奥田瑛二の妻・安藤和津、結婚馴れ初めとは。自宅、父親は?家系図がすごい!

俳優、映画監督として長年活躍してきた奥田瑛二(おくだ えいじ)さん。

エッセイストでタレントの安藤和津さんと結婚してから、2024年で45年が経ちます。

今回はおしどり夫婦とされる2人について、結婚馴れ初めを見ていきましょう。

また奥田さんの自宅、父親を確認しつつ、華麗なる家系図をご紹介します。

奥田瑛二のプロフィール

本名:安藤豊明(あんどう とよあき)

生年月日:1950年3月18日

身長:175cm

出身地:愛知県東春日井郡高蔵寺町(現在の春日井市)

最終学歴:明治学院大学法学部中退

所属事務所:ゼロ・ピクチュアズ

奥田瑛二と妻・安藤和津の結婚馴れ初め

奥田瑛二さんと妻・安藤和津さんの結婚生活は、日本の芸能界でも特筆すべき物語として知られています。

二人の出会いから結婚に至るまでの経緯は、まるで映画のようなドラマチックな展開を見せました。


この記事では、奥田さんと安藤さんの馴れ初めを中心に、二人の関係性について詳しく見ていきます。

運命のいたずらが結んだ絆

奥田さんと安藤さんの出会いは、まさに「運命のいたずら」と呼ぶにふさわしいものでした。

1978年、当時26歳だった奥田さんは、俳優としての道を歩み始めたばかりでした。

しかし、仕事がなかなか見つからず、アパートの家賃を2年間滞納して追い出されるという厳しい状況に陥っていました。

公園でホームレスのような生活を送っていた奥田さんは、友人に誘われて六本木のクラブでのパーティーに参加することになります。

このパーティーこそが、安藤さんとの運命的な出会いの場となったのです。

安藤さんは、当時モデルとして活動しており、そのパーティーの主役でもありました。


二人の最初の出会いは、決して恋愛感情が芽生えるようなものではありませんでした。

むしろ、奥田さんにとっては「屋根のある家に寝転がれるかな」という打算的な思いが先立っていたようです。

パーティーが終わった後、奥田さんは雨をしのぐため、安藤さんに自宅まで送ってもらうことを頼みました。

この時、奥田さんは自分が追い出されたアパートの住所を告げ、そこまで送ってもらおうとしたのです。

タクシーの中で、奥田さんは翌日の待ち合わせを約束することに成功しました。

こうして、二人の関係は徐々に深まっていくことになります。

安藤さんは、奥田さんの困窮した状況を知り、自宅に招いて食事をごちそうするようになりました。

この行動には、安藤さんの母親の影響も大きかったようです。


安藤さんの母親は面倒見のよい性格で、困っている人を放っておけない気質だったと言われています。

奥田さんは、安藤さん宅でよく食事をごちそうになり、時には宿泊することもありました。

この頃の奥田さんは、本当に食べ物に困っていたようで、安藤さんがお好み焼き屋に連れて行った際には、よだれが足元まで垂れるほどだったというエピソードも残っています。

安藤さんは、奥田さんの素直で生意気な性格に惹かれていったようです。

一方で、奥田さんは安藤さんの作るおかずに文句をつけるなど、甘えた面も見せていました。

二人の関係は、単なる友人関係を超えて、徐々に恋愛関係へと発展していきました。

安藤さんの母親は、奥田さんを娘の結婚相手として認めることに最初は躊躇していたようです。

しかし、奥田さんの誠実な態度や、安藤さんとの相性の良さを見て、最終的には結婚を認めることになりました。


奥田さんと安藤さんは、出会いから約8ヶ月という短い期間で結婚を決意します。

1979年1月、二人は晴れて夫婦となりました。

この結婚は、周囲の人々にとっては驚きの出来事だったかもしれません。

安藤さんは裕福な家庭で育ち、奥田さんは無一文の俳優志望という、全く異なる背景を持つ二人でした。

しかし、二人の間には強い絆が生まれており、それが結婚という形で実を結んだのです。

結婚後の生活は、決して平坦なものではありませんでした。

奥田さんの俳優としてのキャリアは順調とは言えず、経済的な困難に直面することもありました。

また、奥田さんの女性関係の噂も、二人の関係を脅かす要因となりました。


しかし、安藤さんは「いい男と結婚したんだからしょうがない」という母親の言葉に救われ、結婚生活を続けることを決意しました。

二人の関係は、時に激しい喧嘩を経験しながらも、互いを理解し合い、支え合う関係へと成長していきました。

奥田さんは、安藤さんの母親の介護にも積極的に関わるなど、家族への愛情を示しています。

現在、結婚から40年以上が経過した今も、奥田さんと安藤さんは仲の良い夫婦として知られています。

二人の馴れ初めから結婚生活に至るまでの物語は、困難を乗り越えて築かれた愛の証として、多くの人々に感動を与え続けています。

奥田瑛二の自宅

奥田さんと和津さんの自宅についてです。

2人がどこに住んでいるのか、正確な場所はわかりません。

ただ結婚後は、港区のマンションで、別々の部屋を借りていました。

和津さんはマンションの管理人と仲良くなったため、5回ほど同じマンション内で引っ越したそうです。

好条件の部屋が空く度に管理人さんが教えてくれたため、その度に部屋を移動し、違う景色や間取りを楽しみました。

しばらくマンションに暮らした2人ですが、その後、和津さんが母親を介護するため自然豊かな家へ転居。

和風の庭があるマンションで、母親を看取りました。

その後は庭付きの古い一軒家へ移り、リフォームした上で快適に暮らしているようです。

自宅の場所はわからないものの、自然の多い郊外でゆったり暮らしている可能性が高そうですね。

奥田瑛二の父親は?

奥田さんの本名は「安藤豊明」です。

父親は愛知県春日井市で市議会議員を務めた、安藤豊さんでした。

実家が貧しかったため、小学校卒業後すぐ働き、不動産業で成功したのちに政治家となりました。

息子が俳優を目指すことに反対し、代議士の書生の仕事を斡旋しました。

そのため奥田さんは一時期、明治学院大学で政治を学びながら、書生として勤務。


しかし俳優の道を進むため大学を中退したため、豊さんから勘当されるのです。

それでも奥田さんの成功をいちばん願っていたのは、他ならぬ豊さんでした。

息子の結婚に際しては、盛大な式を準備したそうです。

彼の芸能界入りに反対しながらも、心から応援していた豊さんの深い愛情が伝わってくるエピソードですね。

奥田瑛二と安藤和津の家系図がすごい!

奥田さんと和津さんの家系図は、まさに華麗なる一族が織りなしています。

奥田さんの父親は先述の通り春日井市議会議員で、母親は喫茶店経営者だったそうです。

一方で和津さんは、祖父が法務大臣で小説家の犬養健(いぬかい たける)さんでした。

その父で、和津さんの祖父にあたるのが、五・一五事件で暗殺された犬養毅元首相です。

また奥田さんと和津さんの長女が映画監督の安藤桃子さん。

2014年に「キネマ旬報ベスト・テン」で2位に輝いた映画『0.5ミリ』を監督しました。

さらに奥田夫婦の次女で、桃子さんの妹が、女優の安藤サクラさんです。

夫は俳優の柄本明さんの長男・柄本佑さんのため、彼女にとって明さんは義父にあたります。

さらにサクラさんにとって、元国連難民高等弁務官の緒方貞子さんは、再従姉妹にあたるそうです。

芸能、政治、外交などの各分野で華々しい業績を残した人々ばかりですね。


奥田さんと和津さんは、華やかな親類に囲まれ、悠々自適に暮らしているのでしょう。

今後さらに2人の子孫が、各界で活躍し始めるかもしれませんね。

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