ベテラン俳優であり、映画監督としても国際的に評価されている奥田瑛二(おくだ えいじ)さん。
次女の安藤サクラさんは、2014年に『百円の恋』で日本アカデミー賞を受賞し、活躍していますね。
さらに長女の安藤桃子さんも映画監督として活躍中です。
今回は奥田さんについて、娘のサクラさん、孫、桃子さんとの家族模様を見ていきます。
同時に高知県との関係に迫りましょう。
奥田瑛二のプロフィール
本名:安藤豊明(あんどう とよあき)
生年月日:1950年3月18日
身長:175cm
出身地:愛知県東春日井郡高蔵寺町(現在の春日井市)
最終学歴:明治学院大学法学部中退
所属事務所:ゼロ・ピクチュアズ
奥田瑛二の娘は安藤サクラ
サクラさんは、奥田さんと、エッセイストでタレントの安藤和津さんの次女です。
今日は安藤サクラさん誕生日。今や日本を代表する実力派女優と言っても過言ではないでしょう。「愛のむき出し」で面白い人だなあと思ってから10年後、「万引き家族」の告白シーンで奇跡の演技を生み出しました。「百円の恋」の肉体改造もハンパない本気度。「愛と誠」のガム子さんがボクは好きです。 pic.twitter.com/lLfRQOa9mg
— 阿乱隅氏 (@yoiinago417) February 18, 2021
母方の曾祖父は犬養毅元首相という名家に生まれました。
5歳で父の舞台を観て女優を志し、途中で断念するものの、高校時代に再び目指し始めます。
2007年、父の監督作『風の外側』で主演女優の代役を務め、映画デビュー。
2009年に園子温監督の『愛のむきだし』で、カルト教団の勧誘員を怪演し、注目を集めます。
カンヌ映画祭、21年ぶりに日本映画がパルムドール受賞したそうで✨✨
その映画に出演の安藤サクラさんね、NHKドラマのママゴトも凄く良かったしステキな女優さんなんだけど、「愛のむきだし」のコイケ役のインパクトが凄まじくて今でも見掛ける度にドキッとしてしまう。#万引き家族 pic.twitter.com/zfLD0DYg6t— merci*olive @ 🇨🇦 (@cherryjam963) May 20, 2018
以降は着々と話題作へ出演し、人気を獲得。
2013年には、映画『かぞくのくに』で「キネマ旬報ベスト・テン」の主演女優賞を受賞します。
2014年、『百円の恋』で同賞を2年連続受賞。
同作で翌年の日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞しました。
2018年にはNHK朝の連続テレビ小説『まんぷく』でヒロインを務め、お茶の間でも人気を確立しています。
同年の出演作『万引き家族』がカンヌ国際映画祭のパルムドールに輝き、国際的にも注目される実力派女優となりました。
私生活では2012年、俳優・柄本明さんの長男・柄本佑さんと結婚。
安藤サクラさんと柄本佑さん夫妻最強にかっこい夫婦すぎる…お似合い pic.twitter.com/dZZMLZEidK
— 𝐌𝐈𝐋𝐊 (@whiteAngel0001) November 22, 2019
二世俳優同士の大物カップルとして注目されました。
2023年現在も、2人は円満に暮らしているようです。
奥田瑛二の孫は?
サクラさんは2017年に娘を出産しました。
朝ドラでヒロインを務めた際は、家族の協力を得て育児に励んだそうです。
また姉の桃子さんにも娘がおり、奥田さんは2人の孫娘を溺愛しています。
5歳と3歳の孫からは、「えいじい」と呼ばれ、懐かれているそうです。
両親が不在でも、孫たちは「えいじい」とのお泊りを楽しむとのこと。
奥田さんは孫たちのためにご飯も作るそうで、深い愛情を注いでいることがわかります。
孫たちにとっては理想のおじいちゃんといえますね。
長女の安藤桃子は映画監督
奥田さんの長女である桃子さんは、小学生の時点で映画監督を目指していたそうです。
昨日は冬の夏祭り🎵
急遽出番が遅くなりましたが、最後まで応援ありがとうございました😊
会場で安藤桃子さんとお会いしました‼
とっても気さくで色々声をかけて下さり、一緒にお写真まで撮っていただいて感激しました✨
またお会いしたいです❤#安藤桃子 さん#ラフアロ#RUNA#KANON#KAICHI pic.twitter.com/agj0DYK3SL— ラフアロ (@LAUGHALOT_KOCHI) December 9, 2019
高校生の時にイギリスへ留学し、東京藝術大学と迷った末、ロンドン大学芸術学部へ進学しました。
次席で卒業後は、ニューヨーク大学で映画製作を学び、監督助手となります。
2010年に「安藤モモ子」名義で監督した『カケラ』でデビュー。
翌年には小説『0.5ミリ』を出版し、作家としてもデビューします。
2014年に僧侶の男性と結婚し、小説『0.5ミリ』を映画化しました。
同作はサクラさんが主演を務め、姉妹の共作として知られています。
奥田瑛二と高知県との関係
桃子さんの出世作である映画『0.5ミリ』のロケ地となったのが高知県。
『0.5ミリ』の舞台は高知。安藤桃子監督はこの映画の撮影で高知を気に入り東京から移住。 #0.5ミリ pic.twitter.com/SjrA1GuiJX
— キセノンランプ (@ofvaral) November 23, 2014
高知の土地柄に魅了された桃子さんは、2014年に移住を果たしました。
奥田さんも高知に魅力を感じ、親子で「高知県観光特使」に就任しています。
2017年に桃子さんは、高知市内にミニシアター「ウィークエンド キネマM」をオープンしました。
「高知の映画人口を増やしたい」と語り、空きビルを買い取って、スキルゼロながら運営を始めたそうです。
その後は、高知県民だけで作る「高知全生産映画」の公開を目指しています。
奥田さんは父親であると同時に、同じ映画人として、娘を全面的にサポートするつもりだそうです。
2人は高知県の映画人口を増やすことで、映画館周辺の商店街を活性化させ、地域に活力をもたらそうとしているのでしょう。
映画を通した地方活性化を推進してきた奥田親子。
今後も引き続き、家族で日本映画界に、希望の光をもたらしてくれるでしょう。
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