天才子役としてデビューし、数々の作品に出演してきた二木てるみ(にき てるみ)さん。
現在はどのような活動をされているのか気になるところです。
そこで今回は、二木さんの2023年現在の活動や結婚相手、子どもの情報に迫ります。
あわせて、彼女の若い頃や、華麗なる経歴についても迫っていますので、必見です。
二木てるみのプロフィール
本名:二木輝美(にき てるみ)
生年月日:1949年5月11日
身長:153cm
出身地:東京都世田谷区
最終学歴:鷗友学園女子高校
所属事務所:サンプロモーション
二木てるみの現在
杉田かおるさんや安達祐実さん、芦田愛菜さんといった天才子役の先駆けとなった二木てるみさん。
数々の映画やドラマ、舞台、アニメと幅広い活躍をされてきました。
2023年現在は74歳となりますが、どのような活動をされているのでしょうか。
最近あまり見かけない印象ですが、2018年の映画「バケツと僕!」に出演されています。
2010年に、木村拓哉さん主演の「月の恋人〜Moon Lovers〜」、2011年には「相棒 season10 第2話 逃げ水」に出演するなど、女優業を続けているようです。
2002年からは、立教女学院短期大学幼児教育科の非常勤講師として、学生の指導にあたっています。
受け持ちは「自己表現」という講義なのだそう。
きっと女優として培ってきた表現力が発揮されているに違いありません。
そして2015年からは、立教女学院短期大学の客員教授を務められています。
このように多方面で活動されている二木てるみさんですが、最近は朗読を主なライフワークとしているようです。
2008年から始まった、「Dear’ あなたへ読む物語」と題した朗読と音楽の会は、2018年まで毎年開催されるほどの人気ぶり。
二木てるみさんが10年続けてきた朗読公演「Dear’あなたへ読む物語」が3/30の第10回をもってひとまず終了となります。
最後を飾るのは彼女の映画女優としての代表作ともいえる山本周五郎「赤ひげ」。
映画の出演当時は16歳だった彼女が50余年の時を経て、果たしてどんなアプローチを見せるのか!? pic.twitter.com/dt5WCsp1r9— 下村 健 (@Shimo_x2) January 16, 2018
さらに、SBS学苑(静岡・沼津校)の朗読講師、読売文化センター(荻窪教室)の朗読講師も務められていることがわかりました。
朗読もまた、抑揚や際立たせ、間といった、様々なテクニックが必要になります。
ここでもまた、二木さんがこれまでに培った、女優としてのテクニックが光るところではないでしょうか。
テレビに出演する機会は減っているようですが、70代になっても様々な分野で活動してる流石といったところでしょう。
二木てるみが結婚した夫は俳優の岩崎信忠
プライベートの情報があまりない二木てるみさんですが、どうやら結婚して離婚されているようです。
元夫は、俳優の二木まことさんという情報が多くありますが、この方は二木てるみさんの実の弟とのこと。
「暁の合唱」(1955)子役のクレジットに二木てるみと二木誠とあるのは実の弟か pic.twitter.com/BwHTJfeJAE
— hayamin (@hayamin_tw) August 26, 2021
二木まことさんも子役として活動しており、二木てるみさんによく似ていたのだそうです。
改めて、彼女の元夫は俳優の岩崎信忠さんです。
岩崎信忠さんは、1943年12月17日生まれの東京都出身の方なのだそう。
となると、2023年で80歳を迎えられると推察されます。
彼は主に1970年代に俳優として活躍されていた方のよう。
その出演作には、映画「君よ憤怒の河を渉れ」や映画「翼は心につけて」、劇映画「沖縄」が挙げられていました。
しかし彼の出演作の総数は、二木さんのような大物女優を射止めた俳優にしては少々少ない、という印象です。
また1980年代以降、俳優としての出演作は確認できませんでした。
そこで調査を進めていくと、どうやら1980年代以降は”吹き替え俳優”として活躍していた様子。
アフレコをやっていたから、アテレコには割に拘らなかったんですが、中々うまくいかず、『燃えよカンフー』の最初、1ロール全部オンリー録りとかありまして……やはり自分の呼吸でしゃべろうとするから、吹き替える相手の芝居と違っちゃうし、かなりひどかったなあ。 -岩崎信忠
— 吹替俳優発言集bot (@ateshibot) July 25, 2021
『#続・激突!/#カージャック』(ソフト版/テレ朝版)
ゴールディ・ホーン…引田有美/藤田淑子
ウィリアム・アザートン…後藤敦/安原義人
マイケル・サックス…清水明彦/岩崎信忠
ベン・ジョンソン…有本欽隆/松下達雄#TheSugarlandExpress#俺が死ぬまでにコレを出せ#この吹替入り円盤を出せ pic.twitter.com/aRxKL9bQAo— ダメガネ😎 (@Lingmu_Jianren) December 18, 2020
俳優業は1970年代で一区切りし、以降は吹き替えのフィールドで活躍されていたのかもしれません。
そんな二木さんと岩崎さんの共演作の1つに、1972年に放送された大河ドラマ「新・平家物語」がありました。
🤹♀️岩崎信忠 さん(77歳)️
️
️【大河ドラマで・全2役を演じた】️
️
💻新・平家物語(1972年)️
️⭐西住 役(当時28歳)️
️️⚪家族で大河出演⚪
・二木てるみ さん️️️🗣敵の逃げ道を作っておいてから攻めよ。🗣豊臣秀吉️
️— 大河ドラマの情報を発信!!🎬相互フォロー (@db_taiga) December 28, 2020
詳細な情報が少ないため定かではありませんが、ツイートの「家族で大河出演」という内容からしても、おそらく本作は二木さんと岩崎さんの”夫婦共演作品”と推察しています。
となると、とても貴重な作品といえるでしょう。
気になる方は、ぜひ作品もチェックしてみてください。
二木てるみの子供について
二木てるみさんのプライベートに関しては情報が乏しく、子供についても確かなことがわかりませんでした。
1973年に岩崎信忠さんと結婚し、一女に恵まれたという情報もあれば、子供は二人いて息子さんが大学生の時に離婚したという情報もあり、どれが真実かわかりません。
ただ、岩崎信忠さんと離婚されていることは確かなようです。
二木てるみの若い頃がかわいい
2023年で74歳を迎えれられた二木さん。
年齢を重ねた今も、その美しさは変わりません。
しかし、彼女の若い頃はまたいっそうに可愛らしく、そして美しい女優さんでした。
二木てるみ #女優 pic.twitter.com/OPGs96KFqg
— あの時君は若かった (@wakakataanokimi) May 15, 2019
きのうは黒澤明監督『赤ひげ』公開からちょうど53年。あの薄幸な少女おとよを熱演した二木てるみさんが、なんと『赤ひげ診療譚』の朗読劇を。圧巻。私が持っているのは撮影時二木さんの脚本現物。 pic.twitter.com/Y99vHnlVV6
— 樋口尚文=『大島渚全映画秘蔵資料集成』『秋吉久美子 調書』 (@higuchism) April 3, 2018
3歳の時に子役としてデビューした二木さん。
16歳の時に出演した映画「赤ひげ」では、共演した加山雄三さんや御船敏郎さんを、脇役にしてしまうほどの存在感だったといいます。
樺太1945年夏 氷雪の門」1974村山三男監督
ソ連の圧力?配給契約問題?何らかの理由で上映が縮小された作品
戦闘に群衆、脇役にも島田正吾丹波哲郎千秋実田村高広ら製作費もかかってる
1945年8月8日-20日のソ連の樺太侵攻から女子の集団自決を史実に基づき描く
二木てるみの地味やが賢そうな顔ええわあ pic.twitter.com/KUi2XtCqwJ— 198YEN (@xxxorz) May 19, 2020
1974年に公開された映画「樺太1945年夏 氷雪の門」では、真岡町の郵便局電話交換手女性を熱演。
子役時代とはまた違う、大人の魅力も加わった彼女の演技を見ることができるでしょう。
年齢を重ねて深みを増した二木さんも大変素敵ですが、若い頃も大変魅力的な女性であったことがわかりました。
二木てるみの経歴
二木てるみさんは、なんと3歳の頃から「劇団若草」に入団して活動されています。
周囲に同世代の子供がいなかったため、心配した両親が劇団に入れたそうです。
デビュー作は、黒澤明監督の「七人の侍」。
1954年、5歳にしてすでに才能を発揮していたとか。
翌年、久松静児監督の「警察日記」では、主人公に引き取られる捨て子を演じ、その演技が絶賛されました。
そして、1965年「赤ひげ」の出演で、当時史上最年少の16歳でブルーリボン賞の助演女優賞を受賞するという快挙を達成。
二木てるみさんは、すごい記録を残している方だったのです。
その後も数々の作品に出演し、1970年代後半には声優としても活躍。
「ラ・セーヌの星」や「ゴワッパー5 ゴーダム」で主人公を演じました。
2003年には、「あなたを見ていると、子供の頃を思い出します」という書籍も出版。
最近は、朗読に力を注いでいるようですが、これまでの様々な経験が生かされた素敵な朗読を披露しているのでしょう。
2023年現在、女優生活67年という経歴の二木てるみさん。
まだまだ現役で活躍し続けてほしい限りです。
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コメント
二木てるみ❣️
「警察日記」初めて見ました。
滂沱の涙‼︎
こんなに、清く、美しい日本人の琴線に触れる日本映画が、1954年に制作されていた事に、迂闊にも、気付きませんでした!
これは、日本人必見の作品だ!
失われたつつある、日本人の心!
自分の中に、こうした作品に涙出来るじがまだいる事に、救われる想いがした。
警察日記は何回見ても、涙が流れます。母親がシープの中から子供を見つめるその姿には言葉がありません。母親ではないかと見つめるユキ子の目が感動です。