大塚達宣、高校は洛南&中学も頭がいい学校?早稲田に進学した理由は教員免許のため

大塚 達宣(おおつか たつのり)さんは日本バレー界の次世代を担う存在として期待され、東京オリンピックの最終メンバーに入るなど実績を積み上げています。

そんな中、アスリートらしからぬ”頭の良さ”がネットを中心に話題になっているそうなので、今回は大塚さんを高校など学歴面から見ていくことにしましょう。

大塚達宣のプロフィール

本名:大塚 達宣 (おおつか たつのり)

身長:194cm

出身地:大阪府枚方市

生年月日:2000年11月5日

ポジション:アウトサイドヒッター

所属チーム(選手歴):早稲田大学およびパナソニックパンサーズ

大塚達宣は一般入試で洛南高校に合格

まずは大塚達宣さんが名門・洛南高校の出身だったことを見ていきましょう。

洛南高校は関西でも超が付く進学校として有名で、東京大学や京都大学などを中心に多くの卒業生を送り出しています。

洛南高校は政治家や学者といった頭脳派だけでなく、音楽家やタレント、バスケットボール選手などを輩出している個性豊かな学校としても知られています。

偏差値も「75」前後で推移しているので”狭き門”と言えますが、大塚さんはありがちなスポーツ推薦ではなく一般入試に合格したという経歴の持ち主でした。


ちなみに、2021年7月に惜しまれつつ引退した同じバレーボール選手の福澤達哉さんも洛南高校を一般入試で合格しています。

大塚さんは高校を選ぶ際に”実家から通える”ことを重視していましたが、他の強豪校ではなく洛南高校に決めた理由は「勉強もシッカリしたい」という情熱でした。

高校生活はまさに有言実行と言えるもので、スポーツクラスではなく一般クラスで勉強に励みつつ、春高バレーで最優秀選手賞を受賞するという活躍をしています。

持ち前の頭の良さはバレーボールにも活かされており、対戦相手のデータや作戦なども事前に頭に入れていたので的確に動くことができたそうです。

大塚さんは天才タイプではありませんでしたが、地道に勉強をすることで自然と努力と集中力を身に付け、それがコートでの飛躍に繋がったと言えるでしょう。

しかしながら、勉強・スポーツともに常人離れした成績を残す大塚さんを見ると、天は時に不平等なことをしてしまうのだと思わず溜息をついてしまいますね。

大塚達宣の出身中学は割と普通だった

次は大塚達宣さんが通っていた中学校について見ていきます。

前項の洛南高校には付属中学もあるので大塚さんもエスカレーター(内部進学)かと思いきや、調べてみると大阪府枚方市にある「市立中宮中学校」と判明しました。

中宮中学は際立った進学校というわけでもない”平均的な私立中学”でした。

中学時代の勉強に関する情報はありませんでしたが、中宮中学はバレーボール部がなかったので小学校から所属していた「パンサーズジュニア」に通ったそうです。


また、3年時には「全国ヤングクラブ優勝大会」で優勝と最優秀選手賞を手にし、全国都道府県対抗中学バレーでも最優秀選手賞にあたる「JOC・JVAカップ」を受賞。

それらの活躍によって多くの強豪校から誘いを受けましたが、自宅から通えて勉強もできる洛南高校に進学しました。

中学における勉強の成績は分からなかったものの、バレーボールをしながら洛南高校に合格しているので校内トップクラスの学力だったことは間違いないでしょう。

第二の人生を見据えて早稲田大学に入学

最後に大塚達宣さんが実業団よりも早稲田大学を選んだ理由を見ておきましょう。

大塚さんは実業団から誘いがあったにもかかわらず早稲田大学へ進学していますが、その理由は現役を引退後のセカンドキャリアを見据えての選択だったそうです。

早くから現役引退後はバレーボールの指導者になりたいという思いがあったらしく、早稲田大学のスポーツ科学部に在籍をして教員免許の取得を目指しています。

大塚さんほどの学力があれば体育以外の教員免許も難なく取れそうですが、やはり大好きなバレーボールに長く携わりたいという思いが一番だったのでしょうね。

プロになる前から引退後の生活を見据えるのは早い気もしますが、バレーボールは規模が小さいのでトップ選手であってもセカンドキャリアの構築は難しいそうです。

引退後の安定した生活を視野に入れていることも頭が良いエピソードと言えますし、何よりも選択肢を増やしておくことは人生にとって大切な布石と言えるでしょう。


順調に行けば2023年春にプロ入りと教員免許を手にすることができますが、それまでの間はバレーボールだけでなく学生生活も余すことなく堪能して欲しいですね。

ちなみに、大学は一般ではなく”トップアスリート入学試験”で入学をしています。

紹介したトップアスリート入学試験はオリンピックや世界選手権で活躍できる選手が対象になるので、ある意味で一般で入学するよりも「狭き門」かもしれません。

今回は学歴や学生スポーツの成績を駆け足で見てきましたが、どの角度から見ても大塚さんが文武両道の一流アスリートであることは間違いないと言えるでしょう。

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