重厚な名バイプレイヤーとして、現代劇から時代劇まで幅広い作品群に出演を重ねてきた中原丈雄(なかはらたけお)さん。
これまで演じた役はゆうに200を超えており、ドラマでよく見かける俳優ですが、意外にも私生活はミステリアスですね。
妻や娘ほか家族にスポットをあてながら、プロ級といわれる絵の実力に迫ります。
また出演中のパンのCMや出身高校についてもみていきます。
中原丈雄の妻と娘について。家族構成とは
ワケありの犯人を演じたり、ワケありの良い人を演じたりと、役作りが難しそうな深い人物を演じることが多い中原丈雄さん。
それだけ演技のストライクゾーンが広く、どんな色にも自分を染められる名脇役なのでしょう。
ドラマや映画の世界に進出したのは30代になってからですが、これまで出演した映像作品は数えきれないほど。
ですが、中原丈雄さんといえば船尾教授を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。
唐沢寿明版『白い巨塔』の屈指の名シーンです。
年齢を重ねて、ますます渋味が増してきた中原丈雄さん。
妻の敬子さんは、おそらく一般の方と思われます。
家族は敬子さんのほかに長女・暖(だん)さん、次女・静(せい)さんという二人の娘がいるそうです。
以前『メレンゲの気持ち』に家族そろって出演し、次女夫婦が営んでいるベーカリーが番組内で紹介されたことがありました。
そのお店は東京・渋谷区代々木の参宮橋にある「タルイベーカリー」。
娘がパン屋さんになったということは、料理好きの父親の影響を受けたのかもしれませんね。
ものすっごい久しぶりに!パン買いに行ったー。#タルイベーカリー#参宮橋 pic.twitter.com/o6sfeWVFHT
— 薫 (@gillemiel) May 14, 2021
公務員だった父・寅雄さんと、寅雄さん亡きあと熊本の湯前町で一人暮らしをしていた母・れつ子さんは、すでに2人とも亡くなっていました。
中原さんは4人きょうだいの長男だそうですが、妹や弟たちはおそらく健在と思われます。
中原丈雄の絵の実力はプロレベルだった!
俳優業を本職とする一方、絵の才能にも恵まれ、その腕前はプロレベルといわれる中原丈雄さん。
旅行先で心に残った風景を写真に撮り、それをもとにして描きあげるそうです。
明るい色使いのポップな画風は、まるで異国のお洒落なポストカードのよう。
これまでに何度も個展を開いており、ART BOX大賞展でギャラリー賞を受賞したこともあります。
中原さんは、所属していた劇団「未来劇場」を33歳で退団したあと映像の世界に活躍の場を移しましたが、10年ほどは下積み生活が続きました。
その間は絵画の個展で生計を立てていたといいます。
劇団員時代には、アルバイトで水森亜土さんのアシスタントをしたこともあったそう。
「未来劇場」を主宰していたのは水森さんの夫であり、彼女も同劇団に所属していました。
2021年には前年の熊本豪雨で被災した故郷の復興を願い、球磨川の風景を描いた水彩画を完成させています。
中原丈雄がCMしてるパンがおいしそう!
中原丈雄さんが2016年からCM出演している山崎製パンの「ゴールドシリーズ」。
ヤマザキのパンというと、「ダブルソフト」や「ランチパック」、「薄皮ミニパンシリーズ」などが有名どころですね。
「ゴールドシリーズ」は、素材にこだわった、ちょっぴり高級志向のバラエティーブレッドです。
「ゴールドシリーズ」の商品は果肉感たっぷりのレーズンゴールドのほか、はちみつとの相性が抜群のくるみゴールド、チーズ好きにはたまらないチーズゴールドなど。
ネット上には、中原さんのCMを見て無性に食べたくなり、すぐに買いに行ったという声もちらほら。
ミニ食パンのような小さめのサイズは賛否が分かれるようですが、手軽に食べられ、調理もしやすいという点で、このサイズはアリだと思います。
中原丈雄が卒業した高校は?
子供の頃から憧れていた俳優になりたくて、駒澤大学を1年で中退してしまった中原丈雄さん。
出身高校は地元の熊本県人吉市にある県立の人吉高校でした。
人吉高校の通称は「人高(じんこう)」。
卒業生には内村光良さんや恒松正敏さんらがいます。
毎年120名ほどの国公立大学合格者を出している地元の進学校で、部活動も盛んだそうです。
40代までは俳優業だけでは生活できず、アルバイトをしていたという中原丈雄さん。
長い下積み時代がベースとなってベテランの名脇役ができあがったのかもしれませんね。
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