角 富士夫(すみ ふじお)さんは44年間に渡ってヤクルト球団に貢献した選手です。
現役引退後は古巣のコーチを経て東京国際大学野球部の監督に就任していました。
今回は角富士夫さんの家族や角盈男さんとの関係などについて見て行きましょう。
角富士夫のプロフィール
本名:角 富士夫 (すみ ふじお)
身長:178cm
血液型:A型
出身地:福岡県糟屋郡宇美町
生年月日:1956年5月31日
所属球団:ヤクルトスワローズ ※選手(1975~1994) ※コーチ(1995~2009)
※1996年から「角 冨士夫」名義を使用していますが、本稿では”角 富士夫”を使用しています。
息子は高校野球で活躍していた
まずは父親と同じく野球の道に進んだ息子について見て行きましょう。
息子の名前は角 鴻太郎(こうたろう)さんといい、日本大学第三高校(日大三)に進学しています。
高校三年時(2009年)には夏の西東京大会で推定飛距離120メートルにもなるホームランを放ち、その後の試合でも俊足を活かした活躍でチームの甲子園出場に大きく貢献。
残念ながら甲子園で目立った成績を残せなかったものの、日本大学第三高校を卒業後は東洋大学に進んで学生野球を続けていたことが確認できました。
しかし、東洋大学では高校時代のような活躍を見せた形跡はなく、外野手としてプレーを続けましたがドラフト会議に引っ掛かることもなく同大学を卒業しています。
大学卒業後は社会人野球ではなく硬式クラブ「京浜野球倶楽部」に加入したそうですが、2023年現在の公式サイトに鴻太郎さんの名前が無いので退団したのかもしれません。
その後の動静について目立ったことは無かったものの、本人の物と思われるフェイスブックには子供と一緒に映っている投稿があったので結婚した可能性もあるでしょう。
プロ野球選手にはなれませんでしたが、そこに至るまでの努力は決して無駄ではないはずです。
※角 鴻太郎 1991年生まれ 右投げ右打ち(外野手)
角富士夫の妻や娘について
次は角富士夫さんを支えた妻や娘について見て行きます。
妻に関する情報を色々と調べてみましたが、名前や年齢に関する情報は見当たりません。
家族ぐるみの付き合いをしている店のブログに「角さん一家が来店」というニュアンスの投稿があったものの、妻の名前など注目すべき情報は掲載されていませんでした。
また、娘さんは2人いると言われており、次女の名前は紗織(さおり)さんと判明しています。
もう1人の名前は分かりませんでしたが、娘さんは2人とも結婚をしているとのことでした。
しかしながら、奥さんも娘さんも一般の方なので余り深く立ち入らない方が良いでしょうね。
角富士夫と角盈男は兄弟?
ここでは同じヤクルトで活躍した角盈男さんと兄弟という噂を見て行きましょう。
ふたりとも「角」という珍しい名字であり、しかも同じヤクルトに所属して活躍したことから角富士夫さんと角盈男さんが兄弟という噂があるそうです。
気になったのでふたりについて調べてみると、生年も同じ1956年だったことが判明しました。
ここまで同じだと双子(二卵性双生児)の可能性も浮上しましたが、千葉県出身の角富士夫さんに対して角盈男さんは鳥取県出身だったので兄弟どころか血縁関係すら無かったのです。
もっとも、ふたりがヤクルトでプレーしたのは1992年だけであり、角盈男さんは社会人から読売ジャイアンツに入っているのでライバルの間柄だった方が長いと言えるでしょう。
しかしながら、プロ野球選手の中で珍しい名字や年齢が一緒するのは不思議な縁を感じますね。
現在は東京国際大学野球部監督
最後に2023年現在における角富士夫さんの活動などを見ておきましょう。
1994年に現役を引退してヤクルトの指導者に転身し、一軍や二軍のコーチ職だけでなく球団の編成グループ次長(フロント)を務めるなど縁の下の力持ちとして貢献しました。
2018年10月末に契約が満了したことで44年勤めたヤクルトを去っていますが、早くも以前から興味があった学生野球の指導者になるべく「学生野球資格の回復」の講習会を受けています。
角さんの資格は2019年2月5日に回復し、それからわずか2日後の2月7日付で東京国際大学の硬式野球部監督に就任することが発表されて大きな話題になっていました。
角さんが野球部監督に就任した経緯は自身の興味だけでなく、同大学で特命教授を務める古田敦也さんから強い推薦があったことが明らかになっています。
選手やコーチとしての経験は言うに及ばず、球団幹部としての実績も評価されたのでしょう。
実際、学生に対して社会人としての在り方も熱心に指導しており、体力や技術だけでなく心も鍛えるという人間教育に挑戦している様子が伺えました。
野球部の目標として「東京新大学リーグ1部」での優勝がありますが、角さんは良い選手を育ててヤクルトに入団させて貢献したいとの願いも持っているそうです。
角富士夫さんの真面目で義理堅い姿はまるでサムライのようであり、人情が紙の如く薄くなった現代社会において注目すべき生き方であるのは間違いないでしょう。
熱血指導で育った素晴らしい選手がヤクルトに入団する日を楽しみに待ちたいところですね。
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