『それいけ！アンパンマン』のドキンちゃん役、『ドラゴンボール』シリーズのブルマ役などで有名な鶴ひろみ（つる ひろみ）さん。
2017年の急死の報道は、多くのファンに衝撃を与えました。
今回は、鶴ひろみさんの死因に迫ってみたいと思います。
結婚歴や家族についての情報も、一緒に見ていきましょう。
鶴ひろみのプロフィール
愛称:鶴ちゃん、つるち
本名:靏（つる）ひろみ
生年月日:1960年3月29日
身長:160cm
出身地:北海道千歳市
最終学歴:神奈川県立鶴見高等学校
所属事務所:青二プロダクション（最終所属）
死因となった車内での大動脈解離
鶴ひろみさんは、2017年11月16日、首都高速上に停車した車の中で、意識不明の状態で発見されました。
すぐ病院に運ばれたものの、そのまま息を引き取っています。
死因は、大動脈解離であることがわかりました。
大動脈解離とは、大動脈の内膜が裂けたことが原因で、外膜と内膜の間にある中膜に血液がたまる病気です。
症状がひどくなると、外膜まで破れてしまう大動脈破裂が起こります。
鶴さんの場合は破裂ではなく解離だったようですが、解離でも意識を失ったり、ショック状態になったりすることがあるようです。
車の中で発見された鶴さんも意識がない状態だったそうなので、重い症状が出てしまったのでしょう。
大動脈解離の症状としては、胸の激痛もあります。
刺すような強い痛みは、腹や背中、足などに移っていくこともあるのだとか。
鶴さんは、運転中に痛みに襲われ、慌てて車を停車させたものと思われます。
発見されたとき、車にはきちんとハザードランプがついていたそうです。
突然の激痛に苦しみながらも、他の人が事故を起こさないよう、すぐに点灯させたのでしょう。
そうした行動に対して、『それいけ！アンパンマン』などで共演している佐久間レイさんは、このようにコメントしています。
さりげなく、温かく、どこまでもまっすぐな人。それが私の中の鶴ひろみさんです。ハザードをつけていたと伺った時、鶴さんらしいなと思いました。
急に強烈な痛みを感じた場合、パニックに陥ってしまい、普段通りの行動ができなくなったとしても不思議はありません。
それでもしっかりとルールを守り、他の人を危険に巻き込まないよう配慮した鶴さんの行動は、素晴らしいものです。
運転中に突然体調不良になり自動車を暴走させてしまった系の事故のニュースを聞くたびに、自動車をしっかり停車させてハザードランプを付けてから意識を失い大動脈解離で亡くなった鶴ひろみさんのすごさを思い出すん
— アミエッタ (@kirietta) June 9, 2019
訃報が報道された際は、共演した有名声優も次々にコメントを投稿しました。
鶴ひろみさんが亡くなられた事実を受け入れられません。カッコよくて、ユーモアがあって、繊細で優しくて。姉の様な存在でした。ドキンちゃんがあんなに魅力的なのは、鶴さんの卓越した演技力とセンスによるものと常に感じていました。舞台でも素敵で、いつか共演をと話していたのに。只々悲しいです。
— 山寺宏一 (@yamachanoha) November 17, 2017
「アンパンマン」で鶴ちゃんに会うのが楽しみだった…
会えばゴルフの話で盛り上がる…
年とって、好きなゴルフ出来なくなると嫌だから、出来る内にいっぱい楽しむんだって…忙しい仕事の合間に入れたゴルフの予定聞いて「凄っ！」って2人で爆笑！
そんな鶴ちゃんの笑顔と声…今もこれからもずっと…— 勝生真沙子 (@GAKOSAMADA) November 17, 2017
ちなみに、2021年に亡くなった漫画『ベルセルク』の作者・三浦健太郎さんの死因も急性大動脈解離。
三浦さんの訃報を知り、鶴さんのことを思い出す人も多かったようです。
大動脈解離ということで、鶴ひろみさんもトレンドに。
鶴ひろみさんが大動脈解離で亡くなってから今年で4年になるのね…… pic.twitter.com/hUFlCCBXbj— にゃぶう⭐☆☆☆☆ (@Nyaboo) May 20, 2021
大動脈解離は、発症したら助からない病気というわけではありません。
石原裕次郎さん、加藤茶さん、笑福亭笑瓶さんなども大動脈解離で入院しましたが、治療を受けて回復しています。
鶴さんも、もう少し早く発見されていたら、助かっていたのかもしれません。
57歳という若さで亡くなってしまったのは、とても残念です。
しかし、鶴さんの声は、動画配信サービスなどを利用すれば、いつでも聞くことができます。
鶴さんが心を込めて演じたキャラクターたちを、これからもずっと愛していきたいものです。
鶴ひろみと結婚した旦那は難波圭一
鶴ひろみさんは、同じ声優の難波圭一さんと結婚していたことがあります。
難波圭一さん64歳の誕生日🍰#難波圭一 #ドラザキッド #ドラえもん #セーラームーン #ゾイサイト pic.twitter.com/odHiIzvdfn
— YUSUKE 低浮上 (@RRXST1Ar05J10b9) August 26, 2021
難波圭一さんの代表的なキャラクターは、『タッチ』の上杉和也、『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』のポップなどです。
鶴さんとは、1984年の海外ドラマ『超能力プリンス マシュー・スター』での共演がきっかけで交際し、1985年に婚約しました。
アニメでの共演作は、難波さんがメインキャラを務めていた1985年の『タッチ』。
鶴さんは、マネージャーの西尾佐知子役で出演しています。
1987年にも、『きまぐれ☆オレンジロード』で共演。
鶴さんはヒロインの鮎川まどか役、難波さんは主人公のクラスメイト・小松整司役を務めました。
はっきりした時期は不明ですが、その後、2人は離婚しています。
離婚の理由については公表していないようで、詳しい情報は出ていません。
難波さんは声優の荘真由美さんと再婚しましたが、鶴さんは亡くなるまで再婚しなかったようです。
鶴ひろみの家族
鶴ひろみさんの家族は一般人であり、詳しい情報が公表されている人はいません。
そのため、真実は不明ですが、父親は自衛官、祖父は元警察官という噂があります。
本当だとすると、かなり厳しい家庭で育ったのかもしれません。
また、鶴さんにはお姉さんがいるようです。
劇団ひまわりに一緒に入団したという情報がありました。
3月29日は、今は亡き声優の
鶴ひろみさんの誕生日(1960年)。
突然の旅立ちから、この秋で4年。
18歳での声優デビューから、亡く
なる寸前まで第一線で活躍。ちな
みにそれ以前は、劇団ひまわりに
お姉さんと所属。小学校3年の時
「コメットさん」の第63話で、
子役デビューを飾りました。 pic.twitter.com/s7uuJJjlTI— オダブツのジョー (@odanii0414) March 28, 2021
お姉さんも女優を目指していたのかもしれませんが、その後の活動に関する情報は出てきません。
お芝居をしていたのは子供の頃だけであり、芸能とは関係のない仕事に就いた可能性もありそうです。
鶴さんには、息子や娘の情報もありませんでした。
難波圭一さんと結婚した際、子供はもたなかったようです。
堀川りょうは英語がうまい＆独特な関西弁の理由。養成所や声優学校での活躍、所属事務所
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