名高達男の現在(2023)。若い頃はモテた。実家は鉄工所。西尾かおると婚約破棄のわけ。妻と子供について

スポーツマンらしい体格とダンディーな風貌で、若い頃から女性の熱い視線を集めてきた名高達男(なだかたつお)さん。

2023年現在も、日々運動を心掛け、やりたい役を演じておられます。

また、若いころはモテたということは、代表作・『ザ・ハングマン』の影響も大きかったことでしょう。

ただ、役者同の選択で実家の鉄工所はショックを受けたそうですね。

あるいは、モテるけれども婚約破棄騒動で低迷した時期もありました。

今回は西尾かおるさんとの婚約破棄の理由にも迫りながら、加えて、その後に結婚した妻や子供についてみていきます。

名高達男のプロフィール

愛称:名高達朗・名高達郎(旧芸名)

本名:名高達夫

生年月日:1951年2月9日

身長: 180cm

出身地:京都府

最終学歴: 金沢工業大学機械工学科

所属事務所:プロダクション尾木

名高達男は2023年現在もバリバリ!生涯現役宣言!

『アウトレイジ』シリーズでは、組長役を演じた名高達男さん。

その時の気迫よろしく、70代で迎えた2023年もバリバリと活躍し、取材では生涯現役宣言も飛び出しました。

そもそも、2017年の段階で、すでに10年以上、筋トレ、腹筋、ジョギングは1時間、これを毎日続けていることを明かしていましたから、まさしく『バリバリ』をつけるにふさわしいですね。

そんな名高達男さんの活躍を目の当たりにできるのが、舞台『俺は、君のためにこそ死ににいく』ですね。

こちらは、太平洋戦争末期における特攻隊員たちの青春・葛藤を描いた作品となります。

名高達男さんは、彼らを特攻へ向かわせる決断をする中将役で出演されていますね。


若者たちに対して、さまざまな思いを抱えつつ、断腸の思いで選択をしていくこの役について、名高達男さんは『男らしい』と表現し、絶対やりたいと感じたそうです。

その意気込みは凄まじく、本番ではなんと丸刈りにして臨むといいます。

役者魂は未だに若々しくメラメラと燃えているようですね。

他方、2022年も再放送されたテレビ東京系『釣りバカ日誌Season2 新米社員 浜崎伝助』では西田敏行さん演じる鈴木一之助に対し、献身的に仕える岡本専務を演じておられます。

役のギャップが激しいものの、その全てをこなせる名高達男さんの演技力の高さがうかがえますね。

名高達男の若い頃はモテモテ!

名高達男さんの若い頃は、ご自身も認めるほどモテモテでした。

180cmオーバーで、ファッションモデルとしても活躍するほどですから、『そりゃあね』という感じですね。

さらに、役者へと転向し、『ザ・ハングマン』シリーズにてその人気に火がつきます。

組織を追われた元警察官が、整形し、指紋も戸籍も抹消のうえ、ハングマンとなった方々が、悪者の『社会的地位』を抹殺するというストーリーのこちら、第1作では、名高達男さんはハングマン9号を演じておられましたね。

コンピューターを駆使し、データを扱う頭脳派という設定は、奇しくも金沢工業大学機械工学科卒業のご本人とも遠からぬものを感じさせます。

このインテリな肩書きから、第3作になると、一転、海外で傭兵をしていた『E・T』という役になるのですから、その個性の変容もまた面白いですね。

名高達男の実家は鉄工所

名高達男さんのご実家は、京都で鉄工所を営んでいらっしゃったそうです。

彼自身も本来ならば、エンジニアになるべく高専から金沢工業大に進学したのでした。

実際、ご実家の思惑としては、経営面を名高達男さんのお兄さんに任せ、技術面を名高達男さんに任せようという想定をしていた模様です。

ところが、卒業を間近に控えた名高達男さんを金沢駅で出会した東京のモデルさんにスカウトされてしまいました。

このモデルさんはサイン会を開き、当時の雑誌には至る所に載っていた売れっ子さんだったそうです。

その人に収入面の話を聞き、当時の大卒新卒の倍単位で稼げると判明、ご実家に相談しました。

ご実家としては、大切な跡取りですから簡単には認めないと思いきや、言っても聞かないという名高達男さんの性格を察して、一応認める形となったのでした。

ご本人もご家族もそのうち帰るという心算がこの時はあったといいます。


けれども、それから2、3年が経ち、そろそろ京都へと、名高達男さんが思っていると、今度は役者へ転身する話がきます。

これに対して、ご飯が喉を通らぬほど悩み、彼が決断した道は、役者道だったのです。

それを目指すならば、二足の草鞋は履けないとして、ご実家へは帰らない決断を選択されたのでした。

流石に、これはご実家のお父さんもショックだったようですが、最終的にはOKしたとのことでしたね。

技術面の跡継ぎが帰らないとなると、鉄工所的にも一大事かと思いますが、息子の決断を尊重する優しいお父さんですね。

名高達男と西尾かおるの婚約破棄の理由を探る

80年代、甘いマスクの人気俳優として名をはせていた名高達男さん。

そんな名高さんが西尾かおるさんとの婚約を挙式16日前に突然破棄して世間を驚かせたのは1986年9月、35歳の時でした。

この時、西尾かおるさんは25歳。

1960年生まれの元ミス日本です。

名高さんから一方的に婚約を破棄された形となったため、世間の同情は西尾さんに集まります。

会見で名高さんは終始沈痛な面持ちで「お答えできません」を26回も連発。


この婚約破棄騒動により、名高さんには優柔不断な二枚目というイメージがついてしまい、その後は低迷期を迎えることに。

謎だらけの婚約解消劇に憶測が乱れ飛ぶなか、ある興信所が婚約破棄の理由とされる報告書を発表しました。

名高さんが調査を依頼したというその報告書には、西尾さんの学歴詐称や男性関係などが書かれていたのです。

しかしその後、報告書は事実誤認が多いことが判明。

例えば学歴詐称の根拠となった卒業名簿は、西尾さんの母の再婚で姓が変わったために名前が載っていないだけのことでした。

西尾さんは興信所に対して民事・刑事で訴訟を起こし、全面勝訴しています。

名高達男さんが固く口を閉ざしていることもあり、婚約破棄の理由については今も謎のままです。

「お答えできません」という返答で通し、理由を明言しなかった態度は中途半端な印象を与えてしまいましたが、西尾かおるさんに配慮して明確にしなかったとも考えられますね。

もちろんメディアやファンの間では結婚破棄の理由についての憶測が飛び交いました。

名高側から調査を依頼されたという報告書には、西尾さんの学歴詐称や男性関係、プロダクションとのトラブルなどが書かれていて、マスコミはこれらが婚約解消の引き金になったと書き立てた。

結局、理由は分からないままですが西尾かおるさんは1990年に医師と結婚されています。

ちなみに、結婚式のキャンセル料は約3000万円だったとか…。

さすが芸能人は桁も大違いです。

西尾かおるさんとの結婚破棄したことで「独身を貫くのではないか」という噂もありましたが、前述の通り1994年に結婚されました。

名高達男の妻は女優・中島ゆたかの姪

1994年、43歳の時に結婚した妻は17歳年下で、女優・中島ゆたかさんの姪です。

17歳差とはいえ、渋くてかっこいい名高達男さんに惚れてしまうのも納得ですね。


10月1日の挙式では、尊敬する小林桂樹さんが媒酌人となり、舞台『黒蜥蜴』で共演した美輪明宏さんが『愛の賛歌』を披露。

妻の名前はユーコ・ウエノさんというそうですが、詳細はほとんど明らかになっていません。

お名前の雰囲気からこの方かと思わせますが、これはドラマのワンシーンですね。

ネット上には漢字表記は「上野由佑子」との情報が複数みられます。

出会いは共通の友人がセッティングした食事会。

名高さんはユーコさんを目にしたとたん全身に電気が走ったそうで、すでに恋人がいた彼女に猛アプローチをして口説き落としたといいます。

ユーコさんの勤務先に電話する際は、迷惑がかからないように偽名を使ったというエピソードも。

夫妻は誕生日が同じとのことですから、妻はおそらく1968年2月9日生まれでしょう。

名高達男の子供について

プライベートなことはあまり公表しておらず、謎の多い名高達男さん。

ユーコ・ウエノさんとの間には1男1女が誕生しました。

長男は1998年9月、長女は2002年生まれですから、2023年にはそれぞれ25歳、21歳を迎えることになります。

2019年3月の時点で長女はニュージーランドに留学中という情報もありましたが、具体的な学校名は不明でした。

何年後には俳優デビューということもあるかもしれませんね。

名高達男さんはアラフィフで父親になっており、子供たちのためにいつまでも元気でいたいという思いから、ストイックなほど健康的な生活を送っているようです。

1日の生活リズムは起床が午前1時頃で、午後7時には就寝。

1時半起床。


また長年愛煙家でしたが、禁煙もしたのだそう。

少し本筋からそれますが、こうした独特な生活リズムで芸能活動に対応できている名高さんに驚いてしまいました。

バラエティ番組に登場することが少なく、私生活があまり見えてこない名高達男さん。

世間を騒がせた婚約破棄騒動でしたが、二人ともその後幸せな結婚をしていることから、結果的にはこの選択でよかったのかもしれませんね。

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