた検診で肺腺癌が発覚し、手術を経て闘病中の東てる美(あずまてるみ)さん。

再発予防の抗がん剤治療を途中でやめた理由は何だったのでしょうか。

また、娘さんとは過去に共演したことがあり、女の子の孫もいるようです。

シングルマザーとして子供を育ててきた東てる美さんですが、かつて結婚していた夫についてもみていきます。

東てる美に肺腺癌発覚&抗がん剤治療中断の理由

『渡る世間は鬼ばかり』シリーズでは、泉ピン子さんをいじめる小姑・邦子役が妙にハマっていた東てる美さん。

美保純さんや岡本麗さんらと同じくロマンポルノから一般の映像作品に進出して成功した女優です。


本名を山辺素美さんといい、1956年8月12日生まれの東京都板橋区出身。

実践女子学園高校を卒業しています。

女優業のかたわら、さまざまな事業も手がけており、実業家としての一面もありますね。

そんな東てる美さんに肺腺癌が発覚したのは2018年5月のことでした。

テレビ番組『名医のTHE太鼓判!』の企画で受けた人間ドックがきっかけで左肺に3センチほどの腫瘍が見つかり、ステージは1B。

自覚症状はなかったといいます。

肺腺癌は初期症状がほとんどなく、X線検査で発見されるケースが多いそうです。

東てる美さんは腹腔鏡手術で左脇に穴を開け、数センチの開腹もして左肺の一部を切除。

のちにリンパにも癌細胞が見つかったためステージは2Bとなり、再発防止のための抗がん剤治療をはじめました。

しかし脱毛や味覚障害、激しい耳鳴りなど強い副作用に悩まされ、結局、抗がん剤治療をやめる決断をします。

じつは東てる美さんは父を胃癌、母を子宮癌で亡くしていました。

母・俊恵さんは抗がん剤治療を受けていたにもかかわらず、1年あまりで帰らぬ人に。

耐えがたい副作用に苦しみ、やめたいと訴えていた母に治療を続けさせたことを東さんはずっと後悔していたそうです。

つらい入退院を繰り返すよりも、旅行にでも行って楽しい時間を過ごしてもらったほうがよかったと振り返っています。

抗がん剤治療をすれば再発や転移はないという保証があれば続けるけれど、我慢して続けても保証はないわけですね。

治療をやめるにあたっては、かつての自分と同じように、一人娘の江梨さんに強く反対されました。

けれども、どれだけ長く生きるかではなく、自分の望む人生を送れるかどうかか大切と説得すると、江梨さんも受け入れたといいます。

東てる美は過去に娘と共演&孫も女の子

東てる美さんには結婚歴があり、一人娘の江梨さんと孫の花南ちゃんがいます。

江梨さんは1985年8月12日生まれの元女優。子役として『春日の局』や『渡る世間は鬼ばかり』シリーズに出演し、母娘共演しています。

90年代にはCMでも共演していました。

高校時代から留学経験があり、大学も海外の大学に進学したそうです。

その後はアメリカ人男性と結婚し、出産のため一時日本に帰国。

ところが、この里帰り出産の間に夫が浮気をしたあげくに雲隠れ。

離婚が成立したのは2013年頃のようです。

東てる美さんは2019年のインタビューで「娘はハワイで家庭をもっている」と語っているので、その後再婚したのかもしれません。

東てる美が結婚した夫は元マネージャー

江梨さんの父親は、東てる美さんの元マネージャーの山辺信雄さんです。

二人は不倫交際からスタートし、山辺さんが離婚して1985年に結婚。

同年に江梨さんが誕生していますから、授かり婚だった可能性が高いですね。

夫は23歳年上とのことですから、52歳でしょうか。

かなりの年の差婚だったわけですが、結婚生活は10年ほど続いたようです。

1995年に離婚したあと、東てる美さんはシングルマザーとして江梨さんを育てます。

前述の2019年のインタビューでは、24年前に離婚してからはずっと一人暮らしと明かしているので、再婚はしなかったのでしょう。

抗がん剤治療を中止したせいで死期が早くなったとしても後悔はしないと語る東てる美さん。


病気に拘束されることのない、自分らしい生き方を選んだということなのでしょう。

癌という病気との向き合い方には、その人の考え方や生き方がよく表れる気がします。

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