パワフルなハスキーボイスが印象的な歌手・鈴木彩子(すずきさいこ)さん。
過去には重傷を負う交通事故に遭い、懸命にリハビリをした経験も。
今回は鈴木さんの2024年現在や過去の交通事故について、また自身が経営する花屋と結婚した旦那さんの噂についてお伝えしていきます。
鈴木彩子のプロフィール
本名:中澤 彩子
生年月日:1972年3月29日
出身地:宮城県岩沼市
職業:歌手・フラワーデザイナー
別名義:SAICO/すずきさいこ/サイコ/マリモラッコ
音楽からは離れている鈴木彩子の現在(2024)
パワフルなハスキーボイスが印象的な歌手の鈴木彩子さん。
モデル活動を経て、歌手としてデビューしてからは30年以上唄い続けています。
中学生の頃に見に行ったアマチュアバンドのライブで影響を受け、歌手を目指そうと思った鈴木さん。
たまたまモデルとしてスカウトされましたが、歌手への足掛かりになればいいと思い上京したのだそうです。
鈴木さんはエキゾチックな顔立ちでとても綺麗な方なので、スカウトの目に留まるのは必然かもしれませんね。
鈴木彩子、ビクター時代の全作品を一挙配信スタート 全楽曲をオリジナルのマスターテープからリマスタリング https://t.co/8KuFb29L3A pic.twitter.com/HJvaY51vgf
— Real Sound(リアルサウンド) (@realsoundjp) June 10, 2020
しかし歌手になりたいという鈴木さんの思いは相当なものでした。
モデルとして順調だったものの「何か違う」と思い続け、決まっていた主演映画をクランクイン直前でキャンセルしてしまうほど。
その後にプロダクション社長との出逢いがあり、念願だった歌手としてデビューすることになりました。
夢だった歌手になれたものの、デビュー後は苦労も多かったようです。
デビューしてから10ヶ月後の全国ツアーでは観客が各地で4人、7人、15人、多くて50人。
それを2年間続けたそうですが、この時の鈴木さんはつらい思いしかなかったと明かしています。
それでも地道に歌手活動を続け、交通事故で大ケガを負った時もまた唄うことを夢見て復帰を果たしました。
しかし、売れるも売れぬもすべてはお金次第という業界に限界を感じ、メジャーの舞台からは離れることを決意。
その後インディーズに活躍の場を移したものの、結局音楽からは距離を置くことになりました。
そして2024年現在は花屋を経営し、フラワーデザイナーを本業としているようです。
後年の活動を見た時に感じる、深みと感情が絡み合うような鈴木彩子さんの歌声。
それは、鈴木さんの魂と生きざまが刻みこまれて生まれた歌声なのかもしれませんね。
鈴木さんの歌手としての挫折は、歌への思いが強いからこそ、とも言えるのかもしれません。
命が絶望的と思われた交通事故の真相
鈴木さんは過去に一度、唄うことを諦めたかけたことがありました。
それは1998年に自身の運転ミスにより起こしてしまった、交通事故の時でした。
トレーラーに激突し、トレーラーの先端が運転席と助手席の間を縫うように車体を貫通。
30分後に救出されるも、顔は腫れ上がり血だらけだった鈴木さん。
レスキュー隊員が「もう助からない」と思ったほどの凄惨な交通事故だったそうです。
すぐに救急搬送され、緊急手術は約6時間をかけて行われました。
左顔面の粉砕骨折と麻痺、左腕の骨折と首に大きな外傷。
右肺は潰れ、右足にも大きな外傷と麻痺。
ほとんど全身に及ぶような大ケガでした。
鈴木さんは医師から「一生車いすの生活になるかもしれない」と言われショックを受けます。
しかし懸命なリハビリの結果、約3ヶ月ほどで足は動くように。
開かなかった顎も、厳しいリハビリの成果で再び唄えるまでに回復したのでした。
事故から2~3年後には後遺症の辛さを明かしたこともあり、ライブでは傍らに椅子を置いて唄うことも。
2024年現在は後遺症の影響があるかについて確認はできなかったものの、近年の写真や動画を見ると立って唄う姿も確認できることから、後遺症を克服しているのかもしれませんね。
鈴木さんはこうして命さえ危ぶまれた交通事故を乗り越えてきました。
復活できたことについて鈴木さんは、厳しいリハビリのおかげと言います。
そしてもうひとつ、神様がくれた奇跡のおかげだと思っているそうですよ。
鈴木彩子は花屋を経営、店名アナスタシアの由来とは
鈴木さんはインディーズで歌手活動を続けたあと、2017年に花屋を起業しました。
そしてフラワーデザイナーとして活動しています。
東京都世田谷区に店舗を構え、店名はアナスタシア。
この店名の由来は親友だった故川村カオリさんのクリスチャンネームが由来となりました。
ロシア語で「復活」という意味なのだそうです。
時期は不明ですが、鈴木さんは花屋や市場でも働いていた経験があったようですね。
そして店を構えるとしたら、川村カオリさんの名前で花屋を開きたいという夢があったのだそうです。
開店してから町に溶け込むまでには数年かかったそうで「手ごたえを感じるまで3年かかった」と明かしています。
「手応えを得るのに3年かかりました」
お店は青い扉が印象的で、まるで海外にある花屋のような雰囲気でとても素敵ですね。
花に囲まれている鈴木さんがとても絵になります。
歌手とフラワーデザイナーはまったく異なる職種ですが、どちらも「表現する」という共通点があります。
ひょっとしたら鈴木彩子さんは、根っからのアーティスト気質と言えるのかもしれませんね。
鈴木彩子が結婚した中澤氏とは
2017年に花屋をOPENさせた鈴木さん。
実はその4ヶ月ほど前には、自身のブログで結婚したことを報告していました。
「私事ですが結婚しました」
中澤という苗字になったことも併せて公表しています。
しかし、結婚に関してはそれ以外の情報はなく、夫の中澤氏についての詳細も確認することができませんでした。
中学生の頃に目覚めた歌への衝撃を、紆余曲折がありながらも追い続けた鈴木さん。
表現するものが歌から花へと変わりましたが、アーティスト鈴木彩子としてこれからも歩んでほしいですね。
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