田坂広志の病気と家族。禅寺での日々。大病で得た独自の死生観について

工学博士で経営学者の田坂広志(たさか ひろし)さん。

多摩大学名誉教授や田坂塾塾長、社会起業家フォーラム代表など、これまで多くの肩書を持っていた技術者です。

三菱金属の原子力事業部で勤務したのち、内閣官房参与を歴任したこともあります。

さらに技術研究分野のみならず、講演や書籍で独自の死生観を発表してきました。

今回は田坂さんが病気という情報、家族について、禅寺での日々、大病で得た死生観に迫ります。

田坂広志のプロフィール

本名:田坂広志

生年月日:1951年生まれ

身長:不明

出身地:愛媛県、東京都

最終学歴:東京大学大学院工学系研究科博士課程

田坂広志に病気の噂

まず田坂さんが病気という情報に迫ります。

2021年現在、大きな病気ではないようです。


しかし1983年、32歳の時、がんを宣告されました。

「もう長くない」と主治医に告げられてからは、死への恐怖で夜も眠れない、苦しい日々を送っています。

具体的に何のがんだったかは不明ですが、10年の闘病を経ているため、ステージはかなり進んでいたのでしょう。

しかし奇跡的に完治したようで、2021年現在もご健在です。

公式Twitterやメディア出演を通して、コロナ対策について的確な発言をしています。

現代には珍しい、冷静で中立的、的確なコメンテーターとして多くの人から指示されているようですね。

田坂広志の家族

田坂さんの家族についてですが、情報はなくほとんどわかっていません。

1983年時点で両親がいることがわかっているものの、妻、子供については不明です。

自身の発言でも触れられていないので、もしかすると独身なのかもしれません。

寺で過ごした日々

田坂さんは、禅寺で価値観が大きく変わる体験をしています。

32歳でがん宣告された際、絶望していた田坂さんに、両親が禅寺へ行くことをすすめたのです。

病気を患った人々が、その禅寺に行くと、元気になり戻って来るといわれていました。

どこの禅寺かは不明ですが、不思議な力があるとして知られているお寺だったようです。

死への恐怖に駆られていた田坂さんは、すがるような気持ちで禅寺へ向かいます。

しかし、実際に禅寺へ行くと、とくに治療法はなかったのです。

その代わり、毎日みんなが農作業に励んでいました。

そこにいる人々は誰もが、何らかの病気を患っていたそうです。

田坂さんは彼らの姿を見て、何かを感じ取ります。

9日目に禅師と接見した際、とにかく励ましてもらいたかったため、どんなに自分がつらい状況にいるかを訴えます。

しかし禅師は、励ましの言葉をかけることも、治療法を話すこともありませんでした。

ただ一言、「もう命は長くないのか。しかし人間には、死ぬまで命がある」と言ったそうです。

すぐには言葉の意味を理解できなかった田坂さん。

しかし帰りに廊下を歩いている時、気づいたのです。

「人間は死ぬまで命がある。だが自分は、死の恐怖によって生きることを諦め、すでに心が死んでいた」

余命宣告されて以来、将来の死を不安がることだけに、時間を使っていたと気づきました。

そして「いつ死んでも構わないが、死への恐怖で今日をおろそかにしない。今日を精一杯、生き抜こう」と決意します。

こうして心が軽くなった田坂さんは、とにかく今日という日を生き抜くことに専念。


以降、2021年現在まで無事に生き抜いてきたのです。

禅寺での体験が、がん治療に直接効果があったかはわかりません。

しかし少なくとも、禅寺で生きるための気力を取り戻したことは、治療にプラスの影響をもたらしたといえるでしょう。

大病から得た死生観

大病を患い、禅師からの言葉によって気力を取り戻した田坂さん。

禅師は加えて、以下の言葉も投げかけたそうです。

「過去も未来もない。あるのは永遠に続く今。今を生きよ」

この言葉から、田坂さんは独自の死生観を育みました。

誰もがいつ死ぬかわからないのだから、現在をどう生きるかが重要だというものです。

人生100年といわれる時代ですが、誰もがいつ死ぬかわからない状況にあります。

だからこそ死生観という覚悟を持ち、今を懸命に生きることで、良い生き様を残せるのだと主張しています。

2017年、長崎県のハウステンボスで田坂さんは、各界のリーダーに向け「リーダーが定めるべき覚悟」について講演。

スティーブ・ジョブズを例に挙げ、「今日が最後の日」と覚悟して、今を懸命に生きたリーダーの生き様を紹介しました。

多くの人が亡くなった東日本大震災にも触れ、いつ死ぬかわからないことを覚悟し、今日という日を生き抜く重要性を訴えています。


今を大切にすることで、死への恐怖から解放された田坂さん。

先行きの不透明な現代にこそ、その死生観はますます重要になっているのでしょう。

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