大西 英男(おおにし ひでお)さんは”国会のヤジ将軍”として良くも悪くも有名になりました。
いわゆる地方自治体議員からの叩き上げであり、エリートぞろいの国会では異色の存在です。
今回は大西英男さん息子や娘など家族についてや暴言&失言などについて見て行きましょう。
大西英男には4人の子供がいた
まずは大西英男さんの息子や娘など家族について見て行きましょう。
大西英男さんと奥さんの文代さんの間には3男1女の合わせて4人の子供が誕生しています。
1975年に生まれた長男の英之(ひでゆき)さんは2010年に陽子さんと結婚をしており、すでに2人の男の子を授かっているそうなので大西英男さんはおじいちゃんと言うことになります。
実は大西英男さんが28歳で江戸川区議会議員に初当選したのと時を同じくして英之さんが産まれたので、大西家にとっては初当選と初の子供というダブルのお祝いになったそうです。
また、英之さんは政治の道に進まずに一般社会で生活をしていると言われています。
一方で1978年1月に生まれた次男の洋平(ようへい)さんは父と同じく政治家の道を歩んでおり、現在は大西英男さんも務めていた”江戸川区議会議員”として活動をしていました。
大西洋平・江戸川区議会議員とタウンストーリー株式会社がコラボした、タウン情報企画「江戸川タウンライフ〜篠崎… https://t.co/w3PpS4NOGa pic.twitter.com/10wqlqIc8l
— PR TIMESスタートアップ (@PRTIMES_STUP) August 20, 2017
洋平さんは少年野球や学生ラグビーをしていたスポーツマンだったらしく、区議会議員になった今でもフットワーク軽く区民のために走り回っている様子が伺えます。
残る三男と長女について目立った情報は見当たりませんでしたが、次男の洋平さんが兄弟に触れた中で「妹」と紹介していたので娘さんは第三子以降ということになります。
大西英男のヤジや失言
次は大西英男さんが発したヤジや失言について見て行きましょう。
過去のヤジや失言で有名なのは2017年5月15日に開かれた自民党厚生労働部会での「働かなければいいんだよ」という言葉で、これは失言として各メディアで取り上げられました。
これは飲食店の受動喫煙対策について議論していた時に、参議院議員の三原じゅん子さんが「患者側は店や仕事場を選べない」と発言した際に飛ばしたヤジだったそうです。
当初は発言を否定していた大西英男さんですが、後に会議の音声データがマスコミに流出したことでヤジを認め、謝罪だけでなく自民党都連副会長も辞任する事態になりました。
livedoor 自民党・大西英男議員 ガン失言で自民党都連・副会長を辞任 livedoor 自民党は、がん患者について「働かなければいい」と発言した大西衆議院議員に対し、口頭で厳重注意した。… https://t.co/mpANHDXHWI pic.twitter.com/8XJ64d0RYr
— EDANON! (@yukio_edano) May 24, 2017
好意的に見れば”無理をして喫煙可能な店で働かなくてもいい”と解釈できますが、愛煙家である大西英男さんが言うと暴言や失言の意味合いが大きくなるのは仕方ないでしょうね。
また、党内の「たばこ議員連盟」に所属しているのもマイナスに作用したと言えるでしょう。
大西英男さんは他にもヤジや失言でメディアに取り上げられており、2014年4月の衆院総務委員会では上西小百合衆院議員に「子どもを産まないとダメだ」とヤジを飛ばしました。
この件については”女性だけでなく男性にも言える”と女性だけに向けた発言ではないと否定していますが、発言の中で「産まないとダメ」と表現しているので苦しい言い訳ですね。
また、同様の問題として有名な塩村文夏東京都議(当時)へのヤジも同じ年の出来事でした。
他にも自民党を好きでは無いと言った巫女さんに対して「巫女さんのくせになんだ、と思った」と発言するなど、どうも女性蔑視(べっし)の傾向が強いと推測することが出来ます。
しかし、様々な失言をしていながら選挙(東京都第16区)を勝ち抜いていることを考えると、有権者には一目見ただけでは分からない大西英男さんの魅力が伝わっているのでしょうね。
大西英男が掲載した須藤元気からの推薦文は捏造だった
ここでは大西英男さんと須藤元気さんの間に起こったトラブルを見て行きましょう。
事の発端は大西英男さんが自身のサイトに須藤元気さんからの推薦文を掲載したことでした。
実際に須藤元気さんが書いた物であれば何も問題はなかったのですが、なんと掲載された推薦文は大西英男さん本人、もしくは事務所関係者が書いたニセモノだったのです。
一連の騒動について須藤元気さん本人が取材を受けている動画があったので紹介します。
掲載されたのは2017年5月のことで、須藤元気さんは掲載を知らなかったので驚いたそうです。
ツーショット写真は10年近く前に書道関係のパーティで一緒になった際に大西英男さんから頼まれて撮ったらしく、気になるふたりの関係は”ほとんど話したことが無い間柄”でした。
実業家などが国会議員とのツーショットを使って知名度や信頼度を上げる例は良く聞きますが、今回の様に逆のパターンは珍しくもあり恥ずかしくもあるエピソードですよね。
大西英男 須藤元気 pic.twitter.com/NxYFEFh7jS
— オワコンジャパン (@owakonjapan) May 26, 2017
指摘を受けた大西英男さんの事務所は掲載文を削除して謝罪文を載せていますが、当事者である須藤元気さんに対しては謝罪どころか抗議メールの返信すらなかったそうです。
もっとも、深くは追及しないとコメントした須藤元気さんに救われた案件と言えますね。
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