鈴木貴子(すずき たかこ)さんは若手の女性政治家として期待を集めていますが、任期中の出産や父親の鈴木宗男との関係でも注目されています。
今回は鈴木貴子さんが結婚した夫の江西伸之さんについてや出産、北海道の選挙区で親子の明暗が分かれた件について見て行きます。
鈴木貴子が結婚した夫、江西伸之
鈴木貴子さんは2016年10月に同じ北海道教育大学附属釧路小学校に通っていた1歳年上の男性と結婚したと報じられました。
当初はカメラマンとしか触れられていませんでしたが、その後の報道で江西 伸之(えにし のぶゆき)さんと判明しました。
こちら鈴木貴子さんのインスタグラムに投稿された結婚式の画像ですが、江西伸之さんは一部報道で「大沢たかお似」と言われただけあってイケメンですよね。
江西伸之さんは高校を卒業後に自衛隊に入隊し、特に精鋭ぞろいと言われる”レンジャー部隊”に所属していたそうです。
鈴木貴子さんは父の仕事の関係もあって中学は港区立青山中学校に進んでいますので、子供の頃にはあまり接点が無かったそうです。
江西伸之さんは自衛隊を除隊後にスポーツ関係のカメラマンとして活動し、西武ライオンズや千葉ロッテとも契約していました。
そんな中、2013年に行われた釧路市出身のプロボクサー・清田祐三さんの試合で偶然の再会を果たしたそうです。
11日、後楽園ホールで同郷のチャンプ清田祐三が輝く! pic.twitter.com/WyEzVkjEXu
— Victoria (@noriyoshi8888) 2015年12月1日
鈴木貴子さんは格闘技観戦好きで有名らしく、その趣味を通じて旦那さんもゲットしたのはラッキーですよね。
再会後に鈴木貴子さんが江西伸之さんに触れているブログが2014年12月にあったので紹介します。
「さて、今日は写真のお話です。選挙でのポスターに使わせてもらった写真はなんと、小学校の時の先輩であるプロカメラマン・江西伸之さんに撮影して頂きました。」
ふたりがこの当時に付き合っていたかは不明ですが、知り合ってから3年後に結婚するに至りました。
2016年11月4日の披露宴には安倍首相や菅官房長官など大物政治家が出席する華やかなものとなりました。
江西伸之さんの実家は釧路市で印刷会社を経営しているのですが、新婦側の出席者を見てさすがに緊張していたそうです。
時の総理大臣が身内の結婚式に来るなんてことは滅多に無いですからね。
鈴木貴子が国会議員の任期中に出産に批判の声も
鈴木貴子さんは2017年7月12日に自身のブログで妊娠を報告し、9月8日に第一子となる女の子を無事に出産していました。
生まれた時の体重は2780グラムと報告されましたが、名前については現在のところ非公開となっていました。
SNSの中では娘さんの呼び名が「まんぷくちゃん」となっていました。
さらに、正月の投稿では家族全員のスリーショットが投稿されて話題になっていました。
とても幸せそうな家族写真で癒されますが、一部からは国会議員が任期中に妊娠と出産をすることに批判もあったそうです。
鈴木貴子さんのブログには「任期中の妊娠はいかがなものか」や「職務放棄ではないか」などの意見が寄せられたそうですが、これらの意見に対して鈴木貴子さんも負けずに持論を展開していました。
幸運にも妊娠と出産という得難い経験をしたのですから、経験者としての目線を政策に活かして欲しいと思いました。
民間には産休や育休を勧めていながら”国会議員はダメ”では理屈に合いませんよね。
鈴木貴子と鈴木宗男は北海道比例区で明暗が分かれた!
鈴木貴子さんが国会議員になった経緯は父親の鈴木宗男さんが「公民権停止中」だったからでした。
過去の贈収賄事件で実刑が確定したので、5年間ほど選挙へ投票も立候補もできない状態だったのです。
鈴木貴子さんは2012年の衆議院選挙に父の代わりとして新党大地から比例候補として出馬するも落選しますが、当選した別の議員が辞職したことで繰り上げ当選になりました。
2017年10月22日の衆議院選挙では公民権停止が終了した父・宗男さんと比例区で戦う事になりました。
鈴木貴子さんは自民党から、鈴木宗男さんは新党大地から出馬して激戦を繰り広げ、娘は当選し父は落選と明暗が別れました。
心なしか当選したはずの鈴木貴子さんに笑顔が少なく感じられました。
鈴木貴子さんは2018年10月に発足した第4次安倍改造内閣で防衛大臣政務官に就任して着々と経験を積む一方、父親の宗男さんも2019年夏に行われる参議院選挙への出馬を決めました。
年齢的に71歳を過ぎていることもあって”最後の選挙戦”と今まで以上に気合が入っているように見えました。
自身が立ち上げた新党大地ではなく”維新の会”からの出馬で話題になりましたが、基本的な政治路線は一致しているので松山千春さんの了解も取り付けたそうです。
しかし、今回も娘の貴子さんとは与野党で戦う構図になったことについて鈴木宗男さんは次のように語っていました。
「選挙戦で一緒にマイクは持てないが、それも巡り合わせ、宿命だ。(貴子さんには)しっかり自分の立場で頑張ってほしい。私も淡々とケジメをもってやる。自分の責任を果たしたい」
いくら親子であっても与野党で別れてしまえば応援する事は出来ません。
父の最後の戦いを支えれば所属する自民党から処罰されるのは確実ですが、個人的には処罰を恐れず一緒に選挙戦を戦う方が”情緒”があります。
その方が勝っても負けても”情に厚い鈴木宗男の最後の戦い”にふさわしいシーンですね。
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