「座頭市」シリーズをはじめ時代劇で活躍した万里昌代(ばんり まさよ)さん。
元々は小柄ながらグラマーな魅力に満ちたスター女優でした。
2023年は86歳となる万里さんの近況を確認しましょう。
また結婚しているのか、身長はいくつかチェックし、女優の経歴と新東宝スターレットとしての活動をご紹介します。
万里昌代のプロフィール
本名:英昌代
生年月日:1937年3月29日
身長:不明
出身地:関東州大連、神奈川県横浜市
最終学歴:関東学院高等学校
万里昌代の現在
万里昌代さんの現在ですが、1980年代以降はどのように過ごしているか不明です。
とくに大きな病気やケガをしたという情報もなく、おそらくどこかで健康に過ごしているのではないでしょうか。
1961年に万里さんは、所属していた新東宝が倒産したため大映に移りました。
三隅研次監督に気に入られ、1962年の『婦系図』ではヒロイン・お蔦役に抜擢されます。
市川雷蔵さん主演の本作は大ヒットし、万里さんは知名度を高めました。
「婦系図」
綺麗な物語だが、余りにもベタな展開に少し息苦しさを覚える。なので、可憐な女性陣(万里昌代、三条魔子)姉御肌な木暮実千代の涙の演技、言わずもがな雷蔵、船越英二、藤村志保等キャストを楽しんだ。自分のお爺ちゃんの死に際や「運び屋」のD.ウィーストと思わず比較して観てしまった。 pic.twitter.com/bmzr9Y0i5I— winona∽ (@winona49552839) June 22, 2020
大映では26本の映画に出演したのち、1970年代以降はテレビに活動の軸を移しました。
『非情のライセンス』や『七瀬ふたたび』などのドラマに出演しますが、1980年代に入るとメディアから遠ざかります。
結婚して家庭に入ったのか、あるいは体調を崩してしまったのか、詳細はわかっていません。
万里昌代は結婚している?
万里さんは先述の通り、1980年代以降はメディア出演していません。
事実上引退したことになりますが、もしかすると結婚して家庭に入ったのかもしれませんね。
彼女が結婚したか不明ではあるものの、引退の理由としては十分あり得るでしょう。
ひっそりと引退し、子供を出産したとすれば、今では孫に恵まれているかもしれませんね。
独身だとしても、幸せな生活を送っていることを願ってやみません。
万里昌代の身長は?
万里さんの身長が気になる人は多いようですね。
彼女の身長は非公表のため、正確な数値はわかりません。
圧倒的な美貌とグラマーな肢体に恵まれていたため、写真だけを見ると高身長にも思えます。
しかし実際に動いている万里さんを見れば、かなり小柄なことがわかるでしょう。
推定身長は150cm後半~160cm前半くらいでしょうか。
低身長ながらも、美貌と色気という武器に恵まれていたからこそ、インパクトある女優として活躍できたに違いありませんね。
万里昌代、女優の経歴まとめ。新東宝スターレットとしてデビュー
万里さんは関東学院高校在学中、「毎日グラフ」の表紙モデルを務めました。
これをきっかけに新東宝からスカウトされ、「第4期スターレット」として入社します。
1956年に『女真珠王の復讐』で映画デビューを果たし、翌年には『スター毒殺事件』で初主演を務めました。
映画『スター毒殺事件』(1958)は、61年前の今日(5月3日)公開されたそうです。
映画撮影所が舞台の作品だけに、中山昭二さんや坂東好太郎さん、宇治みさ子さんなど当時のスター達がカメオ出演しています。
この映画が初主演作となる万里昌代さんが輝いていますね❤️
天知茂さんも素敵です❗️#新東宝 pic.twitter.com/j9cgGHx9yY— № ヒロ吉500 🎠☪️ (@hiroki_k50) May 3, 2019
グラマー路線の女優として順調にキャリアをスタートさせたものの、1961年8月に新東宝が倒産してしまいます。
それでも万里さんの人気女優としての地位が揺らぐことはありませんでした。
翌月に大映と契約し、12月公開の『お兄哥さんとお姐さん』で勝新太郎さんとダブル主演を果たします。
しかも併映作の『強くなる男』にも出演しており、当時を代表するスターだったことがうかがえますね。
翌年には先述した新派の名作『婦系図』のお蔦で、市川雷蔵さんの相手役を務めました。
「急病」を訴えた若尾文子さんの代役として、チャンスをつかんだのです。
さらに同年には『座頭市物語』で勝新太郎さんの相手役・おたねを演じます。
万里昌代
『座頭市物語』出来損ないの兄貴を持つ可憐なおたねさん。良かったなあ!
時代劇で一際輝いてた! pic.twitter.com/qBoN5R5Wm7
— ねろおやぶん (@nerooyabun1) May 22, 2018
彼女は新東宝ではグラマーな魅力を武器に活躍しましたが、大映では清純派ヒロインを多くこなしていました。
しかし清純派の役は飽きられてしまいやすい特徴がありますね。
とくに万里さん自身も、同じような役回りによって演技がマンネリ化していると感じたのかもしれません。
徐々にグラマー路線へ回帰し、1965年の『新鞍馬天狗 五条坂の決闘』を最後に大映から退社。
以降はNHKドラマに多く出演したのち、事実上引退しました。
芸能界そのものに見切りを付けたのか、女優としてのキャリアに限界を感じたのかはわかりません。
ファンにとっては残念なことです。
せめて「女優業をやり切った」と考えた彼女が、別の形で幸せを築くため前向きに引退したと信じたいですね。
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