永島暎子の今。結婚した夫は永島敏行?竜二での演技。長渕剛と共演

日活ロマンポルノ『女教師』でエランドール賞新人賞に輝いた永島暎子(ながしま えいこ)さん。

1983年の映画『竜二』での演技が高く評価され、名女優としての地位を確立しました。

最近の出演作はありませんが、今は何をしているのでしょうか。

また結婚した夫、永島敏行さんとの関係、映画『竜二』での演技、長渕剛さんとの共演作を確認します。

永島暎子のプロフィール

本名:水永輝子

生年月日:1955年7月28日

身長:159cm

出身地:熊本県下益城郡

最終学歴:熊本県立八代高等学校

所属事務所:フリーランス

永島暎子は今、フリーランスの女優

永島さんは2023年現在、68歳です。

2014年の『深夜食堂3』で第7話の「しじみ汁」に出演したのを最後に、ドラマには出演していないようでした。


映画については、2016年公開の『嫌な女』への出演が最後です。

引退してしまったようにも思えますが、今も肩書は現役の女優です。

フリーランスとして事務所に属していませんので、気に入った仕事があれば引き受けるというスタンスを取っているのでしょう。

ちょうど60代に入った前後で出演作がなくなっているため、定年退職したつもりで余生を送ろうと考えたのかもしれません。

乞われれば仕事を引き受けるつもりでいるものの、60代は一般人と同じように第二の人生を楽しみたいのでしょう。

永島暎子は結婚せず夫もなし。永島敏行とは無関係

永島さんの結婚について調べてみましたが、情報はありません。

どうやら未婚で子供もいないという説の可能性が高いようです。

2000年代以降は母親役を演じることも多くなっており、てっきり結婚して子供もいると思っていた人もいるでしょう。

結婚相手が柄本明さんと考えた人もいるようですが、映画『身も心も』で濡れ場を演じたことで生じたガセネタです。

2人は私生活では何の関係もありません。

また俳優の永島敏行さんと関係がある、と考えた人もいるようですね。

「苗字が同じため親子ではないのか」あるいは「年齢の離れた夫婦では」などと憶測する人は多いでしょう。

「顔が似ている」と感じ、親戚同士だと考えた人もいるようです。

しかし2人の永島さんにはつながりがなく、他人同士です。

永島さんは結婚しておらず、芸能界に親戚がいるわけでもないのでしょう。

永島暎子は『竜二』での演技が圧巻

永島さんは1983年のヤクザ映画『竜二』での名演が評価され、ブルーリボン賞やキネマ旬報の助演女優賞などを総なめにしました。

脚本家の金子正次さんが主演・脚本を務め、永島さんは主人公の妻・まり子役を演じています。

映画は大ヒットしたものの、金子さんは公開から間もなく、癌性腹膜炎により33歳の若さで亡くなりました。

永島さんは2011年に行われたインタビューで「大切な作品で、金子さんの遺作でもあるので、気軽に観られない」と語っています。

竜二の妻は、金子さんが、永島さんに演じてもらう前提で創り上げたキャラクターです。

金子さんが映画『女教師』での彼女の演技を気に入ったため実現した共演でした。

渡された『竜二』の脚本に感動し、オファーを引き受けたそうです。

インタビューでは金子さんのことを「一本木で優しかった」と語り、「義」の人だと振り返りました。

彼はきっと、寿命がわずかであることを感じながらも、映画にすべての力を注ぎ込んだのでしょう。

永島さんの目に映った金子さんの姿は、純粋で美しい心を持った映画人だったに違いありませんね。

永島暎子と長渕剛の共演作は『オルゴール』

永島さんと長渕剛の関係が気になる人は多いようですね。

2人は1989年公開のヤクザ映画『オルゴール』で共演しています。

同作は黒土三男さんの初監督作にして、長渕さんの初主演映画でした。

永島さんが演じたのは、主人公の元妻である早苗役です。

事実上、『竜二』を真似したか印象がぬぐえない作品であり、評価はそこまで高くないようでした。

ただ永島さんが演じる薄幸のヒロイン像はインパクトが強く、観る人の胸を打ってきたようですね。

あまり出番は多くなくても、初めて演技をする長渕さんに比べれば、高い演技力が目立ったはずです。

永島さんの演技力を確かめられる作品のため、一見の価値はあります。


ただ『オルゴール』を観るくらいなら、『竜二』を見た方が良いと考える人が圧倒的多数なのも事実。

ひとまず両作を観て、より好みの作品だけ見返してみるのが良いでしょう。

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コメント

  1. 永島さんは顔もきれいだったが、とにかく声がいい。女の私でもすごく色っぽい(いやらしくなく)。彼女以上の声の良い女優を知らない。