柳田邦男の再婚相手は伊勢英子。前妻との離婚理由、家族構成まとめ

『マッハの恐怖』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した柳田邦男(やなぎだ くにお)さん。

再婚相手は『モモちゃんとアカネちゃん』シリーズの挿絵で知られる伊勢英子(いせ ひでこ)さんです。

今回は柳田さんの再婚の詳細、前妻との離婚理由を確認したうえで、家族構成をまとめていきます。

柳田邦男のプロフィール

本名:柳田邦男

生年月日:1936年6月9日

身長:不明

出身地:栃木県上都賀郡鹿沼町(現在の鹿沼市)

最終学歴:東京大学経済学部

柳田邦男は再婚前に伊勢英子と対談

1999年に発表された『はじまりの記憶』は、柳田さんと伊勢さんの共著です。

2人が内面の原風景を探しながら、幼少期からの記憶を辿っていくエッセイでした。

柳田さんは前妻との次男を自殺で失っています。

悲しみに暮れていた時期、伊勢さんを挿絵画家として紹介されました。


伊勢さんは38歳のときに、眼疾患により右目が見えなくなっています。

2人はそれぞれ自分にとって大切なものを失っていたのです。

次男を亡くした際の詳細を描いたノンフィクション『犠牲(サクリファイス) わが息子・脳死の11日』。

1995年に発表された本作は柳田さんの代表作で、装丁を伊勢さんが手がけています。

おそらくこの前後に2人は知り合い、お互いの心の傷を癒し合う仲になったのでしょう。

2019年には伊勢さんの絵本原画展「パリ青春彷徨、絵描きへの序章~そしていま」が開催されました。

関連イベントとして夫の柳田さんが講演を行っています。

公私共に二人三脚で歩み続けてきた2人。

2021年現在も夫婦は円満に暮らしながら、つらいことも分かち合いつつ日々を送っているのでしょう。

柳田邦男の前妻は心を病んで離婚

柳田さんは1960年に東京大学経済学部を卒業し、NHKに入局しました。

広島放送局へ配属となり、現地で最初の妻である潔子さんと出会います。

1963年には東京に戻り、社会部へ配属。

全日空羽田沖墜落事故やカナダ太平洋航空機墜落事故などを取材し、着実に実績を積み上げました。

プライベートでは潔子さんと結婚し、息子2人をもうけます。

夫婦での海外取材旅行、きれいな花々に囲まれた生活。

まさに順風満帆な人生を送っていた柳田さんですが、妻は20年以上神経症に悩んでいたそうです。

潔子さんは35歳のとき、当時4歳だった次男が車の事故に遭ったことで、不安と抑うつの重い神経症を患いました。

3歳年上の長男は、大学時代に患ったウィルス性脳炎によって、てんかんの後遺症が残ります。

息子たちの事故や病気によって、潔子さんは精神を患い、苦しみながら生き続けてきたのです。


そして次男も、中学時代に友人がぶつけてきたチョークが原因で右目に怪我を負って以来、精神を病んでしまいます。

結果的に25歳のとき、自ら命を絶ちました。

両親の心には「弓矢が刺さった」ように、深い傷が残ります。

癒えない傷を抱えたまま生きてきた柳田さんは、重い精神病を患った妻を、必死に支えました。

しかし症状は重すぎたため、寄り添うことすら難しくなってしまったようです。

結果的に夫婦生活は崩壊し、離婚に至りました。

柳田さんは妻を支えられなかった罪悪感や息子を失った苦しみに、孤独なまま耐え続けることになります。

そんな中で出会った伊勢さんの存在に、彼は救いを見出したに違いありませんね。

再婚の際は、前妻に対する後ろめたさもあったはず。

しかし柳田さんは残りの人生を生きていくために、支えてくれる伊勢さんとの再スタートを決意したのでしょう。

実際に2人は支え合いながら、長年苦楽を共にしてきたのです。

柳田邦男の家族構成、娘は写真家の石井麻木

柳田さんと伊勢さんには、写真家の娘がいます。

個展開催やCDジャケットの撮影などで活躍する石井麻木さんです。

柳田さんにとって、今は親子3人が正式な家族ということですね。

前妻と長男については、時おり連絡を取り合うことはあっても、他人同士として距離を置いているのかもしれません。

石井さんは取材経験豊富な父の血をしっかり継いでおり、東日本大震災以降は東北に足を運んで被災地を撮り続けています。

展覧会「3.11からの手紙/音の声」をライフワーク的に全国で行ってきました。

2021年には旧杉並区立杉並第四小学校が会場の1つとなります。

立ち入り禁止区域の子供たちはランドセルを取りに戻ることもなく、震災から10年を過ごしました。

今も放射線量が高く、小学校内にランドセルが散らばったままだといいます。

被災地の小学校に思いを馳せる重要性を訴えるうえで、小学校での展覧会開催は大きな意味があるのです。

「現場主義です、完全に」と語る石井さん。


現場に足を運び、現場にいない人にも現場の状況を伝える手段を考えてきました。

こだわりの根底には「偉大なノンフィクション作家である父に恥じない生き方をする」というプライドもあるのかもしれませんね。

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