元ミス・ユニバース関東代表で、女優デビュー後は映画、サスペンスドラマ、舞台に数多く出演していた白都真理(しらとまり)さん。
一時期は海外に住むなど日本の芸能界を離れていましたが、2023年現在はどのような状況なのでしょうか。
プライベートでの結婚事情や鎌倉でレストラン経営という噂、家族構成なども気になります。
清水健太郎さんと共演した伝説のカルト映画をはじめ、経歴もまとめました。
白都真理の現在&気になる結婚
2010年代初頭までは芸能活動を控えていたという白都真理さん。
英語での演劇メソッドを学ぶためにアメリカやカナダに渡ったり、子宮内膜症を患ったり、芸能界の人間関係に疲れたりしたことが理由のようです。
長らくの沈黙を経て、女優として復帰したのは2013年の主演舞台『小さな奇跡の物語』。
以前にくらべて出演作は激減したものの、インタビューでは「お芝居は天職」と女優業に意欲をみせており、アートプロモーションの公式HPにもプロフィールが紹介されていることから、女優業を引退していないことは明らかです。
そんな白都真理さんのもうひとつの顔がレストラン経営者。
もう10年以上もオーナーをつとめているのが鎌倉にある「Vin(ヴァン)茶家 OMOTE」です。
海外生活の経験から、世界のワインや食文化にも造詣が深い白都さん。
食材の仕入れからワインのセレクトまでを自ら行うほど本格的なオーナー稼業なのだそう。
気になる結婚については、2015年の時点で独身であることがわかりました。
当時のインタビューでは、過去に交際した男性はいるものの、最近は結婚願望があまりないと発言。
鎌倉に来てからは、一人の人間としてのつながりを大切にしたいと述べています。
その後も結婚のニュースは聞こえてこないので、おそらく2023年現在も独身であると思われます。
白都真理は鎌倉でワイン茶屋を経営
白都真理さんが営む「Vin茶家 OMOTE」は、鎌倉市小町の閑静な住宅街にあるワイン茶屋。
外観は煉瓦造りの上品な洋館で、一軒家をそのまま利用したレストランです。
お店には、ワインに精通した白都さんが厳選した世界のワインを100本以上常備。
メニューの考案も彼女がしているそうで、和洋折衷のヘルシーな家庭料理が楽しめます。
口コミによると、料理のお値段がやや高めではあるものの、喧騒が嘘のように静かで、古都鎌倉の風情に癒される、すばらしい環境のお店とのこと。
鎌倉散策の休憩にはぴったりかもしれませんね。
BGMはクラシックで、玄関で靴を脱いでスリッパに履き替えるという情報もありました。
白都真理の家族は?従妹は杉田かおる
2023年に65歳を迎える白都真理さん。
私生活では今なお独身を貫いていると思われますが、独り暮らしなのか、家族の誰かと同居しているのかは不明です。
両親や兄弟姉妹に関する情報もありません。
ですが、家族について調べていると、意外な親族がいることがわかりました。
その方は女優の杉田かおるさん。
杉田さんは白都さんの従妹にあたるそうです。
鎌倉に来てからは以前より距離が縮まり、頻繁に会うようになったという二人。
もともと白都さんが女優の仕事に興味をもったのも、杉田さんのドラマ撮影を見学したことがきっかけだったそうです。
清水健太郎と共演したカルト映画『人魚伝説』
大河ドラマで女優デビューという幸運をつかんだあと、数々のドラマや映画で活躍した白都真理さん。
なかでも異彩を放ったのは、1984年の『人魚伝説』です。
同作は、石井聰亙さん、高橋伴明さん、相米慎二さんら当時の若き才能が結集したディレクターズ・カンパニーの第1作。
メガホンをとったのは池田敏春監督でした。
原発誘致の利権をめぐる陰謀で殺された夫のため、海女の新妻が復讐の鬼と化すというバイオレンスアクションで、40年近くたった今も映画ファンの間で語り継がれる人気のカルト作です。
白都さんが演じたのはヒロインの佐伯みぎわ。
殺された夫の友人で、町の実力者の息子である宮本祥平を演じたのが清水健太郎さんでした。
【映画の美男美女画像】(144)
白都真理
清水健太郎『人魚伝説』
1984年
監督:池田敏春#映画美女 #映画美男 #白都真理 #清水健太郎 #人魚伝説 #池田敏春 #映画の美男美女画像 pic.twitter.com/Tl4oyydTGD— 小諸橋マイルス@歌謡曲生活者 (@miles_kom) April 13, 2020
白都真理さんは同作でヨコハマ映画祭と湯布院映画祭の主演女優賞を受賞。
清水健太郎さんはこの年、『海燕ジョーの奇跡』『湾岸道路』『修羅の群れ』を合わせて4本の映画が公開されています。
残念なことに、池田敏春監督は2010年12月、『人魚伝説』のロケ地だった伊勢志摩の海で自ら命を絶ってしまいました。
みちのく後楽園に清水健太郎が来て失恋レストラン唄う。
何故呼ばれたか?♪ねぇマスターねぇマスターねぇマスター早く~♪を合唱するためw
ご本人歌詞間違えてたよ私は銀座NOWからレコード持ってたんだから知ってんだい!#清水健太郎 #リングでピョンピョン #みちのくプロレス#聖シミケン学院 pic.twitter.com/ZiLeoiK0my— てしがーら (@teshiga_ra) June 15, 2018
白都真理の経歴
白都真理さんは桐朋学園芸術短期大学在学中にミス・ユニバース関東代表に選抜されて女優の道を歩みはじめます。
1979年、大河ドラマ『草燃える』で若狭局役に大抜擢されて女優デビュー。
翌年にゴールデンアロー放送新人賞を受賞。
その後も順調に出演作を重ね、1984年に映画 『人魚伝説』で 初主演。
1985年には『人魚伝説』でヨコハマ映画祭と湯布院映画祭の主演女優賞に輝きます。
#人魚伝説
池田敏春監督映画の傑作であり原発問題に警報を鳴らした一作でもある。夫の無実を晴らそうとする海女の妻を白都真理が美しくエロティシズムを見せながら演じていて素晴らしい。
バイオレンスとエロティシズムが上手く融合して不思議な美しい映画になっている。#1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/HeC4ZBXy49
— モンタナS(引用お断り🙇) (@montanas1968) February 3, 2019
2時間サスペンスドラマ全盛期にも多くの作品に出演していました。
1996年からはアメリカやカナダに居住。
その後、芸能活動から遠ざかった時期がありましたが、2013年、銀座博品館劇場の『小さな奇跡の物語』の主演をつとめて復帰しています。
清純派の女優でありながら、エロス&バイオレンスが盛りだくさんの映画にも果敢に挑んだ白都真理さん。
かつて見せてくれた妖艶な姿も復活してもらいたいと思うファンはけっして少なくないでしょう。
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