世界的に活躍する指揮者の佐渡裕(さど ゆたか)さん。
「シエナ・ウインド・オーケストラ」と「ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団」の首席指揮者という栄誉ある立場にいます。
ただ指揮者としての評判は本当に高いのでしょうか。
また以前よりテレビ出演していない印象があるため、現在の活動に迫りましょう。
併せて自宅がある芦屋の詳細、病気で痩せたという噂も確認します。
佐渡裕のプロフィール
本名:佐渡裕
生年月日:1961年5月13日
身長:187cm
出身地:京都府京都市
最終学歴:京都市立芸術大学音楽学部フルート科
所属事務所:株式会社クリスタル・アーツ
佐渡裕の指揮者としての評判は賛否両論
佐渡さんは、レナード・バーンスタインの最後の弟子でした。
バーンスタインは『ウエストサイド物語』の映画音楽で知られる巨匠で、エネルギッシュな指揮が特徴です。
そのため弟子である佐渡さんも、汗を流しながら指揮棒を振るう、大げさなパフォーマンスを身に付けました。
あまりに熱を入れすぎて、指揮棒を折ってしまったことさえあるといいます。
本日(9/7)午前9時、NHK-BSP『プレミアムカフェ』「情熱のタクト~指揮者 佐渡裕 ベルリン・フィルへの挑戦」 2011年、ベルリン交響楽団の客演指揮者に初めて招かれた佐渡裕。世界のトップレベルがズラリと並ぶ楽団員たちと、どのように演奏会を作り上げていったのか‥https://t.co/M80ojywdWI pic.twitter.com/8w7sBEZ2AL
— ヨーロッパ旅行✈情報部 (@euro_tour) September 6, 2018
彼の迫力満点で情熱的な指揮に、魂を揺さぶられた聴衆も多いでしょう。
しかし中には、あまりに派手な佐渡さんのパフォーマンスを苦手とする人もいます。
オーケストラ全体の音を粒立てて強調しようとするあまり、表面的な演奏に終わってしまったという印象を持つ人もいるのです。
佐渡さんの指揮はあまり好みではないという意見も見られます。
ただ感情と気合いに任せるばかりで、曲の奥深さが伝わって来ないという理由です。
熱演する佐渡さんの姿が目に入る度に、曲を聴く集中力も下がってしまうとのこと。
彼の指揮に対する評価は、はっきり二分されているのです。
賛否両論のいずれもありますが、批判する人の多くは、彼のパフォーマンスが「うるさい」と感じてしまうのでしょう。
ただ佐渡さんの指揮からは、ほかの指揮者にはないカリスマ性と情熱が感じられます。
好みかどうかは別として、一流指揮者にふさわしい才能の持ち主であることは確かですね。
佐渡裕の現在はウィーンと神戸の2拠点生活
佐渡さんは2008年から、音楽番組「題名のない音楽会」の5代目司会者を務めていました。
2015年に降板後はあまりメディアで見かけなくなった印象がありますね。
おそらく本業である指揮者としての活動に集中するため、メディア出演は無理のない範囲に限定したのかもしれません。
2023年現在はウィーンと神戸の両方に自宅を構え、多忙な2拠点生活を送っているようです。
神戸の自宅は妻・公子さんの実家とのことでした。
佐渡夫婦と2010年に生まれた娘、さらに公子さんの両親が2世帯で暮らしているといいます。
佐渡さんは1年のほとんどを単身ウィーンで過ごすため、娘の面倒を義理の両親に見てもらっているのでしょう。
家族仲が良いからこそできる生活といえますね。
自宅はウィーンと芦屋。設計は安藤忠雄
佐渡さんは活動拠点であるウィーンに豪華絢爛な自宅があるそうです。
元々は宮殿だったマンションだそうで、180平方メートルの敷地内に、リビング、寝室、浴室が2つずつあるとのこと。
「宮殿のように豪華な自宅」ではなく、本物の宮殿に暮らしているのです。
佐渡裕さんのウィーンの自宅の近くはモーツァルトが住んでたアパートが近くにあるらしい。私はウィーンに行ったことがある。ウィーンの森や宮殿など行った。ツアーだから、スケジュールいっぱいだったから、あとで写真みよう。 pic.twitter.com/5ZKsCFQos0
— Seiko (@NagstaSeiko) January 16, 2018
クラシック音楽界の頂点に上り詰めた、佐渡さんにふさわしい自宅ですね。
一方先述した妻・公子さんたちが暮らす神戸の自宅は、芦屋にあるコンクリート打放しの住宅です。
設計は世界的建築家の安藤忠雄さんが担当しました。
もちろんウィーンの宮殿よりは地味ですが、一流建築家の「作品」とも呼べる自宅だとわかりましたね。
佐渡さんと交流があった安藤さんは、自ら「自宅を設計させて欲しい」と申し出たそうです。
その際佐渡さんは、寝室を小さくするよう要望しました。
ウィーンで広大な敷地内に暮らしているためか、日本では狭い部屋でほっと一息つきたかったようですね。
そのため芦屋の自宅の寝室は、わずか3畳しかありません。
佐渡さんはまったく異なる2つの自宅を構えることで、メリハリある2拠点生活を送っているのでしょう。
佐渡裕が痩せた理由は病気ではなくダイエット
佐渡さんが「題名のない音楽会」を降板した理由が、病気だったためと考えた人が多いようです。
さらに以前より痩せた印象もあるため、病気の噂はさらに広まったのでしょう。
佐渡裕、少し痩せたな。 #etv
— タッツミー (@12YMG) September 7, 2013
しかし佐渡さんは病気ではありませんでした。
トレーニングに取り組み始めたため、以前より10キロも痩せたそうです。
年齢を重ねてからのダイエットとしては、大成功といえますね。
専属トレーナーから指導を受けつつ、食事のコントロールも行いました。
毎食のメニューを撮影し、トレーナーに送ってコメントをもらうのです。
過酷なトレーニングを乗り越え、見事に成果を出した佐渡さん。
スマートになった姿で、より一層精力的に音楽活動に取り組んでいくのでしょう。
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