元木大介は天才?高校野球で隠し球成功&守備が上手い。清原和博と親密な関係解消?

元木 大介(もとき だいすけ)さんは”くせ者”と敵味方から一目置かれるほど器用な選手でした。

その器用さは高校時代から表れており、球児としては異例とも言える隠し球を使ったそうです。

今回は元木大介さんの天才ぶりや隠し球、清原和博さんとの関係などをチェックして行きます。

元木大介のプロフィール

生年月日: 1971年12月30日

身長: 180cm

出身地: 大阪府豊中市

最終学歴: 上宮高等学校

所属球団: 読売ジャイアンツ(最終所属)

元木大介は本当に天才なのか?

まずは元木大介さんが本当に天才なのかについて見て行きましょう。


元木大介さんは上宮高校時代に3度の甲子園出場を果たし、バッティングも優れていたことから高校通算24本塁打、甲子園でも通算6本塁打を放つなど天才との呼び声がありました。

甲子園での本塁打数は桑田真澄さんらと並んで”歴代2位タイ”という素晴らしい記録でした。

体格自体はそれほど大きなものではありませんでしたが、シャープなバッティングと相手バッテリーの配球を読むなど高校生らしからぬ頭脳プレーを絡めて記録を残しています。

1年の浪人生活を経て憧れの読売ジャイアンツに入団しますが、プロのピッチャーが投げる球に敵わないと自覚するとホームランを捨てて反対方向へ打つ繋ぎのバッティングに転向。

プロに入っても相手の動きを細かく観察する努力を怠らず、生まれ持った洞察力を上手く活かしてチャンスに強い打者、そして相手から嫌われる”イヤな打者”へと成長しました。

経歴的にも高校時代までは天性の才能(天才)で活躍してきましたが、プロという上のステージで生き抜いて行くために方針転換を成功させたのも一種の才能と言えるでしょう。

文字にすると簡単に思えるモデルチェンジですが、実績のある打者にとってホームラン狙いを諦めるのは大変苦しく、その決断を出来ずにプロから去って行く選手は後を絶ちません。

また、タレントでの盛り上げ方や返し方、コーチとしての実績を見る限り非常に頭が良いというのは間違いないので、天才よりも”秀才タイプ”と表現した方が良いでしょう。

元木大介さんは「能ある鷹は爪を隠す」のことわざがピッタリの人物と言えますね。

元木大介は隠し球の名人

ここでは余り見ることが少なくなったプレーの「隠し球」について見て行きます。

隠し球とは走者に気付かれないように野手がグラブの中にボールを隠し、走者が塁から離れた時にタッチをしてアウトにするプレイで、日本だけでなく大リーグでも行われています。

元木大介さんは隠し球を多く成功させた演技派(?)としても有名ですが、本人によると自分だけでなくピッチャーも演技が上手くないと成功しにくいとコツを語っていました。

実際にピッチャーがマウンドで投げる体勢に入らないと走者は塁から離れないので、ボークにならないように上手く演技をしないと成功しないことから最近ではあまり見かけません。

また、元木大介さんは1988年に行われた選抜高校野球(春の選抜)の3回戦「対 高知商」で隠し球を成功させていますが、この時は上宮高校に抗議の電話などが殺到して大混乱に。

寄せられた声の大半は「卑怯だ」であるとか「高校生らしくない」など厳しいもので、これ以後は高校野球で隠し球をするのは暗黙の了解で禁止になったと言われています。

近年でもファウルで粘る「カット打法」を使ったことで批判が殺到していましたが、この件も含めて高校野球における真剣勝負と「らしさ」の兼ね合いを考える必要があるでしょう。

ちなみに、元木大介さんは演技が下手なのは槙原寛己さんだったと披露して笑わせています。

元木大介と清原和博の関係

次は兄貴分として慕っていた清原和博さんとの関係を見て行きましょう。


現役時代は”親分と子分”の関係でテレビや週刊誌に取り上げられるほど親密でしたが、清原和博さんが覚せい剤などで逮捕されて以降は公の場で多くを語ることはありませんでした。

そんな中、有吉弘行さんに間柄をイジられた際にはムキになって清原和博さんとの関係を否定。

さらに、有罪判決が出た際にコメントを取りに行ったマスコミに対して「事務所を通して」と非常に素っ気なく、この対応は清原和博さんのファンから猛反発を受けていました。

急に距離を取った真相は明らかになっていませんが、ノーコメントを貫いているのは冷たいとの声がある一方、人のプライベートについてベラベラ話したくないとの見方もできます。

また、ジャイアンツのコーチを目指していたタイミングとも重なっているので、元木大介さんからすると無用な波風を立てたくなかったというのが本音かも知れませんね。

元木大介は守備も得意だった

ここでは元木大介さんの守備についてチェックしておきましょう。

どちらかと言えばチャンスに強いバッティングのイメージが強いですが、実は守備も上手でポジションも本職の二塁だけでなく内野、外野を問わずに守れる貴重な選手でした。

投手と捕手以外の守備位置をすべて経験しただけに留まらず、いずれも守備率が(.950)を超えているという安定した守備力や対応力はファンや首脳陣から高く評価されています。

現役時代の器用さや持ち前の頭脳が認められて2018年10月にジャイアンツの一軍内野守備兼打撃コーチに抜擢され、2020年シーズンはヘッドコーチとして優勝に大きく貢献。


多くのポジションを守ることができたことで広い視野を持つことができ、それらの経験によって念願だった古巣のコーチになれたと言っても過言ではないでしょう。

その点からしても、まさに「芸は身を助ける」といったところかも知れませんね。

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