80年代の3人組アイドルグループ・少女隊のメンバーだったミホこと藍田美豊(あいだみほ)さん。
巨額のプロモーション費用を投じてデビューした少女隊は期待されたほどの大ブレイクを果たせず、数年後に解散してしまいました。
ソロ活動後、いつのまにか芸能界から姿を消した藍田美豊さんですが、今、人気モデル・入夏さんの母親として再び注目を集めています。
そこで今回は少女隊解散後の藍田美豊さんの足跡を調査。
子供は何人いて、夫はどんな人なのかも気になりますね。
藍田美豊のプロフィール
芸名:藍田美豊
本名:石丸美豊(説)
生年月日:1969年8月31日
身長:163 cm
出身地:神奈川県
最終学歴:堀越高校
所属事務所:なし
藍田美豊は80年代のアイドルユニット・少女隊のミホ!
少女隊は、人気女性アイドルが多数所属する芸能事務所・ボンド企画が満を持してデビューさせたアイドルユニットでした。
メンバーはオーディションで選ばれたミホこと藍田美豊さん、レイコこと安原麗子さん、チーコこと市川三恵子さん。
3人は事務所の期待を背負い、1984年8月28日にシングル『FOREVER〜ギンガムチェックstory〜』、アルバム『少女隊Phoon』、さらに12インチシングルとビデオを同時発売して華々しくデビュー。
デビューアルバムはヒットメーカー・都倉俊一さんがプロデュースを担当し、アメリカのミュージシャンが参加してロサンゼルスでレコーディングを行ったほか、ビデオもオールアメリカロケ。
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他の新人とは明らかに一線を画したプロデュース戦略でした。
しかし当初は話題が先行した感があり、ブレイクには至らず。
実はデビュー当時、少女隊はアーティスト路線でした。
テレビ出演をしなかったことなどが裏目にでたのかもしれません。
また、不運も重なりました。
デビュー前に放映予定だった江崎グリコのCMが、グリコ・森永事件のため放映延期の憂き目に。
「一心同体、少女隊」というフレーズを記憶している人もいるでしょう。
さらにデビュー1年後の1985年8月には、市川三恵子さんが椎間板ヘルニアにより脱退し、新メンバー・トモこと引田智子さんが加入。
同年から秋元康さんがプロモーションを担当し、アイドル路線に変更すると、シングル曲が音楽番組でランクインするなど徐々に人気が上昇。
少女隊は当時としてはめずらしく、アジアマーケットの開拓を視野に入れて活動していたグループでもありました。
1988年にはソウルオリンピックのイメージソング「Korea」を歌い、韓国でブレイク。
後期は日本よりアジア各国での人気が高かったようです。
けれども国内では期待されたほどの大ブレイクは果たせず、1989年に5年間の活動に終止符を打つことに。
メンバーはそれぞれソロで活動していくことになりました。
所属事務所のボンド企画は、少女隊への多額の投資が一因となり、その後倒産しています。
少女隊解散後のメンバーは?
解散後、藍田美豊さんは「愛田実歩」「愛田美歩」「藍田美豊」と芸名を変えながら女優やタレントとして芸能活動を続けていました。
よく知られているのは、人気番組『スターどっきり㊙報告』のリポーターでしょうか。
その後は結婚し、芸能界からは遠ざかっています。
安原麗子さんは女優、声優として活躍する中、結婚を経て2006年に第1子となる長男を出産。

2023年現在も唯一芸能活動を継続中ですが、出演作はそれほど多くはなく、ブログを見ても息子の話題が多いため、仕事よりも主婦業や子育てを優先している印象を受けます。
途中で脱退した市川美恵子さんは、入院とリハビリの末に椎間板ヘルニアを克服し、理容師の男性と結婚。
自身も理容学校に通い、理容師の免許を取得して、東京都国立市で夫とともに理容室「カットスペース701」を営んでいるそうです。
市川美恵子さんの代わりに加入した引田智子さんも歌手や声優、グラビアモデルとして活動していましたが、1999年の結婚を機に芸能界を引退。
1999年に安原麗子さん、市川美恵子さん、引田智子さんの3人で1999少女隊として再結成した際は、藍田美豊さんは妊娠していたため参加できませんでした。
2016年にはベスト盤『少女隊Complete Singles Forever 1984-1999』がリリースされ、約25年振りにオリコン週間チャート75位に初登場。
また、同年11月に行われたSUEMITSU & THE SUEMITHのライブには少女隊オリジナルメンバー4人が勢揃いしてパフォーマンスをしています。
80年代アイドルの再結成や活動再開がめずらしくない近年の芸能界。
はたして少女隊復活の可能性はあるのでしょうか。
藍田美豊は今どんな生活をしてる?
藍田美豊さんは3児の母として主婦業に専念するかたわら、ヨーロッパの古着を専門に扱うWEBショップのオーナーとして多忙な日々を送っています。
WEBショップ「sea and she」はお店を持たない移動式の古着屋。
インスタグラムでは自身も古着のモデルとして変わらぬスタイルを披露していますね。
紹介文によると、服を大切に次に繋いでいきたいという思いから古着を扱うWEBショップを立ち上げたとのこと。
同年2月1日から15日は、『house of pottery』という鎌倉山のお店にて合同展示会もあるようですよ!
なんと最終日は藍田美豊さんご自身が在廊しておられるとのことですから、これは少女隊ファンのみなさん必見ですね!
芸能活動のほうでは、2019年11月26日放送のテレビ東京系『チマタの噺』にて、久々に出演されたのではないでしょうか。
しかし、スタジオにいたわけではありません。
どういうことかというと、この日のゲスト、大森南朋さんが学生時代、大の少女隊ファンとくに『ミホ推し』だったことを明かしたのです。
ただし、コンサートに通うことなどはなく、レコードを密かに楽しみ、小さいムック本をひたすら読み込んでいたそうです。
しかし、やがてビートルズにもどハマりしたという大森南朋さんは当時の少女隊グッズを全て捨ててしまったとのことですね。
では、興味が完全になくなったのかというとそうではありません。
むしろ、最近になって、また再燃してきたとのことです。
そんな大森南朋さんに、50代に突入した藍田美豊さんからVTRでメッセージが寄せられました!
50歳の藍田美豊が美しい✨昭和のアイドルの底力を見た気がした。#チマタの噺 pic.twitter.com/hsbpWsMWn4
— satosato (@u_3103) 2019年11月28日
まず、アイドル時代を振り返って、歌もダンスもできずいつも怒られていたと回顧した藍田美豊さん。
これは意外という方も多いかもしれませんね。
そして、大森南朋さんが、ご自身の存在を未だに覚えていることに感謝したそうです。
それを見た大森南朋さんは思わず涙ぐむというシーンもあったそうです。
大森南朋さんの立場に立つと、その思いもわかりますよね。
かつては、メディアを通して恋い焦がれるしかなかった憧れのアイドルに、今はメッセージをもらい、感謝されているのですから…。
放送後には、ファンからも、藍田美豊さんの変わらぬ美貌に驚きと賞賛の声があがったそうです。
藍田美豊の長女はモデルの入夏!
CM、雑誌、ファッションショーなどで注目を集めているモデルの入夏さんは、藍田美豊さんの長女として1993年9月3日に誕生。
小学生の時にモデルデビューを果たし、中学生で本格的に活動を開始しました。
活躍の幅もモード誌からストリート誌までと幅広いですね。
モデルの道を選んだのは、母が元少女隊だったこともあり、自然な流れだったといいます。
2016年にはデザイナーとしてもデビュー。
母娘はサイズも服の好みもほぼ同じで、同居していた時は服の貸し借りが恒例だったため、自分の服が2倍あるような感覚だったとか。
こちらは、2018年秋にお二人でインタビューに臨まれたときに語られたエピソードなのですが、藍田美豊さんにとっても久々の撮影となったようですね。
しかし、入夏さんのお陰で緊張せずに終えられたそうです。
入夏さんのことを『パイセン』と付けて呼ばれているところからも、その仲の良さがうかがえます。
他方、入夏さんも、インタビュー中では藍田美豊さんのことを『美豊』と呼び捨てにしていました。
ママとか、お母さんではなくて、最近は下の名前で呼び合う親子も増えていますね。
とくに、この取材兼撮影時に藍田美豊さんが着用していたライダースジャケットは、入夏さんの私物だそうです。
『ジョンローレンスサリバン』のものとのことですが、高校時代からずっと着用しているそうですよ!
まさしく愛着も湧いていることでしょう。
しかし、このライダースをめぐっては、藍田美豊さんにとってジェネレーションギャップもあったようです!
彼女が少女隊として活躍していた10代の頃のライダースは硬さや重さが目立ったというのですが、入夏さんのは柔らかくて着やすかったのだとのことですね。
ヨーロッパの古着専門とはいえ、webショップオーナーである藍田美豊さんにとって、入夏さんは先生的な一面もあるかもしれませんね!
他方、藍田美豊さんが入夏さんに着てもらったのは、スロウガンのスタジャンでした。
こちら、実は入夏さんが実家にいるときも何度か借りたことがあるのだそうです。
親子で刺激しあいながら、ファッションに携わるお仕事ができるというのは羨ましいですね!
さらには、演技にも、チャンスがあれば挑戦したいと意欲を見せている入夏さん。
今後の女優デビューも期待楽しみです!
藍田美豊のほかの子供たちは?夫はどんな人?
長男は1998年10月4日生まれの石丸陸離(いしまるりくり)さん。
石丸美豊さんのインスタグラムを見ても、ツーショットこそ発見できませんでしたが、ご自身はツイッターをされていました。
横顔が女の子っぽいことをご自身でも認めていらっしゃいますが、たしかにお母さんや姉妹に似て美人さんです。
横顔が女すぎる俺です⛩ pic.twitter.com/nXhW6GDp6P
— rikuri ishimaru (@kurikuri_fxxk) 2020年1月16日
他方、カレーを毎日でも食べることができる旨も発言されていますので、食べ物の好みはむしろ、男の子っぽいですね!
なかなか、ロックといいますか、批判的な内容や、放送禁止用語も目立ちます。
社会に対して、何かしら訴えかけたいことがありそうですね。
次女は2002年6月22日生まれの石丸乃晏(いしまるのあん)さんです。
こちらは、2019年のお誕生日には、藍田美豊さんとのツーショットも披露されています。
唇をタコのようにして、お茶目かつかわいいポーズをされていますね!
目なんかは藍田美豊さんにそっくりな気がします!
個性的な名前が印象深いですね。
長女の入夏さんの命名は父親によるものだそうですから、陸離さん、乃晏さんも父親が名付けたのでしょうか。
陸離さんはギタリストとしてバンド活動をしており、入夏さんもライブを観に行くことがあるそうです。
その一方でファッション誌にも顔を見せていることから、姉の影響なのか、モデルの世界にも関心があるのかもしれません。
乃晏さんは『炎の体育会TV』で注目を集めた女性サーファー。
父親がサーフィンをしていたのがきっかけで、小学4年生の時に始めたそうです。
乃晏さんのサーフィン熱は相当なもので、横浜から湘南の茅ヶ崎に引っ越したほど。
2020年は18歳の乃晏さんですが、すでに複数の企業とスポンサー契約を結んでおり、学校に行く前と放課後はサーフィンの練習に励んでいるそうです。
気になる藍田美豊さんの夫については情報がほとんどありませんでした。
海が大好きで、ヨットが趣味なのだとか。
名字は石丸さんと思われますが、下の名前や職業、年齢などについては一切わかりませんでした。
福山雅治さんが大ファンだったことでも知られる藍田美豊さん。
少女隊は、残念ながら日本ではアジア各国ほどの人気は得られませんでしたが、アジアマーケット戦略の先駆者といえるでしょう。
メンバー同士の関係は今も良好なようなので、いずれ再結成のニュースが聞かれるかもしれませんね。

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