1989年、ドラマ『淋しい女は太る脇役』でデビュー以来、サスペンスや時代劇などへ出演してきた緒形幹太(おがた かんた)さん。
2020年代はあまりドラマや映画に出ていないようですが、現在はどのように過ごしているのか気になりますね。
今回は幹太さんが、現在は書家として活動しているという情報を見ていきましょう。
併せて結婚相手、俳優一家の家族、弟の緒形直人さんとの双子説について確認します。
緒形幹太のプロフィール
本名:緒形幹太
生年月日:1966年11月21日
身長:178cm
出身地:神奈川県横浜市鶴見区
最終学歴:日本大学高等学校
所属事務所:緒形事務所(代表取締役)
現在は書家として活動
幹太さんが書家として活動しているという情報は事実で、2015年にデビューしたことがわかっています。
書家としての名前は「幹山(かんざん)」で、個展開催やポスターの題字担当などで活躍中です。
製硯師・青柳貴史さんと、書家・緒形幹太(幹山)さんらが、宮城県にある硯の産地・雄勝にある御留山(伊達政宗公のための硯を採る硯の山)が無くなる前に、人々の記憶に残すためのプロジェクトの展覧会「#山硯展」が、御茶ノ水の #エスパスビブリオ で11/15まで開催中。 pic.twitter.com/i9Pq5OKYmG
— 月刊 文具 (@gekkanbungu) November 3, 2020
名優だった父の緒形拳さんも、生前は書を好んでいました。
横浜市歴史博物館で開催中の
「俳優緒形拳とその時代」展。
展覧会を記念してつくられた
トートバッグが人気です。只今増産追いかけ中。今の時代に、緒形さんの書「平気」が染みます。12/6迄です。 pic.twitter.com/eH6jgTTvOK— 株式会社East (@TeamEastest) October 8, 2020
先日録画した緒形拳さんの書
なんか柄にもなくウルウルしそう
( >_<) pic.twitter.com/nOM04yDlqL
— アラレ (@okuto_pasu) September 19, 2014
拳さんの書体は、大胆な太い線が特徴的でしたが、幹太さんの作風ともどことなく似ているようですね。
親子で芝居と書を好んでいたことから、血は争えないといえるでしょう。
しかし幹太さんは元々、書道が大嫌いだったようです。
小学校時代、習字の宿題をしていると、父から何度も書き直しを命じられたといいます。
書に厳しい父と共に、嫌々ながら文字を書き続けた体験がトラウマになってしまったのです。
それでも父の死後、彼に対する思い入れが、結果的に幹太さんを書家の道へ進ませたのかもしれません。
2020年には「徹子の部屋」へ出演し、父の作品と思い出について語りました。
どうやら幹太さんは、俳優業から書家業へシフトし、かつて嫌いだった書を生業にしているようです。
厳しかったものの、かけがえのない存在だった父の気配を感じられるからこそ、一心に書を極めようと考えたのでしょう。
緒形幹太の結婚
幹太さんの結婚について詳細を確認します。
正確な時期は不明ですが、幹太さんには妻と娘が2人いるそうです。
ただ奥さんも娘さんも一般人のため、詳しい情報は公表されていません。
幹太さんは俳優一家に生まれましたが、今は書家としての活動をメインにしており、芸能界からはやや遠ざかっています。
そのため娘さんたちも、芸能界には興味があるとしても、女優になる可能性は低そうですね。
彼女たちが父の展覧会を手伝っているとすれば、書道への関心が強まっているのではないでしょうか。
いずれ娘さんたちも書道の世界で活躍し始めるかもしれませんね。
緒形幹太の家族は俳優一家
幹太さんの生まれた緒形家は、俳優一家でした。
父は先述した、俳優の緒形拳さんです。
1958年に劇団「新国劇」の団員となり、1965年の大河ドラマ『太閤記』で主人公の豊臣秀吉を演じ、全国的な知名度を確立。
#黄金の日日#緒形拳 は2年前の『風と雲と虹と』で準主役の藤原純友を演じ、1年あけて本作でのラスボス秀吉役。
かつては『太閤記』主演で大ブレイクし、翌年の『源義経』で引き続き2番手弁慶役で出演したのも有名なところ。(この2年間だけで実に大河ドラマ103話に出演)
まさにミスター大河ドラマ! pic.twitter.com/758DY4wr2W— なまえはまだない (@ye_no_t) May 1, 2021
映画では、『復讐するは我にあり』(79年)や『楢山節考』(83年)などの名作に出演。
2008年に71歳で亡くなるまで、長きにわたって芸能界で活躍しました。
また母は元女優の高倉典江さんです。
拳さんと同じ「新国劇」の女優でしたが、1966年に結婚後は事実上引退。
幹太さんと、弟の直人さんを立て続けに出産し、家事と子育てに専念しました。
俳優だった両親の血を継いで、息子たちは自然な流れで芸能界を志し始めたのでしょう。
弟の直人さんも俳優として活躍し、1992年の大河ドラマ『信長 KING OF ZIPANGU』では主演を務めました。
緒形直人の信長
#これもう本人だろという大河ドラマのキャスティングを晒せ pic.twitter.com/R6paFvkA2y
— 澤宮千春 (@chiharusawamiya) April 17, 2021
映画でも2004年の『世界の中心で、愛をさけぶ』や2018年の『万引き家族』など、話題作に出演しています。
直人さんの妻も、近年では朝ドラ『なつぞら』に出演した、女優の仙道敦子(せんどう のぶこ)さんです。
信じられるだろうか?
雪次郎君の母ちゃんの若いころなのである
#なつぞら
ついでに言うと、仙道敦子さんは「せんどうのぶこ」さんです pic.twitter.com/3AObKm8zbw— etsukou (@etsukou) June 26, 2019
児童劇団「ひまわり」を経て、1980年に時代劇ドラマ『大江戸捜査網』で女優デビュー。
1983年の映画『白蛇抄』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、演技力を高く評価されました。
「白蛇抄」はルミ子姐さんもですが、仙道敦子さんがまた素晴らしいのですよ。もう、今の邦画ではこう言う表現が困難と成りつつ有りますが、これルミ子姐さん主役と思いきや、いやいや、仙道さん演じる女子中学生「鵜藤まつの」の情念の物語なんですよね。男どもは二人の白い肌にひれ伏すのみです。 pic.twitter.com/LXE7QtVGOD
— Dark Knight (@DarkKnight_jp) June 15, 2020
1993年に直人さんと結婚後は実質引退しますが、2018年のドラマ『この世界の片隅に』で復帰しました。
また2人の息子・緒形敦さんも、芸能事務所「スターダストプロモーション」所属の俳優です。
2017年のドラマ『陸王』や、2019年の大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』のほか、CMにも出演してきました。
緒形拳の孫・緒形敦、母からの“声援”に背中押される 『クボタ』新CM「For Smiles./ミャンマー」篇 https://t.co/NrZR3GS2g8 @YouTubeより
このCM泣ける😭
と思ったら#緒形拳 の孫#緒形敦 さんやって😳
びっくり‼️ pic.twitter.com/dJmLqOnoaD— MIHO (@miho_k_reds) June 10, 2020
緒形一族はまさに、芸能界きっての俳優一族といえますね。
緒形直人とは双子ではなく年齢の近い兄弟
ところで、幹太さんと直人さんを双子だと考えた人がいるようです。
兄弟は双子ではありませんが、年齢が重なる時期があるため、双子と思われたのでしょう。
幹太さんは1966年11月21日生まれ、直人さんは1967年9月22日生まれのため、年齢差はわずか10か月です。
@koshion715 確か、緒形直人さん(弟・9月生まれ)と緒形幹太さん(兄・11月生まれ)はちょうど十月十日くらいの間隔なんだよね。これって、4月と3月とかだったら双子じゃないのに同じ学年になっちゃうよね。
— みゆき(たぬ)@神谷さん次は松戸で! (@dgs128128kh) September 8, 2012
つまり9月下旬から11月上旬までの一時期、兄弟の年齢が一致するのです。
結果的に双子説が生じた可能性が高いですが、実際には年齢の近い兄弟でした。
各分野で活躍する息子たちの姿を、拳さんは天国から誇らしく見守っているかもしれませんね。
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